2009年3月4日 19時17分更新
札幌市で不動産会社を経営していた男が、他人の名義で不動産を売買するなどの手口であわせて2億6000万円の所得を隠していたとして、法人税法違反の疑いで札幌地方検察庁に逮捕されました。
逮捕されたのは、札幌市中央区の会社社長で韓国籍の富田栄次こと康仁生容疑者(58)です。
札幌地検によりますと、康社長は札幌市で不動産会社を経営していましたが、他人の名前で不動産取り引きをするといった手口で、平成16年から18年にかけてあわせて2億6000万円の所得を隠し、7600万円あまりを脱税していたとして、法人税法違反の疑いが持たれています。
康社長は調べに対して脱税の事実を認めているということで、札幌地検は脱税の手口をさらに詳しく調べています。