このブログは桜井淳水戸事務所と桜井淳カリフォルニア事務所の(1)業務内容(2)桜井淳個人情報(3)米国での活動内容(4)専門家養成のための学術セミナー開催案内等を掲載するHP代わりの硬いブログです。スタッフが交替で最新情報の更新や新項の追加をしています。 各項を順序よく読むと(a)事務所業務内容紹介(b)桜井所長学歴(c)哲学(d)著書(e)学術セミナー(f)米国での活動内容等、情報の価値が分かります。ここに記載した情報の信頼性は、他のいかなる組織・団体・文献・電子情報よりも、格段に高く、すべての判断基準になります。情報の信頼性については両事務所のスタッフがすべて責任を負います。著作権・情報のオリジナリティを確保するため、本ブログの内容のコピー・事実関係の引用・電子媒体へのリンク等は、すべて禁止します。不正行為を確認した場合には米国感覚で法的手続きを行います。事務所への連絡・メッセージは、各項の欄外のメールマークをクリックすれば、わかるように、アメーバ会員に手続きすれば、誰でも、自由にできます。ただし、送信者の身元は、サイバーエージェントによって管理されています。

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Wed, March 04, 2009 stanford2008の投稿

【事務所報告】3月に開催される学術セミナー

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「第3回弘道館・偕楽園公園の歴史・自然探訪セミナー」開催案内-偕楽園観梅シーズンコース-


(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 水戸市には、市街地隣接公園としては、ニューヨーク市セントラルパークに次ぎ、世界第2位の面積を有する偕楽園公園(偕楽園・千波湖・千波公園・桜山公園からなる周囲7kmの複合公園)と江戸時代末期に開設された学問所の弘道館があり、観梅期・桜期・新緑期・紅葉期に、それらの歴史をたどり、7kmの自然探訪を行います。千波湖わきの桜川には、秋頃、太平洋から那珂川を経て、鮭がさかのぼります。水戸市在住30年(偕楽園公園は毎日の散歩コース)の桜井淳所長が学術文献(水戸市立博物館『千波湖の自然』(1987)、名越時正『水戸藩弘道館とその教育』(茨城県教師会、2007)、鈴木英一『水戸弘道館小史』(文眞堂、2003))を基にして歴史を語り、自然探訪の案内役を務めます。東京から特急で約1時間の水戸駅、歩きやすい服装と靴でご参加ください。


集合場所 水戸駅 10:00
10:00-12:00 弘道館(徳川斉昭が江戸末期開所の学問所)の展示品見学と歴史・自然探訪
12:30-13:00 千波湖(2万年前にできたとされる)の歴史・自然探訪
13:00-14:00 偕楽園(徳川斉昭が江戸末期開園)の歴史・自然探訪
14:00-14:30 桜山公園の歴史・自然探訪
14:30-15:30 徳川博物館入館
15:30-16:30 千波公園の歴史・自然探訪
16:30-18:00 自由討論

(3)担当者 桜井 淳と桜井淳水戸事務所スタッフ1名
(4)配布資料 桜井作成資料等
(5)応募資格 弘道館・偕楽園公園の歴史と自然に興味を持っている者。
(6)定員 20名
(7)実施日時場所 2009年2月28日それから3月7, 14, 21, 28日(土)
(8)申込先 桜井淳水戸事務所セミナー事務局
(9)参加費 10000円



「第18回モンテカルロ法による中性子遮蔽安全解析セミナー」開催案内-WW法最適ウェイト下限値推定法-


(1)主催 モンテカルロシミュレーション研究会(代表 桜井 淳)
(2)実施概要

10:00-11:00 MCNP WWG理論(衝突確率調整法含む)
11:00-12:00 MCNP-4C2インストール及び最も簡単な鉄球体系での計算演習
13:00-15:00 FNS 14MeV中性子の鉄深層透過問題(1m)計算演習
15:00-16:00 核分裂中性子の鉄及びコンクリート深層透過問題(1m)計算演習
16:00-16:30 質疑応答

(3)演習計算担当者 桜井 淳
(4)テキスト 当日配布
(5)応募資格 パソコンでMCNPを利用した中性子・光子遮蔽計算をしたい者(大学院生歓迎)
(6)定員 5名(一対一の面接方式での指導を行います。)
(7)実施日時場所 2009年3月30日(月)、水戸市民会館3F小会議室(水戸市中央1-4-1) 水戸市役所隣接施設(水戸駅南口徒歩5分)
(8)申込先 桜井淳水戸事務所セミナー事務局

(9)参加費 10000円
(10)参加者報告事項 持参PCのOSと処理速度(何GHz)

(11)注意 将来、最先端の研究に利用する場合、セミナーで習得したインストール法により、最新版のMCNP-5を組織内で自身の責任でインストールして下さい。誰にでも簡単にできます。なお、計算コード利用には、管理機関の許可が必要ですので、RIST HPから利用手続きをしておいてください。



