TARGET連載を1冊にまとめました
2008年02月16日
先日まで連載していたTARGETの使い方講座ですが
1冊にしてほしいというリクエストが多かったのでPDFにしました。
画像100枚、96ページのボリュームになっておりますので
コピーでもしてファイルに入れて手元に置いておくと
TARGETを使うときにかなり便利だと思います。
また身近にTARGETが苦手な人とか
これからデジタルな競馬をしてみようという人がいれば
どうぞ教えてあげてください・・・無駄に悩む時間を無くしてその分効果的なデータを探しましょう^^
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集中連載 TARGET 第最終回
2008年02月14日
長々と続いてきたTARGET連載ですが今回で取りあえず最終回です。
もう人並み以上に使えるようになった人が多いと思いますが
最後の難所であり、質問のメールが非常に多い「外部指数」について解説して
1ヶ月間の連載を締めようと思います。
凄く長いので覚悟してください(笑)
・外部指数を読み込む・
この外部指数を読み込ませる方法というのは
多くの人が利用したい反面、説明を見てもさっぱり分からないという人が多いと思います。
ですから、最後の締めとして簡単に外部指数を読み込ませる方法を説明します。
多少ややこしいやり方ですが(各自の環境もあるのでまず皆できる方法なので)
取りあえず、説明上以下の条件だけは統一します。
・PCのDドライブに「外部指数テスト」という名前のフォルダを作り
その中2007 2008といった西暦名のフォルダを作り
そしてその中にこれから作成する外部指数csvファイルを入れる・
まず出馬表分析を開きます。
そして★項目の何番でもいいので開きます。
その後★項目設定をクリックすると、上記画面のような選択項目が出ますので
「旧レースID」だけを選択してください。
そしてOKをクリックします。
これにより、任意の★項目ページに表示されるものが
旧レースIDと馬番号だけになります。
このようになっていればOKです。
正し日付が違えば数値も違いますのであしからず。
続いて、その★画面を開いた状態で「ファイル」から「整形テキスト出力」
すると上記のように項目が沢山出てきますので、その中から「一覧・★画面イメージCSV出力」を選択します。
これで人気の名前+csvとして保存します、今回はテスト.csvとしてみました。
そして今保存したファイルを普通に開いてみましょう。
TARGETで開くのではなく、ファイルをダブルクリックして開きます。
私の環境ではこれでエクセルが開きます。
まぁ大体の場合こうなると思います、エクセルが開き、先ほど保存したレースID+馬番の数字がここにでている状態です。
でこれはTARGETを使っている人なら説明不要だと思いますが
この番号順は出馬表分析の基本等で出るレース順番と同じです。
今回の場合は2008年1月5日の物ですから、中山1R~12R 京都1~12Rとい順番で、下二桁は馬番号です。
それでは指数を入れてみましょう。
そうですね、では例として私が毎週公開している独自指数gallop指数を入れてみます。
こんな感じに入力します。
一番上は中山1Rの1番馬、指数は63、次は2番で47・・・と最後まで入力。
(この先の手順はやや面倒です、エクセルに詳しい人ならもっと楽だと思いますが
私の知識では面倒な方法をとることになります)
続いて、こちらのサイト様のフリーソフト「テキスト削り」をダウンロードします。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA010018/kwide/index.htm
このソフトがあることで今後コンピ指数等の外部指数を使ったり
また私の指数をTARGETに取り込むことにもかなり楽になります。
まず、このテキスト削りにエクセル内容を貼り付ける前に
一度エクセルからメモ帳などに貼り付けて、再度メモ帳からコピーしてください。
そうしないと表ごとコピーしてしまうことになりますので2段階でコピーします。
当然エクセルにある数値は全て、全行コピーしてメモ帳へ
