第81回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)に府内から出場するPL学園(富田林市)と金光大阪(高槻市)の選手らが23日、府庁に橋下徹知事を表敬訪問した。センバツ旗とともに訪れた両校の選手たちに橋下知事から色紙が贈られ、大会への思いを新たにしていた。
PL学園は、選手を代表して安田大格主将(2年)が「見る人に不況を吹き飛ばすような感動を与え、大阪に優勝旗を持って帰りたい」とあいさつ。小学生の時は野球に夢中だったという橋下知事は「PL学園といえばあこがれの学校。夢舞台でぜひ大暴れしてほしい」と話した。
一方、金光大阪の石井友弘主将(2年)は「府の代表として、近畿の代表として、今まで対戦してきたチームの分まで、甲子園で大事に戦ってきます」と意気込みを語った。
大会は、3月13日に組み合わせ抽選会があり、同21日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。【平川哲也】
毎日新聞 2009年2月24日 地方版