(cache) 献金、年2500万で調整 西松建設と小沢代表側 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 献金、年2500万で調整  西松建設と小沢代表側

     西松建設の巨額献金事件で、同社がダミーとされる政治団体を使った献金システムを作り出した1995年ごろ以降、小沢一郎民主党代表側との間で毎年2500万円前後を献金するよう調整していたことが5日、関係者の話で分かった。

     また、西松建設から小沢代表側への献金総額は10数年で約3億円に上り、同社関係者が東京地検特捜部に「東北地方の公共工事で小沢代表側に便宜を図ってもらう目的があった」という内容の供述をしたことも判明。

     特捜部は、こうした献金調整を通じ、小沢代表側が実際には西松建設側から支出された違法な献金だったと明確に認識していたと判断。小沢代表の公設第1秘書で資金管理団体「陸山会」の会計責任者大久保隆規容疑者(47)=政治資金規正法違反容疑で逮捕=らを調べ、献金の経緯や趣旨などを捜査している。

     ダミーとされる団体は、いずれも西松建設OBが代表だった新政治問題研究会(95年設立)と未来産業研究会(99年設立)。政治資金収支報告書によると、両団体は2004-06年、陸山会や小沢氏が代表の民主党岩手県第4区総支部、最高顧問を務める同党岩手県連の3団体に計3300万円を献金した。

     関係者によると、ここ数年は年2500万円の“ノルマ”のうち、約1500万円はダミーとされる両団体から小沢代表側の3団体に分散して献金、残り約1000万円は下請け企業から第4区総支部などに献金させるようにしていたとされる。

      【共同通信】
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