そしてそれを全部コピーしてテキスト削りへコピーします。
そして、レースID+馬番号の最後の部分を選択しておいた状態で
編集→指定位置で挿入→文字とすると以下のような画面になります。
ここに、[,] カンマを入れてOKを押します、すると指定した位置にカンマが全行に入ります。
上記画像のようになります。
続いて、カンマと次の数字の間のスペース全てを選択します。
ここで右クリックをおして検索語句削除を押します。
すると以下のような画面がでるので、そのままOKを押します。
このようになっていれば大丈夫です、続いて数値の一番頭にカーソルを合わせておいて(上記画面のように)先ほどもやったように「編集指定位置で挿入」から「0」を入れます。
これは本来TARGETから出力した時点から0はついているはずなのですが
エクセルで開くと頭の0は消えてしまいますので、このような面倒な行為をしています。
ちなみに、小倉だけは頭に0がなく10~という数値になりますので
この場合は、少し頭を使ってエクセルからメモ帳にコピーしたあとに
まず小倉以外をテキスト削りに貼り付け、頭に0をつけてから小倉を追加する形で貼り付けて、そしてここまでの説明の順を踏めば大丈夫です。
まぁこれは頭を少しだけ使えば誰でも思いつくと思うので文章説明だけにします。
そして、ファイルの保存から最初に作っておいたDドライブにある
外部指数テスト フォルダの中の 2008 フォルダの中に
指数080105.csvとして保存します。
(※見ての通りファイル名の数値部分は西暦下2桁と日付です)
ここでTARGETに戻ります。
オプションから外部指数の設定に行き、新規追加を押します。
まず指数名は任意の物を入れて大丈夫です。
パスファイル名はD:\外部指数テスト\%Y3\指数%Y1%M1%D1.csv
こうなっておりますが、当然今回の設定方法での話です。
少し説明しておけばそれぞれの環境で使えると思いますので説明をしておきます。
D:\外部指数テスト\%Y3\指数%Y1%M1%D1.csv
DはDドライブ
外部指数テスト はこれはフォルダ名にしましたよね
%Y3 その中のフォルダは西暦にしてありますのでこうなります。
例えばそのフォルダ名が 俺の指数2008 という名前なら
俺の指数% Y3 となります。
指数%Y1%M1%D1.csv ここは、保存したcsvファイルが指数080105.csvでしたよね? Y1=西暦下二桁 M1=月 D1=日 ということです。
他の項目ですが、馬単位CSV形式にチェック
内容は指数なので指数 今回はgallop指数を入れたので小さい方が有利にチェック
旧レースIDなので旧仕様にチェック・・・これは説明するまでもありません
そのまま選択していくだけです。
そしてファイルから外部指数ファイルの読み込みを押して
先ほど任意で名前をつけた物を選びます(モザイク部分は私の企業秘密ですのでゴメンなさい)
すると、上記の用に外部指数が読み込まれます。
当然この指数というのはレース検索や馬券シミュレーションでも使用可能ですから
自分で作った指数を検証するということにも大いに役に立ちます。
外部指数が表示できなかった人は、再度読み直してください^^;
多くの場合が以下のミスです。
パスファイル名と実際のフォルダ名やファイル名が違う
D:\外部指数テスト\%Y3\指数%Y1%M1%D1.csv
今回は説明上として↑こうしてありますが、あなたが全然違うフォルダ名にしていれば表記は変わります。
Csv出力段階でのミス
テキスト削りの手順は正しいですか?
このどちらかです、私も最初はこのミスをしていました。
そして、一度や二度できなくても「分からない」と思わないようにしましょう。
これは私自身がそうでした、数年前にTARGETに触れたときは
分からないという思いが先行した為に分からないと思いこんでいましたが
実際冷静に見ればとっても簡単なことです。
特に外部指数は「どこ」と「どこ」がリンクしているのか(ファイル名等)というのは冷静に見ればわかりますから大丈夫です。
あ~疲れた(^^:)
どうでしょう、全14回だと思いますが参考になりましたでしょうか?
