3月5日(木)
今年は五箇山でも例年になく雪不足で昨日の猿ヶ山も薮漕ぎになるのではと心配したが昨日のコースでは薮を気にする事はほとんどなかった。猿ヶ山はアプローチが良く自宅から高速を飛ばせば1時間以内に登山口に着ける。おまけに登る人もほとんどいないので静かな山が楽しめる。山は晴れてこそと思う人がほとんどだろうが山スキーの場合は必ずしもそうとは言えない。
晴れれば当然雪が腐り滑りは格段に悪くなる。天気が悪く気温が低い方が滑りは良い。展望重視の山もあれば滑り重視の山もある。昨日のように最初から天候が悪い事が分かっていれば自ずから選択肢は限られる。これまで何度も猿ヶ山に出かけたが展望が良かったためしがない。いつも天候が悪い時にしか出かけないから当たり前と言えば当たり前である。
尾根上も薮は無く、快適な滑りを楽しめた。
3月4日(水)
五箇山にも久しぶりにまとまった降雪があり、山は少しだけ息を吹き返した。
猿ヶ山にはこれまで南面コース、南東コース、東面コースなどに足跡を残したが、今
回新たに小瀬集落起点の北東コースを開拓してみた。こちらは雪も多く快適なスキー
が楽しめた。
【山域】猿ヶ山 1447m
【場所】富山県
【日時】20009年3月4日(水)
【コース】 五箇山小瀬−北東コース−猿ヶ山往復
【メンバー】単独
【装備】シュガダディ 153cm
5.00 400m 五箇山小瀬集落
6.52 907m 地図上907
7.18 1000m 第二送電線鉄塔
7.38 1100m 第三送電線鉄塔
7.56 1221m 地図上1221m
8.42 1447m 猿ヶ山山頂着
8.57 1447m 猿ヶ山山頂発
9.32 400m 五箇山小瀬集落
通い慣れた山でも初めて開拓するコースというのはわくわくドキドキするものだ。
地図を見る限りこのコースも無駄が無くスキーは楽しめるに違いない。
前夜五箇山小瀬集落に入る。ここにはユースホステルと民家が一軒のみ、国道からこ
こまでは完璧に除雪されていた。路肩に車を止めて深々と雪降る中静かに酒を飲んで
シュラフに身を任せた。僕にとって至福の一時である。
20009年3月4日(水)朝4時起床。
5.00 400m 五箇山小瀬集落 小雪の中ライトを付けて歩き出そう。林道を5分程
歩くと小瀬谷を渡る橋がある。橋を渡ってすぐ林道をカットしようと急斜面に取り付
く。暗闇の中良い気はしないが行くしかない。
新雪は20cmほどスリップする事無くガンガン登れる。一汗かいた頃林道に飛び出した。
ここでまた林道をカットして後は登りやすいルートをとって行く。
6.52 907m 地図上907 無事第一の目標に着く。暖冬とはいえ北東面のためか雪
は多い。薮もまったく気にならない。 ここで積雪調査、2mはゆうに超えてゾンデが
刺さらない。
尾根もそこそこ広く登りやすいので帰りも快適だろう。
7.18 1000m 第二送電線鉄塔 ガスの中巨大な鉄塔が見える。周囲は開けている。
7.38 1100m 第三送電線鉄塔 目標があるからペースも上がる。ここからも快適
に足は進む。ファットスキーなのでラッセルはくるぶし程度だ。
7.56 1221m 地図上1221m この辺りから道は平坦になるのでうまくコースを取っ
て帰りも快適に滑れるようにする。静かな静かなブナの森を癒されながら進んで行く。
さあ山頂が見えた。
8.42 1447m 猿ヶ山山頂着 晴れれば金沢平野が見えるだろうが今日はガスの中
である。この辺りまで来ると雪は多く例年並みだろうか。さあ一息着いたら帰ろう。
午後から仕事がある。
8.57 1447m 猿ヶ山山頂発 雪はやや重いがウェット系のパウダーが楽しめる。
このコース登り返しも一切無いし薮も気にならないので早い早い。
9.32 400m 五箇山小瀬集落 あっという間に集落に着いた。約30分の快適ラン
だった。
今年は雪不足なので猿ヶ山へ行くならこのコースがお勧めだと思います。
