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ヨドバシカメラ マルチメディア AkibaはPS3本体同梱版が飛ぶように売れる
【『バイオハザード5』&PSP新色発売日リポート】

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●ニンテンドーDS用ソフト『セブンスドラゴン』も好調なスタート
 

 2009年3月5日、カプコンの世界的大作ソフト『バイオハザード5』(プレイステーション3、Xbox 360用)と、PSP(プレイステーション・ポータブル)のカーニバルカラーズ、さらにバンダイナムコゲームスのプレイステーション2用ソフト『スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク』、セガのニンテンドーDS用ソフト『セブンスドラゴン』など多くの注目商品の発売が重なるという年度末商戦最大の発売ラッシュを迎えた。その発売開始前後の模様を、都内大手量販店で取材した。

 

 ゲームソフトのメッカである秋葉原最大の量販店、ヨドバシカメラ マルチメディア Akibaに最初の購入希望者が現れたのは午前7時。大作ソフトの発売時に徹夜の行列が発生したかつての様子に比べると、ゆっくりとしたスタートとなった。開店1時間まえの午前8時30分の時点での人数は8人。全員が『バイオハザード5』とプレイステーション3本体のセット商品、『プレイステーション3 バイオハザード5 プレミアム リミテッドBOX』の購入希望者だった。
 

▲先頭に並んでいたのは都内に住む男性。プレイステーション3本体同梱版『バイオハザード5』と、『スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク』を購入予定とのことだった。

 

 

 『バイオハザード5』は全世界で注目を集めている大作ソフトであるが、北米と欧州での発売日は2009年3月13日。世界に先駆けて日本で発売開始となった。そのため、外国人の購入者が見られることが予想されたが、それらしき人物の姿は皆無だった。

 

 午前9時を過ぎたあたりから徐々に行列の人数が増え始め、午前9時15分には20人に。店舗から割り込み防止券が配布された直後、『バイオハザード5』のプレイステーション3かXbox 360本体同梱版の購入希望者から店内に案内された。
 


 『バイオハザード5』の本体同梱版のみ午前9時20分にスタート。Xbox 360本体同梱版よりプレイステーション3本体同梱版の購入者のほうが1対3程度の割合で多く、10分弱の時間内に、合わせて30台前後が販売された。ハード同梱版が飛ぶように売れる様は壮観で、両ハードの発売日を彷彿とさせる光景だった。『バイオハザード5』のキラーソフトとしての力を見せつけられた。
 

▲ハード同梱版の大きな包みを抱え、紅潮した顔で帰路に就く人が続出。売り場も大いに活気づいていた。

 

▲かつて見られた転売目的の購入者とは様子が異なる海外ユーザーと見られる購入者もちらほら。


 午前9時30分を回ったところで、『バイオハザード5』本体同梱版以外の商品の販売がスタートした。もっとも売れていたのは、やはり『バイオハザード5』。本体同梱版と同じくプレイステーション3版の売れ行きがよく、約1時間で100本前後のソフトが販売された。販売開始から1時間たっても客足はとぎれることなく、このままコンスタントに売れ続ける印象を受けた。本体同梱版も引き続き売れ続けた。ソフト単体が80パーセント、ハード同梱版が20パーセントという割合。総じて同店での『バイオハザード5』の販売は好調で、売り場のスタッフも「『スターオーシャン4 -THE LAST HOPE-』の発売(2009年2月19日)をピークに毎週客足が衰えていましたが、これでひと安心です」と語っており、ゲーム業界全体に活気をもたらしそうだ。

 

 いっぽう、PSP(プレイステーション・ポータブル)のカーニバルカラーズ(バイブラント・ブルーとラディアント・レッド。ブライト・イエローとスピリティッド・グリーンは2009年3月19日に発売予定)は比較的静かなスタートとなった。記者が確認した限りでは、販売開始から1時間で5台が販売。バイブラント・ブルーが4台でラディアント・レッドが1台だった。友人とともにほかのソフトを購入しに来た人が、PSP本体カーニバルカラーズのチラシを発見して「あ、もうPSPの新色が出たのか。買い換えようと思っていたんだよね」と語っていたが、新色の発売日を忘れているユーザーも多いのかもしれない。週末から販売が伸びることも期待される。
 


 『バイオハザード5』以外のソフトでは、ニンテンドーDS用ソフト『セブンスドラゴン』が売れていた。また、『バイオハザード5』の購入者は本体同梱版かソフト単体のみを購入していたのに対し、『セブンスドラゴン』の購入者はセガのプレイステーション2用ソフト『スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク』やテクモのニンテンドーDS用ソフト『相棒DS』とともに購入していく人が多かった。 
 

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