TARGETを使えないと不利ではありませんが、使えるなら有利というのは間違いありません。
競馬で勝つには武器の多さ、すなわち情報量も重要になってくるわけですから
競馬新聞と赤鉛筆だけで勝負している人がまだまだ多い現時点では
どう考えても有利だということは当然です。
ただ、これがどんどん年配の馬券ファンが減り、競馬ファンの多くがデジタルな物を利用するという状況になった時には、TARGETを含めたデータソフトの1つも使えないというのは不利になると思います。
私としては、自分がTARGETを使い始めたときに
解説サイトの類が全然無いこともあってとても苦労をしました。
その時にあったらよかった、と自分が思えるような内容でお届けしたTARGET連載ですが
今回で取りあえず最終回となります、お疲れ様でした^^
人気ブログランク
↑お疲れの乾杯代りに投票してみますか?^^;
さ~て、次回の集中連載は何やりましょうねぇ。
疲れたので小ネタを挟んでから何かまたやりますのでご期待を。
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カテゴリー:集中連載 TARGET
集中連載 TARGET 第十三回
2008年02月12日
・騎手調教師 色分け・
騎手や調教師に色をつけることができます。
これは見た目的にも便利ですし、レース検索での乗り代わりデータ等を見た場合
色分けをしてあると、例えば 青→緑 勝率10%というようなことも調べることができるようになります。
色の付け方にルールはありません、例えば自分が「この騎手の騎乗だけは一目で把握したい」ということなら、その騎手だけに色をつけるということでもいいですし
調教師もまた同じでもいいのではないでしょうか。
そのほか、相性の良い騎手と調教師を同じ色にしておくということも良いかと思います。
また騎手に関してはエージェント別で分けるということができる場合には、これは一番良いと思います。
もうこのエージェントという言葉も耳に慣れてきていると思いますが
なんだそりゃ?という人は騎乗依頼仲介者で検索してみてください。
このような騎手一覧画面(メインメニューから「騎手」)を出して
色をつけたい騎手の上で右クリック、「チェック状態の変更」から色をつけることができます。
調教師でも同じことです。
私の場合、調教師は買い時が分かっている場合色分けをしていますし
騎手はエージェント等で分かる範囲で色分けをしているという感じです。
エージェント本なんてのも書店にありますからね、そういうのを1冊買うといいのではないでしょうか。
レース検索画面の「騎手分類」ではこんな表示ができるようになります。
これは現在08年のデータですが、私の分類で見ると深緑色に分けた騎手は
回収率が高いということもわかります。
これは騎手乗替2、紫から橙色への乗り替わりなら2戦2勝。
緑から藍色なら複勝率50%、ということも調べることができます。
騎手というのは馬券を当てる為の大きなファクターの1つです。
成績の低い騎手が、馬に競馬を教えて育ててようやく勝機がきたとしても
そこでトップ騎手に乗り替わりということも多いわけですし
また同じエージェントのラインで、その中でも騎手のランクはありますから
例えばS騎手からI騎手へ乗り変われば狙い目だろうとか
そういう点も予想材料になってきます。
良い馬だから勝てるだけだろ?
そう言われる騎手も何人かおりますが、良い馬が集まるのもまた才能の内
勝機には勝てる騎手に乗り替わることが多いということを頭にいれると
馬券成績は上がると思います。
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カテゴリー:集中連載 TARGET
集中連載 TARGET 第十二回
2008年02月12日
・ZIの外部指数化・
ZIを外部指数化することで、レース検索等でその出現率等を調べることができます。
簡単ですので覚えておきましょう。
ZIについては出馬表解説でしてありますが
この数値を外部指数として取り込むことで、レース検索や馬券シミュレーションで
深く調べることができるようになります。
まず出馬表レース選択を開きます。
そしてファイルから「ZIファイル出力」を選ぶと2つの項目が選べます。
上の「この開催の全レースの」というのは、クリックすればその時開かれている日の全てのZIが外部指数として出力されます。