本日のコース 小瀬集落は標高400m
小瀬谷を渡る橋 正面の斜面に取り付き林道をカットする。
猿ヶ山山頂直下 ブナに癒されて至福の一時を過ごすことができた
3月3日(火)
今年はインフルエンザAが大流行してもう終息したと思っていたら今頃になって今度はBが流行して来た。数は多くはないが毎日数人Bの患者さんがいる。昨年は5月になってもインフルエンザの患者さんが認められたので今年まだしばらくインフルエンザには警戒が必要だ。
昨日魚の骨がノド付近に刺さったという方が来た。食事をするたびに痛くて辛いと言う。病院を二件回ったが未だに取れずにいると言う。お願いですから取って下さいと切実な訴えである。果たして骨が目視できるか、抜去できるだろうか。内心不安であったがとりあえずカメラを挿入した。骨は食道の入口部の最も視野のとりにくい場所に刺さっていた。何度もカメラを出し入れしながら少しずつ刺さった骨を擦ると何とか骨は抜けて胃内に落ちた。
これでもう大丈夫だろう。患者さんは目が覚めて本当に助かりました。やはり先生の所に最初に来るべきでしたと言ってくれた。まあ運が良かったので取れましたがこれからは十分気をつけて下さいねとお帰り頂いた。
3月2日(月)
日曜は天気がよかったようだが僕は学会に参加していた。山も大切だが仕事はそれ以上に大切である。さて先日報告した135mm幅のジャンボクトーが届いた。正式には来シーズンから一般に発売されるようだがTLTの輸入元である株式会社アクタスディストリビューション 〒107-0062 東京都港区南青山2-9-21 03-3470-4163 から一ヶ入手した。値段は1万2千円であった。ただしTLTの中でもTLTspeedしか使えないので注意が必要だ。また付属品を付ければディアミールでも使えるらしい。
重さは130g(片方)で軽くて頑丈にできている。スーパーファットの購入を迷っている人はもうクトーで悩む事はなくなりそうである。僕が作ってもらったクトーはすべてのTLTで使用可能なので2種類を使い分けて行こうと考えている。
来シーズン発売予定の135mmのジャンボクトー
2月28日(土)
2月も今日で終わり、山の雪もみるみる融けているようでもうスーパーファットを使う機会は無いかもしれない。最近山でもスーパーファットを使う人が増えて来た。多分皆さん、幅広のクトーが無い事に不安を感じているだろう。僕はジャンボクトーを善意で作ってもらったが手作りとなるとかなり大変な作業である。
昨日ある読者から135mmのTLT 用のクトーが製品化されたとのメールが飛び込んだ。半信半疑で代理店に電話をしたら来シーズンから一般発売されると言うことだった。物が良ければHPでも紹介しますからと言うことでサンプルを一ヶ購入する事にした。届き次第HPで写真を載せますのでしばらくお待ち下さい。
135mmのクトーが出ればこれからますますスーパーファットを使用する人も増えるだろう。厳冬期はこれしか選択肢は無いはずである。
2月27日(金)
自分がHPを更新している目的の一つに山スキーの素晴らしさを多くの人に伝え、熱中人を増やすというのがある。だから素晴らしいコースがあれば自分だけのものにしないでドンドン詳細なガイドを載せるようにしている。白山の東面台地や四ッ岳を始めHPで初めて公開したルートも数多い。
先日ある山岳雑誌に山スキー特集が書かれていた。興味津々で読んでいたがその記事の中にこの山は素晴らしいので自分たちだけが楽しむため公開しないと書かれていた。公開するしないは本人の自由だが公開しないなら最初からそのような記事は書かないでもらいたいと嘆かわしい気持ちになった。
たまに人のHPを読んでいてもそのような秘密主義が見え隠れする場合がある。出し惜しみをするなら最初から書かないで欲しい。一人でも多くの熱中人が増えこの楽しみを共有できる事が僕の喜びでもある。
この人も山スキー熱中人
2月26日(木)