「第16回モンテカルロ法による核燃料サイクル施設の臨界安全セミナー」開催案内


(1)主催 モンテカルロシミュレーション研究会(代表 桜井 淳)
(2)実施概要

1日目(初歩的計算)
10:00-11:00 モンテカルロ法による臨界固有値計算に必要な基礎知識
11:00-12:00 MCNP-4C2インストール及び最も簡単な球体系での臨界固有値計算演習
13:00-14:00 JCO沈殿槽事故時U溶液体系及びその他の実施設臨界固有値計算演習
14:00-16:00 実施設模擬8種(Los Alamos Criticality Primerの演習問題)の溶液体系の入力作成及び臨界固有値計算演習
16:00-16:30 質疑応答
  
2日目(実際的実験解析)
10:00-16:00 各種TCA軽水炉燃料棒未臨界体系臨界固有値計算演習(指数実験値未臨界度0.63-0.999との比較)。TCA燃料棒配列体系17×17, 16×16, 14×14, 11×11, 8×8, 17×11, 17×5, 17×17-7×7, 17×17-12×12, 17×17-144, 17×17-206(詳細は、桜井・山本「指数実験及びモンテカルロ計算により評価された未臨界度の比較」、日本原子力学会誌, Vol.40, No.4, pp.52-59(1998) 参照)。
16:00-16:30 質疑応答

(3)計算演習担当者 桜井 淳
(4)テキスト 当日配布
(5)応募資格 パソコンでMCNPを利用した臨界計算をしたい者(大学院生歓迎)
(6)定員 5名(一対一の面接方式での指導を行います。)
(7)実施日時場所 2009年3月31日(火)、水戸市民会館3F小会議室(水戸市中央1-4-1) 水戸市役所隣接施設(水戸駅南口徒歩5分)
(8)申込先 桜井淳水戸事務所セミナー事務局

(9)参加費 30000円
(10)参加者報告事項 持参PCのOSと処理速度(何GHz)

(11)注意 将来、最先端の研究に利用する場合、セミナーで習得したインストール法により、最新版のMCNP-5を組織内で自身の責任でインストールして下さい。誰にでも簡単にできます。なお、計算コード利用には、管理機関の許可が必要ですので、RIST HPから利用手続きをしておいてください。

Wed, March 04, 2009 stanford2008の投稿

【事務所報告】桜井淳所長の最近の講演内容-モンテカルロ研究の現状と課題-

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【講演要旨】米ロスアラモス国立研究所は、連続エネルギーモンテカルロ計算コードの開発に着手してから半世紀弱になり、その間にかかったあらゆる費用を合計すると、数十億円にも達しますが、それでもなお完成しておらず、MCNP version 6の公開も大幅に遅れており、これまでの公表資料から判断すれば、version 6に追加される新機能は、①50GeVまでの陽子輸送計算、②いわゆる"フロリダ大学方式"の自動分散低減計算、③それから、非公式ではあるが、私と開発リーダーの間の私信では、中性子断面積の共分散を取り入れた総合的誤差評価とされており、それぞれの歴史的意味は、①が世界のモンテカルロ計算の多種類粒子化と高エネルギー化、②が長い間の念願であった誰にでも確実に的確なウェイト下限値が設定できる遮蔽体物質深層透過計算の救世主的機能と解釈できますが、②と③が実用化されれば、世界において、まだ、どこも成功していない、本当の意味でのモンテカルロ計算の普及を決定的なものにする"ロスアラモス革命"が達成されることになりますが、②も③も単純ではなく、version 6でどこまで解決され、version 7に何が残されているのか、大変興味ある問題ですが、日本では、原子力施設の許認可において、モンテカルロ安全評価法の採用は、臨界安全解析では、トラック競技にたとえれば、すでに、第四コーナーに達しており、遮蔽安全解析では、大幅に遅れ、原子力機構-加速器機構共同建設の陽子加速器研究複合施設J-PARCにおいて初めて採用されたに過ぎず、トラック競技にたとえれば、まだまだ、第一コーナーにおり、これからといった状況にあり、私は、数年以内に第四コーナーまで持って行きたいと考え、まず、申請側と審査側が審査の共通認識を持てるような標準的なハンドブック(『モンテカルロ計算ハンドブック』、日本原子力学会、2006)の作成や申請側と審査側に携える専門家の養成(各種モンテカルロセミナー開催、なお、日本のモンテカルロ教育の現状については、『炉物理の研究』、日本原子力学会、No.61,(March, 2008)参照)を行っており、モンテカルロ安全評価法が原子力施設の標準的手法に位置づけられるためには、まだまだ、先が長く、もっと、努力しなければならないと痛感しており、日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会の委員各位には、がんばっていただきたいと期待しています。

Wed, March 04, 2009 stanford2008の投稿

桜井淳所長による『ユダヤ教の精神構造』(東大出版会)の研究手法の構造分析及び換骨奪胎法の検討

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Wed, March 04, 2009 stanford2008の投稿