その下の「この開催から過去に指定して開催数分」というのは
例えば過去分を一括で外部指数化する場合にこちらを使うことで
一気に外部指数化できるというものです。
この後の外部指数の設定は人それぞれになってしまうかと思いますが
基本的には「オプション」→「外部指数の設定」から以下の画像のように
設定をすれば問題なく使用できると思います
これで外部指数として利用できるようになります。
では、早速レース検索を利用してZIを調べてみましょう。
レース検索で適当な期間を検索してください。
(※その期間のZIを先に外部指数として出力してくださいね)
そして外部指数値を選びます、すると外部指数が読み込まれてないと表示されますので
ファイル→外部指数の読み込みからZIを選択します
上画面のようにして読み込みます。
(※モザイク部分は私個人の秘密ですので処理してあります)
指数項目も色々ありますが、上画面は指数の順位順の成績です。
この他にも指数差であったり、指数1位だけを抜き出して調べたり等して
特徴を見つけるということは非常に効果的です。
それらの方法は、これまでに書いてきたレース検索や馬券シミュレーションの説明と全く同じ方法で利用できますので説明は省きます。
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カテゴリー:集中連載 TARGET
集中連載 TARGET 第十一回
2008年02月08日
第九回の出馬表の話の時に書き忘れた部分
タイムランクや対戦、また調教の部分の解説になります。
この一週間更新しまくりでしたので、もう取りあえずこの連載のゴールも近くなってきました。
最後まで終われば、TARGETをそこそこ使える人にはなると思いますので
もうちょっと頑張っていきましょう。
・出馬表 補足とタイムランク等・
使用頻度が高いものとして、上記画面では「開催情報」があります。
これを押すことで下部の馬場情報だったり、出走取り消しだったりがリアルタイムで取得できますので、暇があればポチッと押すぐらいの癖をつけた方がいいかもしれません。
また、JV一括取得の中から「マイニング予想」をクリックすると
JRAVANのマイニングが取り込めますので、予想の指標として利用する価値が高いです。
このマイニングはTARGETを使っている人なら誰でも使用できますし
またレース検索等で調べることも簡単ですから重要な予想ツールになってくれます。
続いてレース別の出馬表画面から3つ、タイムランク・他ランク・対戦を見てみましょう。
まずタイムランクを開いてみましょう。
ここでは補正タイムや上がりタイム等を距離や期間別にランキング形式で観覧することができますので、予想する際に使うことが多い部分でもあります。
画像の下部が全て設定項目です。
この画像の場合だと、タイムランク内容は「補正タイム」
距離は1600mを基準に前後200mまででの物としてあり
過去6ヶ月間で芝レース、馬場状態は指定無しという感じになっております。
補正タイムをランキングを見ると上位2つはカンパニーか始まりそこから並んでおりますが
使い方としてはランキング上位を信頼するという単純な考え方もあれば
上位に何回も入っているならその馬は安定しているでしょうし
逆に人気馬なのにランキングでは目立っていない馬を危険な馬として考えることも可能です。
例えば脚質を逃げだけに指定して、補正タイム順にすることで
「この馬が逃げれば上位に残れるのでは?」ということも考えられたりしますね。
他ランクに関しては、開くとわかりますがオッズや補正タイムに
各種指数(取り込んでいる場合)賞金などが一覧で見られるもので
単純に数字だけで馬を絞る時に重宝するかな?と思います。
続いて「対戦」画面です。
ここでは各馬の対戦成績が見ることができます。
左上の項目で、着順や補正タイムに通過位置等を観覧するという感じです。
よく「この馬とこの馬は力づけがもう分かっている」なんてことを予想に結びつけますが
これを競馬新聞で見ようと思うと結構面倒臭いです。
ですがTARGETのこの対戦機能を使えば一目瞭然ですから、重宝する機能ですね。
予想に使うとするなら、絶対的な1番人気の馬がいる場合で考えると
その馬と別路線で来た馬が穴として妙味があったりしますが
そういう馬もすぐ判断できますし、通過順に切り替えて見ると思わぬ穴馬が浮かび上がることがあります。
