24日午後5時40分ごろ、長野市西長野の裾花川沿いで、長野県の右近謙一参事(59)が、電柱にロープをかけて首をつっているのを通りかかった男子高校生が発見、110番した。間もなく死亡が確認された。目立った外傷はなく、県警長野中央署は自殺を図ったとみている。発見時は背広姿でかばんなどの持ち物はなかった。
右近参事は航空自衛隊出身で、村井仁・県知事の衆院議員時代に公設秘書を務めた。20年近く補佐しており、06年12月、村井知事が県議会の反発を押し切って部長級参事に採用。主に危機管理を担当していた。【竹内良和】
毎日新聞 2009年2月25日 1時10分