先日ある病院から80代半ばの患者さんが大腸カメラ目的で紹介されて来た。大腸検査は初めてと随分不安そうであった。高齢者の大腸カメラはリスクが高いので慎重を期する。大丈夫ですよ。安心して任せて下さい。工夫を凝らして下剤をかけて何とか検査ができる状態になった。初めてで心配でしょうから寝ているうちに検査を終えときますね。といざ検査開始。
慎重にカメラを進めると予想通り病変が見つかった。安全第一で手術を終え、二階のベットで寝て頂いた。数時間後に患者さんが目を覚ましたので詳しく説明をしてそれではとお帰り頂いた。帰り際いきなり患者さんが握手をさせて欲しいと言うではないか。ええっ握手ですか。ハイ、手を差し出すと患者さんは僕の手を握りこの温もりは一生忘れませんからと言う。続け様に先生いつまでも長生きして下さいね。。。。ここまで言われるとさすがに僕も熱いモノがこみ上げた。
ヘルベントは良く浮きます。
2月25日(水)
朝から雨、ドンドン雪は融けて行く。山に行くモチベーションもわかない。今日は三男の大学受験と言うこともあり早起きして受験会場まで送る事にした。どれだけ努力をしても試験は結果がすべてである。白か黒か、0か100かどちらかなのである。1年間完全燃焼したと先日三男は話していたが後は運を天に任せて吉報を待つだけである。
自分も今つらかった浪人時代を思い出した。試験が終わって合格通知が来たとき嬉しいと言うことよりもうこれで終わったんだと言う安堵感が強かった。人生つらい日々の後にはまた明るい未来があるというものである。
四ッ岳の僕の滑り
2月24日(火)
昨夜の講演会も無事終了してこれで一つ気は楽になった。講演を依頼される事は時々あるが聴いている人が興味を持てるような内容にするためにはそれなりの準備が必要である。まずは安堵。さて昨日首から胸に違和感を覚えるという方が夕方遅く来院した。首を触れるとプチプチ音がする。これは空気をつぶす時の音だ。皮下気腫に違いないと思った。話を聞くと昨日スポーツをしたという。もしかして気胸が原因かもしれないと呼吸音を聞くと案の定左肺の呼吸音が減弱している。レントゲンを撮るとやはり気胸で肺に穴が空き空気が漏れて首の皮下まで達しているのであった。
うちが2件目の病院だったようで正しい診断がついて良かった。消化器が専門とはいえ外来には様々な患者さんが来院する。皮膚科、眼科、婦人科的な疾患を疑わなければならない事もある。その度に診断を付けて専門家に紹介する事になるのだが山スキーと同じで医療も長年の経験と勘がものを言う。
四ッ岳北面台地から大滝川へ崖をジャンプ
2月23日(月)
スーパーファットスキーの唯一の欠点はその幅に合うクトーが無いと言うことだった。昨日も2400m以上の標高では雪面が氷化し始めた。すべて氷化していればスキーを背負ってアイゼン歩行するのだが氷化していない場所では壷足ラッセルになるのでこれもまたつらい。僕はジャンボクトーで問題なく山頂まで行けたのだが名人は普段から携行しているチタンアイゼンを板の裏にクッションを挟んで細引きでくくり付けていた。
歩行している様子を眺めていたが足は持ち上げなければならないが安定感は抜群でかなりの急斜面のトラバースも全然問題ないと言うことだった。チタンアイゼンは軽量かつ頑丈なのでスキーの裏に付けてもそれほど苦にならないらしい。窮すれば通ず、名人もなかなかのアイディアマンである。
四ッ岳の上部の沢では良いパウダーが楽しめた。
2月22日(日)
久しぶりに四ッ岳北東コースで底付きパウダーを楽しんできました。
【山域】四ッ岳 2744m
【場所】岐阜県
【日時】20009年2月22日(日)
【コース】 平湯キャンプ場−北東回り−四ッ岳往復
【メンバー】僕、名人
【装備】ヘルベント 169cm,TLT,ガルモント(僕)
ヘルベント 169cm,TLT,ガルモント(名人)
5.00 1310m 平湯キャンプ場発
6.00 1600m 大滝川徒渉
8.48 2554m 三角岩
9.48 2744m 四ツ岳山頂着