というのは、例えば「この馬が逃げた場合」だと「この馬の成績が良い」とか
「Aは、Bと走ると逃げることはできない」が「Aは逃げないと成績が悪い」ので
今走は買うリスクが高い、という感じで予想をしたりすることが簡単にできます。
・調教・
TARGETは坂路調教を観覧することができます。
ただ調教というのは人によって合格と思うタイムも違いますし
馬によっては調教で動かない方が成績が良かったり、また調教師によっても
勝負前にタイムを出すのかそうでないのかという違いがありますので扱いが難しいかと思います。
ただ、常識的な範囲で考えれば調教はコンディションの目安になりますし
調教というのは本番(レース)前の練習ということですから、参考にするに超したことはありません。
まず調教の基本設定は、オプション→環境設定→坂路調教から設定します。
私は調教は詳しくないので、細かいボーダーラインとなるタイムが分からないので
「ややきつめ」設定にしております。
レース出馬表から坂路調教を開いてみましょう。
このような馬毎の調教タイム画面が表示されます。
↑↓ボタンを押すことで他の馬のタイムに変更していけるのですが
この状態は調教全てのタイムが表示されておりますので、好タイムだけ表示してみましょう。
好タイムのみにチェックを入れることで、好タイムの時だけが表示されます。
人気薄でも調教で好タイムということで買うと穴が取れることは多いですし
人気馬でも調教が良くないときは飛ぶということも1つの予想要素になりますので
これも使用頻度の高い機能だと思います。
この今日紹介した部分というのは、TARGETを使うからという理由で難しく考えるかもしれませんが
実は競馬ファンが何十年も前から新聞を見ながら考えていたアナログな予想に近いですよね。
ソフトを使うからとか、PCを使うからとか、そう思うと難しく感じてしまう人もいますが
実際にPC何て物は人間が手作業でやっていたことを、楽にしてくれるだけの道具ですから
誰でも使えるようになりますよ^^。
2008年02月08日|トラックバック (0)
カテゴリー:集中連載 TARGET
集中連載 TARGET 第十回
2008年02月07日
・出馬表 オッズ画面・
オッズ画面です、オッズ取り込みは前回書いたようにJVオッズ取得ボタンを押します。
画面下にある単勝シェアの標準偏差というのは、聞き慣れない人もいるかもしれませんので一応説明をしておきます。
標準偏差とは、各馬の単勝オッズから逆算して得られた単勝の売上げのシェアを集計して求めた標準偏差のことです。
その数値がどのようなものかというと、標準偏差とは分散の平均値のようなものですから、この値によって、各馬の単勝の売上げがバラバラなのか、そうでないのかがわかります。
数値が大きければ投票が偏っているので、レースは堅くなることが多く
数値が小さければ逆にレースは荒れることが多くなります。
私個人的ですがこの標準偏差はかなり重要な自分の予想ポイントの1つになってます。
この数値によってどんな配当結果になることが多いのか?ということは
馬券シミュレーションで標準偏差を指定できますから、調べてみてください。
馬連勝の標準偏差はこれの馬連バージョンと考えてください。
さて、このオッズ画面は投資に役立つことが多いです。
まず下のような画面
単勝は単勝オッズですが、その横にある「馬単総」というのは
馬単で総流しした場合の合成オッズになります。
合成オッズというのも知らない人がいるかもしれませんが
簡単に説明をすると、複数の馬券を買った時に全て同じぐらいの配当になるように
投資分配をしたときの払い戻し・回収率が合成オッズになります。
ですから、2万円を投資して5点馬券を買った場合にそのどれもが同じぐらいの配当になるように投資をして、払い戻しが10万円になるなら合成オッズ5倍ということです。
これも私はひたすらよく使います^^;
極端に言えば、30点馬券を買って合成オッズ3倍あればココモ投資法でもできるわけですし、2倍あればマーチンゲールできるということですから。
さて、上の画像ですが馬単総と単勝オッズを比べて得な方を買うというのは
馬券で買っている人は皆やっているだろうなと思います。
上の場合、ポップロックの馬単総流しを合成オッズ計算で買うなら損をしますが
チョウサンの単勝を買うのなら、馬単総流しで合成オッズで買う方が
50倍以上も得です。
複勝なら3連複総流しと同じことです、馬連と馬単裏表は同じことです
