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民主・前原氏グアム協定「反対」 「政権取ったら見直す」2009年3月5日

インタビューに応じる民主党副代表の前原誠司氏=4日、衆院第一議員会館

 【東京】民主党副代表の前原誠司氏(衆院沖縄北方問題特別委員会委員長)は4日、衆院第一議員会館で琉球新報のインタビューに応じた。在沖米海兵隊のグアム移転に係る協定について「罪を犯すのはほとんどが実動部隊だ。それを沖縄に残し、司令部機能をグアムに移すような協定は反対だ」と反対の意思を明言した。協定は与党が過半数を占める衆院で可決され、憲法規定の「衆院の優越」で国会承認されることになるが「政権を取ったら見直せばいい」と述べた。
 普天間飛行場の県外、国外移設を掲げる同党の「沖縄ビジョン」については「既に党全体の方針になっている。米側としっかり交渉する」と述べた。名護市辺野古沿岸部への代替施設建設に関しては「13年も動かないのは、そもそも計画に無理があった。時間もお金もかかる」と早期返還にならないことを強調した。
(与那嶺路代)


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