民主党、小沢代表の公設秘書が、3日逮捕された事件で、県内の政党関係者などからも一様に驚きの声が上がっています。逮捕のニュースを受け、民主党県連の井上紀代子代表は、次期衆院選への影響を懸念しています。(民主党県連・井上紀代子代表)「ショックだったということは事実。(選挙に)影響がないことはないと思う。本日、(小沢)代表がしっかりと説明されたということですので、その説明を信じる以外にない」また、次期衆院選に宮崎2区から民主党の公認候補として、立候補を予定している道休誠一郎氏は、次のように述べました。(道休誠一郎氏)「まず、聞いた時にはびっくりという感じだったが、私は非常にクリアな説明をしていただいたと思っているので、今後の推移をじっくり見させていただこうと思う」一方、自民党県連の緒嶋雅晃会長は、「捜査の推移を見守りたい」としています。(自民党県連・緒嶋雅晃会長)「検察から見れば事件性があるということだろうと思うので、ああいう小沢さんの発言は、国民が見たらいかがなものかという気がするのでは。どういう影響が出るか全体的なことは分からない。捜査の推移を見守らなければなんとも言えない」(東国原知事)「(国政が)混迷してますね。この時期に捜査が入ったという、時期もすごいタイミングだなと思う。どういう捜査をするか、どういう取り調べをするか、あるいは判断をするかということを見守っていくという立場」
先月、清武町で行われた合併をめぐる住民投票で、賛成が多数となったのを受けて、4日、宮崎市と清武町が合併協定書に調印しました。4日は、東国原知事立会いのもと、宮崎市内のホテルで調印式が行われ、宮崎市の津村重光市長と清武町の鐙和俊町長が合併協定書に調印しました。この後、津村市長が、「清武町の皆さんに合併してよかったと思ってもらえるよう街づくりを進めたい」とあいさつしました。協定書には、宮崎市への「編入合併」とすることや、清武町に合併特例区を5年間設置することなどが盛り込まれています。(清武町・鐙和俊町長)「行財政基盤がしっかりした街づくりができるのでは。宮崎市の力を借りてこれから新たな事業が展開できるのでは」宮崎市と清武町では、合併特例法の期限内となる来年3月23日の合併に向けて、現在、開会中の定例議会に、それぞれ関連議案を提出することにしています。
県立高校の一般入試が、4日から始まり、約6300人の受験生が、合格をめざし、試験に臨みました。一般入試が始まったのは、県立高校の全日制と定時制、あわせて39校です。このうち、宮崎市の宮崎西高校には、普通科と理数科合わせて350人余りが受験しました。受験生たちは、教室の中で、参考書や問題集を開いて最後の確認をしたあと、1教科目の国語の試験に臨みました。県教育委員会によりますと、初日は、全日制と定時制合わせておよそ6300人が受験、受験倍率は、全日制が1.08倍、定時制が0.66倍となり、いずれも前の年度を下回りました。県立高校の一般入試は5日まで行われ、今月18日に合格者が発表されます。
宮崎市が4月から導入する地域コミュニティ税について、市民グループが、条例の廃止を求める請願書を市議会に提出しました。提出したのは、宮崎市の市民グループ、「地域コミュニティ税の導入をやめさせる会」で、去年2月に続き、2回目となります。請願書によりますと、市民グループは、経済不況で、市民の生活が厳しさを増す中、地域コミュニティ税は、新たな増税だとして、3月議会で、条例を廃止するよう求めています。また、市民グループは、地域コミュニティ税に反対する約4800人分の署名も合わせて提出しました。請願は、宮崎市議会の市民経済委員会で審議されたあと、18日の採決で、採択するか、それとも不採択とするかを決めることになっています。地域コミュニティ税を巡っては、市議会会派の「市民みやざき」が、条例の廃止を求める条例案を、今週にも提出する方針を決めています。
今年1月、都城市で、児玉カズ子さん当時72歳が、首を絞められて殺害された事件で、同居していた夫が、4日、殺人の疑いで、警察に逮捕されました。警察の調べによりますと、捕まった児玉光男容疑者75歳は、事件後に、自分の首などを包丁で刺して自殺を図り、病院で治療を受けていましたが、4日、退院したため、逮捕されました。児玉容疑者は犯行を認めていて、調べに対し、「将来を悲観して、無理心中をしようと思った」と、話しているということです。
4日午後2時ごろ、日南市星倉の前田宇一さん85歳の自宅から火が出て、木造平屋建て住宅の一部を焼きました。前田さんは83歳の妻と2人暮らしで、夫婦共にけがはありませんでしたが、前田さんの家を訪れていた48歳の女性のヘルパーが、消火活動中に顔に軽いやけどをしました。出火原因は、警察と消防で、現在調べています。