(cache) 買収で出納責任者ら起訴 小林議員、辞職の意向なし
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     7月の参院神奈川選挙区で当選した自民党の小林温議員(43)陣営の選挙違反事件で、横浜地検は29日、運動員に報酬を支払ったとして、公選法違反(買収)の罪で、前公設秘書で出納責任者鈴木美香容疑者(33)と、自民党神奈川県連職員山口聡容疑者(34)を起訴した。  出納責任者は公選法の連座制の適用対象で、罰金以上の刑が確定した場合、小林氏の当選が無効となる可能性がある。  陣営幹部の逮捕後、一切の説明を避けてきた小林氏は29日夕、「今後の裁判を通して、事実関係を正確に把握した上で、対応を考えたい」とのコメントを発表し、現時点で辞職の意向がないことを明らかにした。  参院選の惨敗を受け、与党内では連座制適用を念頭に辞職はやむを得ないとの見方も出ている。  起訴状によると、鈴木被告らは7月29日ごろから8月1日ごろの間、大学生17人を含む運動員計24人に、街頭で投票を呼び掛けたり、ビラを配ったりした報酬として計153万円を支払った。
      【共同通信】

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