10.00 2744m 四ツ岳山頂発
10.45 1600m 大滝川徒渉
11.20 1310m 平湯キャンプ場着
名人の都合で平湯周辺でと言うことなので久しぶりに四ッ岳のバリェーションを楽し
む事にした。前夜キャンプ場に着くと車が二台、テントもある。明日は混みそうなの
で早めに出る事にしよう。深夜また車が一台。
20009年2月22日(日)朝4時発、寒い朝で氷点下10度を下回る。早朝また一台到着。
5.00 1310m 平湯キャンプ場発 早朝に着いた人が数分前に出た。歩いて10分程で
追い抜いて後は黙々とラッセルする。ガリの上に新雪20cmと歩きにくい。名人と交代
でドンドン行く。
6.00 1600m 大滝川徒渉 ようやく薄明るくなる。台地に上がれば左左に進路を
取る。後続の単独行もさすがに僕たちのトレースは追って来ないだろう。二人でのん
びりラッセルをする。静けさは山では重要なポイントだ。
北東コースは距離は長いが緩やかな行程で歩きやすい。沢伝いに森林限界まで登るこ
とができる。標高2400mあたりから斜面はクラスト気味になる。
僕はいつものスーパーファット用ジャンボクトーを装着。名人はチタンアイゼンを板
にクッションで咬まして歩いて行く。これは快適だと名人ご満悦、細引きでくくり付
けてこれが本当のスキーアイゼン、どのようなスーパーファットも使えると言う。
8.48 2554m 三角岩 さあ目立つとんがり、三角岩に着いた。ここからも氷化し
た斜面がガンガン出てくるが僕も名人も問題なく山頂までスキーで歩き通した。
9.48 2744m 四ツ岳山頂着 着きました。早かったです。風は強いし、ガチガチ
の山頂は早く降りたいです。
10.00 2744m 四ツ岳山頂発 ガチガチ斜面は慎重にエッジを効かしてドンドン下
る。標高2500mを過ぎれば沢沿いにパウダー満喫です。高度が落ちれば底付きになるが
まあ満足としよう。
10.45 1600m 大滝川徒渉 少し登り返せば後は下るだけ。もう直きキャンプ場と
いう所で三名とすれ違う。今から四ッ岳ですか。ちょっとなめてませんか。なんて言
いません。頑張って下さい。
11.20 1310m 平湯キャンプ場着 無事到着です。駐車場には15台程の車が、四ッ
岳もメジャになりました。静けさを楽しむなら北東コースでしょうか。
標高2400mまで来ると正面に四ッ岳が
北東コースのシンボル 三角岩
名人、これが本当のスキーアイゼンですか!
四ッ岳山頂から行きますか。
2月21日(土)
寒気が降りて来ているようだが今回の降雪は新潟より北に偏っているようだ。小谷付近ではかなり降雪があったようだ。山スキーが楽しめる場所を選ぶのも最近は情報がものを言う。どこで雪が増えたかなどを知るために最近は気象庁のHPを利用している。このページは結構役に立ちます。 積雪情報へ
宮屋敷までガンバ
2月20日(金)
昨日久しぶりにある患者さんと再会した。金沢に勤務していた頃毎年のように胃腸の検診を担当していたが大阪に転勤になって以来5年近くもご無沙汰していた。昨日5年振りに大阪からわざわざ検査を受けに来ましたと言うことだった。朝一の特急で大阪を出ると金沢駅には午前10時頃には着くようである。無事に胃腸の検査を終えて午後3時過ぎには帰宅されたが、帰り際にまた来年も来ますからと言われた。
慢性疾患で定期的に通院している患者さんも多いが、1年か数年に一度だけ検査に訪れる患者さんも多い。人から信頼されるというのは嬉しいものでその信頼に応えられるように頑張らなくてはならない。
人生、つらい試練に耐えなければならない時もあるはずだ
どでかい滝に進路を阻まれた僕、この時期の谷滑降は細心の注意が必要だ
2月19日(木)
久しぶりに思いっきりラッセルに汗をかいた今朝は爽快な気持ちで体が軽い。体は疲れているのだろうがストレスが発散できたこの事が体にも良いのである。病は気からというが心の持ち方如何で体調は良くも悪くもなる。特に胃腸の調子は精神状態に大きく左右される傾向がある。下痢や胃もたれ、胃痛などは精神状態の不安定さが一因となっている場合が多いのである。