ワイドなら2頭軸の3連複総流しと同じことです。
こういうのも合成オッズを見ることでどちらが得か分かるわけです。
しかし、何でもかんでも合成オッズで買うのはNGです。
例えば、紐荒れを期待して馬単を買うなら均等買いの方がいいでしょう
何故か?合成オッズ(払い戻し均等)で買った場合、紐があれようが堅かろうが
払い戻しが同じだからです。
合成オッズの使い所は相手が絞れないが軸に自信がある時ぐらいに考える方がいいですし
また先ほどの例の用に穴馬の単勝を買うなら合成オッズなら払い戻しが跳ね上がることも多くありますので、使い所を間違えないようにしましょう。
続いて、★連作成系の画面です。
ここでは、自分の買い目を作成して合成オッズを見たりすることができます。
上の場合だと、ダイワスカーレットを軸にして相手はダイワメジャー・インティライミ・デルタブルース・ウオッカとしていますが
その右に馬連オッズ、馬単表と馬単の合成が出ます。
この場合ならダイワスカーレットとデルタブルースの組み合わせ意外の3組なら
馬単の裏表で合成オッズで買う方が少しお得ですよね。
次に、先ほどの画面の下にある買い目テンプレートへというボタンを押すと
上のように買い目のフォーメーションを作れる画面が出ます。
ここでは、例として先ほどの軸と相手の5頭をBOX3連複に設定してみました。
ここで「プレビュー」を押すと、右側の画面が表示されて各馬券のオッズと同時に
下にこれらの合成オッズが表示されます。
オッズで買い目を決めるのは良くないという人もいますが
私はオッズは買い目を決める要因の1つだと思っています。
例えば人気が無いであろうから妙味があるということで、相手に入れた馬が
どういうわけか穴人気していていたりすれば買う必要性が減ると思いますし
自分が思うその馬券に対する価値=オッズだと思いますからね。
さて、実はオッズに入る前に出馬表画面の説明で忘れている部分がありました。
ですので十一回はもう一度出馬表に戻って埋め合わせます^^;
2008年02月07日|トラックバック (0)
カテゴリー:集中連載 TARGET
集中連載 TARGET 第九回
2008年02月07日
・出馬表の機能色々・
これまでは予想をする前の段階というか、予想をするために必要なデータを集めることに対してのTARGETの使用方法をメインに書いてきました。
今回は予想をする時に使用するであろう出馬表の見方使い方に入ります。
↑は出馬表の基本画面です、これは07年の有馬記念の出馬表です。
(※騎手の色や調教師の色は私個人の設定ですので気にしないでください)
この基本タブで見られるのは枠番馬番や馬名、齢性、騎手、斤量、オッズ(オッズはJVオッズ取得で取り込みます)調教師に馬主や生産者です。
要するに基本タブですから基本的な情報があるということですね^^;
次に、補正タイムを開いてみましょう。
ここでは馬体重やZI指数、また過去のレースでの補正タイムや
脚質、レース条件などが見ることができます。
まずZI指数というものから説明していきましょう。
ZIは前走の成績を簡単に指数化したもので、基本的にはこれが高いと人気になる可能性があります。
「前走だけ」の評価ですから、過信することはできないのですが
人気に直結するのは前走の結果が大きいので、人気になる馬かどうか
という判断もできますし、ZIが高いのに人気がない場合には穴狙いする要素にもなると言えます。
安定した馬を探すのなら、ZIが高い馬で今走同条件の馬や
2位に対して大きな差をつけている馬が信頼度が高くなります。
但し、前走が芝で今走ダートだったり前走2000mで今走1200mだったりと
条件が全然違うならZIはあまり信頼しない方が良いと思います。
次に補正タイム、↑の図だとメイショウサムソンが前走95という部分です。
(※この辺の数値類が表示されていない人は基準タイムをダウンロードしていないかと思われます。TARGETの登録ボタンから基準タイムをダウンロードしてください)
補正タイムは、基準タイムをもとに距離の違いとクラス移動を考慮してその中心を100であらわしたものです。
ですから、数値が大きい馬を単純に上と見ることもできますし
ちゃんと考えて使うのなら、数値上位が僅差で密集しているなら混戦でしょうし
1頭だけ100を超えて他が全部80台ならこの1頭が堅いとか
そういう見方ができると思います。