桜井淳所長が語った田母神俊雄氏のエッセー「日本は侵略国家であったのか」の感想-中学生に劣る認識-

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Wed, March 04, 2009 stanford2008の投稿

桜井淳所長から親しい友人のX先生へのメール-礎に神学を設けた場合のこれまでの学問の形式的体系化-

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X先生


禁酒(年数回のお祭り・冠婚葬祭・会食等の社会的お付合いは範囲外です)してから、訪問先や買い物の内容が一変してしまいました。飲酒は、確かに、ストレス解消によく、時には、人付き合いや会話の潤滑油となり、大きなメリットがありますが、その反面、体への負担もあり、特に、私のように還暦を過ぎると、長生きのために、体をいたわらなければならないという現実に直面しています。いまは、1日のうち、たびたび、日本茶を飲み、時には、スイーツを口にし、至福のひと時を楽しんでいます。

信者ではなく、ただ、教養として、高校1年生の頃から新約聖書の一部からなる『聖書』を読み続けていましたが、ユダヤ教とキリスト教(旧約聖書まで含む)、それから、儒教、仏教、ヒンドゥー教、イスラーム教を意識的に勉強するようになったのは、先月15日に東大大学院人文社会系研究科のH先生に会って以降でした。

研究対象としての神学に対し、H先生と質疑応答する過程で確認した神学研究の体系は、つぎのようなピラミッド構造になると認識しています。

----------専攻する神学(ユダヤ教やキリスト教)----
---------神学哲学・神学倫理学-----------------

--------比較宗教学のための儒教---------------
--------比較宗教学のための仏教---------------
-------比較宗教学のためのヒンドゥー教-----------
------比較宗教学のためのイスラーム教-----------
----基礎となる学問は旧約聖書(46冊)・新約聖書(27冊)
(ヘブライ語やギリシャ語で記載された一次資料の解読

による聖書解釈学と史的実証学)-------------------

よって、私の技術論と安全論を中心に、形式的に体系化すれば(暫定的に精神構造や専門的整合性を二の次とした機械的分類)、つぎのようなピラミッド構造になります(検討継続中)。

--------------安全論----------------------
--------------技術論-----------------------
----------専攻する神学(ユダヤ教やキリスト教)--
---------神学哲学・神学倫理学---------------

--------比較宗教学のための儒教---------------
--------比較宗教学のための仏教-------------
-------比較宗教学のためのヒンドゥー教---------
------比較宗教学のためのイスラーム教---------
----基礎となる学問は旧約聖書(46冊)・新約聖書(27冊)
(ヘブライ語やギリシャ語で記載された一次資料の解読

による聖書解釈学と史的実証学)-------------------
-世界と日本の歴史、哲学(プラトン、ヘーゲル、マルクス

等)、これまで蓄積した専門知識(物理学、炉物理、原子力

安全、社会科学)--------------------------------

これまで、大学に正式に在籍した期間は、11年になり、非公式期間3年間も含めれば、14年間になります。長くなり過ぎました。6年前には、東大大学院総合文化研究科での社会科学の研究が最後になると思っていましたが、予定外の成り行きから、さらに、東大大学院人文社会系研究科(専攻は、①基礎文化研究専攻、②日本文化研究専攻、③アジア文化研究専攻、④欧米文化研究専攻、⑤社会文化研究専攻、⑥文化資源研究専攻、⑦韓国朝鮮文化研究専攻の七つですが、私は、①基礎文化研究専攻の中の研究室にお世話になります)で、しばらく、神学の学習と研究をすることになりました。これまで、関係文献を読み(「旧約聖書」「新約聖書」「新約聖書物語」「ナザレのイエス」「ユダヤ教の精神構造」「梅原猛著作集第9巻」「チベットのモーツアルト」(以上については本欄バックナンバー参照)、ただし、「新約聖書」については、教養として、高校1年生の頃から熟読吟味していました)、意外と良く理解できることに気づき、気をよくしています。そのため、単なる学習に留めず、何年必要かまだ分かりませんが、プロとして、原著論文や解説論文や専門的な哲学の講演ができるようなレベルに到達できるような修行をしたいと考えています(まだまだ不確実性の中での試行錯誤ですが、博士論文のまとめも夢ではないと考えています)。すでに、米東部超一流大トップ3校の大学院神学研究科の概要と研究内容も把握しており、将来的には、新たな関係が生じることを期待し、努力して行きたいと考えています。


ところで、人間は、どうして、競争したり、優越感を持ったり、怒ったり、するのでしょうか。私は、最近、悟りを拓き、結論は、他人の価値基準に依存し過ぎるためです。必要なのは、自身の価値基準のように思えます。生きるということはいかに自身の価値基準を作り上げるかではないでしょうか。そう考えると、不思議と、怒り等がすべて消えてしまうものです。これは仏教の悟りにつながるものです。



桜井淳

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