時に無心になって汗をかくような事はとても大切な事なのである。
この激ラッセルが山スキーの醍醐味
物好きな人たち
僕のパウダーラン
2月18日(水)
ここ数日北陸地方に久しぶりにまとまった寒波がやって来た。再びパウダーが楽しめ
そうだとあまり知られていない五箇山の春木山を目指した。激ラッセルのご褒美は激
パウでした。今日は良い汗をかいた。
【山域】春木山 1590m
【場所】富山県
【日時】20009年2月18日(水)
【コース】 五箇山−宮屋敷−春木山往復
【メンバー】僕、名人、源ちゃん
【装備】ヘルベント 169cm,TLT,ガルモント(僕)
ヘルベント 169cm,TLT,ガルモント(名人)
スヌープダディ(源ちゃん)
今回は久しぶりに体力抜群の若手源ちゃんが参戦する事になった。前夜五箇山に集結
して車内宴会、酒を飲みながら近況を語り合い盛り上がる。さあ明日は激ラッセルだ
から早く出るよ。解散。
20009年2月18日(水)朝4時に起きると雪が深々と降っている。いいじゃない。気合いを
入れて行きましょう。
5.00 320m 五箇山田向集落発 下部では雪はここ数日降ったものだけだろう。林
道を黙々と歩いて行く。長い林道である。つき合っていられないと早くも強引にカッ
トして上の林道に這い上がる。
厳しいラッセルの名人は今日はもうお役御免ですかねとうそぶいている。
続いて源ちゃんに交代、厳しい膝ラッセルを問題にせず、ガシガシ進んで行く。若いっ
て素晴らしい。感激
お継ぎは僕の番、老体にむち打って行かせてもらう。歳取るって悲しい。
7.17 735m 中根山荘
ようやく異様な雰囲気の中根山荘周辺に来た。ここはおと
ぎの国か。
もうこの辺りまで来れば雪は豊富どこでも歩いて行ける。人形山登山口まで来た。夏
のスタート地点だが、厳冬期はここまでが大変なのである。帰りの事を考えて夏の登
山道は避け進行方向左の林道を950m地点まで進み、ここから尾根に上がるルートとす
る。
このルートは登りも帰りも薮が比較的少なく快適にスキーが楽しめる。尾根までは僕
が根性でラッセルした。膝上ラッセルに老体が悲鳴を上げた。ようやく尾根に上がっ
た。標高1000m付近で積雪調査260cmだった。まあまあ回復したか。
尾根に上がってからは若い源ちゃんが猛然とラッセル、見ていて気持ちが良い。ドン
ドン交代でラッセルを回すと宮屋敷が見えて来た。
10.37 1610m 宮屋敷 登頂したと言う充実感に浸るなら右手人形山だが如何せん、
アップダウンが多く滑りは楽しめない。無駄無く滑りを楽しむなら左手の春木山を目
指して谷に落ちて行く事だろう。と言う訳で春木へ向かう。
10.57 1590m 春木山
視界は今一だがまあこんなものだろう。記念写真を撮ってさ
あ谷激パウを楽しみましょう。
11.14 1590m 春木山発 いいねえ。激パウですね。頑張った甲斐がありました。ど
こまでも快適に滑り降りて林道にぶち当たればハッピーですが人生甘くはない。滝
は2カ所クリアーしたが標高1200mで水が出始めもう危ない雰囲気。
仕方ない尾根に上がりますか。それでも標高差100mも上がれば無事登りのトレースに
出た。成功です。さあもう一度今度は尾根パウダーを楽しみます。
12.16 1350m 稜線 さあ皆の衆ガンガン行くよ。どこまでも快適なり、帰り
も1100mで林道に落ちる。ここは開かれて疎林で楽しめる場所だ。
林道に落ちたら後は一目散に五箇山に帰るべし。
13.20 320m 五箇山田向集落 大満足でした。やはりスキーは激ラッセルに激パウ
です。スキーって素晴らしい。
これ以前はすべて消去しました。何を書いたかも覚えていません。不定期に消去しています。
毎日が完全燃焼できるような日々を送りたい,人生とは長いようで短い。