また、前走もその前もその前も数値が高いなら
安定した力を出せる馬という見方もできます。
上の有馬記念で言うならメイショウサムソンはそんな馬ですよね。
この画面で使用頻度が高い機能は他にもあります。
右上にある「逃」「逃先」というボタンです。
これを押すと、逃げた馬だけハイライトされますので
逃げ馬が多いのか?少ないのか?ということが判断できますので
展開・ペース予想が楽になります。
下のタブ、補正タイムの隣の着順に関しては説明するまでもなく
開けば過去の着順が見ることができるという画面です。
その隣の血統も血統が表示されるという画面ですから説明は省略します。
次は着度数、これも着度数が見れるというだけですが
全成績だけでなく同騎手での着度数が見られるので、騎手と馬の相性も判断できますし
距離別の成績も出ますから、競馬新聞見るより見やすいかなと思います。
続いてTGXの画面です。
ここで見ることができるのは先ほど説明したZIに加えて
直前・芝短・芝中・ダ短・ダ中という項目と数値が出てきます。
まず直前の数値ですが、これは過去5走以内で10週間以内の今回と同じ芝あるいはダートの補正タイムの最大値が表示されております。
やはりこれも高い方が能力上位と考えることができますし近10週以内の新鮮な評価ですからチェックした方がよい部分です。
芝短・芝中・ダ短・ダ中に関してですが
短は「1000m~1600m」、中は「1600m~」での過去の特定の期間の補正タイムの最大値で、1600mに関しては、両方の区分に含まれます。
期間はその馬の年齢によって過去9ヶ月~2年程度に振り分けられます。
若い方が長い期間で集計されます。
基本的にはその馬がレースで能力を発揮した場合の最大値と考えることになります。
直接的な馬の評価というよりは、ここで高い数値を出していて最近は成績不振という馬だと、過去の走りがそのレースでできれば通用するということにもなりますから
例えば嵌れば穴を開けるような馬をここで見つけることも少なくありません。
そしてもう1点、これらの並びに「脚」という項目がありますが
ここに表示されている脚質は「補正タイムで最大値を出した時の脚質」です。
ですから、逃げで最大を出しているような馬だとして
騎手を見たら「こいつは控えるな」と言う予測ができれば、過去の最大のポテンシャルを出した時と違う脚質になるという予測もできることでしょう。
これ以外のタブで、ローテはそのままローテーションですから説明する部分はありません。
前走コメントや結果コメントはKOL提供のデータを取り込んで使います。
私はコメントは使っておりませんが、取り込みたい人はTARGETのヘルプを見て挑戦してみてください。
この出馬表を見てわかると思いますが、競馬新聞を買う必要というのは
TARGETを使っていれば無いのではと思います。
私も競馬新聞を買うのはダービーと有馬記念ぐらいですからね。
競馬新聞代を使わずにJRAVANとかKOLとかにお金を使う方が有益です。
今日は予想に直結する出馬表の説明でした。
次回はオッズ画面の見方を解説してみます。
(次回と言っても本日更新するかもしれません^^;、TARGETについての質問が異常に増えてきたので
一気にTARGET講座をたたみ掛けようかと・・・ってTARGETの詳しい仕様とかは作者さんに聞いてくださいね)
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カテゴリー:集中連載 TARGET
集中連載 TARGET 第八回
2008年02月06日
・馬券シミュレーションとレース検索の複合技・
馬連1番人気が10倍以下
単勝3番人気が7倍以下
この条件で、マイニング全ての順位の成績
これまで書いてきたやり方を使えば↑はできないことはありません。
馬券シミュレーションで重ねて検索をしていけばいいのです・・・が
マイニング全ての順位の成績まで馬券シミュレーションでやろうと思うと
上記の場合では素直に検索する人は
馬連1番人気10倍以下の作成*1
単勝3番人気7倍以下の作成*1
マイニング*18
20回検索する必要がありますからかなり面倒臭いですよね。
マイニングは「単勝2点検索」を使えば半分ですみますが
とにかくそれでは面倒で時間もかかります。
ですので、馬券シミュレーションとレース検索の2つを使うことで
簡単に効率良く調べるという方法を覚えましょう。
