新名物“トロッコ列車”搬入
新名物“トロッコ列車”搬入 02/11 16:45

今年4月から北九州市の門司港レトロ地区とめかり地区を結んで運行される、観光トロッコ列車の車両がきょう搬入されました。

トロッコ列車の車両の搬入は、けさ8時半から北九州市門司区の瀬戸町車庫で実施され、クレーンで次々に吊り上げてレールの上に設置しました。

トロッコ列車「潮風号」は、北九州市が3億円をかけて整備を進めていて、今年4月26日の運行開始を目指しています。

車両は、熊本県の南阿蘇鉄道から購入した機関車2両の間に、長崎県の島原鉄道が去年3月に運行を終了した、2両の客車を連結しています。

JR門司港駅に近い九州鉄道記念館から関門海峡を臨む、めかり公園まで海沿いの2.1キロを、廃止された貨物列車の線路を利用して、片道およそ10分で走らせます。

北九州市が初めて命名権=ネーミングライツ制度を導入し、「やまぎんレトロライン」の路線名と4つの駅の名前も決まりました。

終点のめかり公園からは、関門人道トンネルで対岸の下関市側にも歩いて行くことができ、関門地区の観光の新たな目玉になると期待されています。