まず馬連1番人気が10倍以下ということですから
上記画像のように、連勝から連勝オッズの範囲を1~10.0倍に設定
連想人気範囲の指定を1番人気~1番人気とします。
これで馬券シミュレーションとしては1~10倍までの馬連1番人気が
存在する場合のみ1点買いをしていくということになります。
もちろんこの成績が知りたいわけでなく、該当するレースを検索したいということで
馬券シミュレーションを利用していることは忘れないでください。
検索が終わったら、レースID出力をして保存をします。
(※この辺は以前に解説しているので簡単に説明します、分からない人は2項目前ぐらいから読み直してきてください)
次に、単勝3番人気が7倍以下の条件ですから
上記画像のように単勝・1点・人気範囲3~3人気・オッズ範囲1~7.0と設定。
ほど保存した馬連1番人気1~10倍のレースIDを選択。
検索が終われば分かりやすい名前でレースID出力保存。
これで馬連1番人気が10倍以下のレースで、単勝3番人気が7倍以下というレースが抽出できたことになります。
ここで、馬券シミュレーションは終了して「レース検索」を開きます。
レース検索を開き、条件を「何も指定せず」全ての場合が検索できる状態にしておき
検索実行→レースIDリストファイル→先程保存したファイルを指定
検索が終了したら以下の画面のように外部指数マイニングを読み込みます。
これで、馬連1番人気が10倍以下のレースで単勝3番人気が7倍以下の時の
マイニングの全順位の成績を一覧することができます。
この方が楽でしょ?^^
お気づきの方もいると思いますが、これは馬券シミュレーションでも調べられることを
簡単に調べるという意味では「楽ちん」で、他にも騎手の一覧とかも楽になりますが
この方法で無ければ調べられないことも沢山ありますよね?
単勝1番人気がマイニング5位以下の時に単勝5番人気が20倍以上だった場合に
単勝2番人気の前走着差が何秒以内だと複勝率が何%あるのか?とか
(実際にこれを調べても馬券参考にならないと思いますが^^;)
この方法でないと調べられないことは沢山あります。
例として使えない↑のような無茶苦茶な条件を書きましたが
使えるデータはこれで山ほど調べることができます。
それは自分の思うように、想像力を働かせて調べてみてくださいね。
人に言われたことを調べてもターゲットは面白くありませんから。
さて、これができるようになれば調べられないことはもう殆どありません。
ということで次回は出馬表画面の方の話に入ろうと思います。
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カテゴリー:集中連載 TARGET
集中連載 TARGET 第七回
2008年01月31日
・複雑なレース条件のシミュレーション・
前回までは簡単な馬券シミュレーションの方法でしたが
もう恐らく「こんな場合はどうすればいいの?」ということで
つまずいている人も出てきていると思います。
馬券シミュレーションは、1発で「単勝1番人気 ○倍以上の勝率」は調べることができますが
例えば「単勝1番人気が1倍台、7番人気が20倍以上の時の3番人気の複勝」を調べようと思うと、1発ではできません。
また質問も沢山メールされてきてしまいましたから、来週更新する予定を早めまして
こんな朝っぱらから更新することになりました(笑)
それでは、張り切って行きましょう。
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まず、単勝1倍が1~1.9倍、7番人気を20倍以上にしておいて
単勝2点 にチェックを入れます。
これで検索をすることで、この条件が2つ当てはまったレースでの
単勝結果を検索できますが、これは調べたいデータまでの足がかりですので
検索結果なんてのはどうでもいいです。
※ここで単勝1~2点にチェックを入れてしまうと
どちらかの条件に合うレースを検索してしまうので注意しましょう※
上画像が今年だけの結果(1月1日~31日での検索結果)です。
さて、今ここに表示されているレースというのは
単勝1番人気が1倍台、7番人気が20倍以上のレースです。
調べたいデータは、この中の単勝3番人気の複勝成績ですよね?
ですから、今検索されたこのレースを保存して使うことができれば問題は解決します。
検索結果が出ている状態で、TARGET左上のファイルを選択します。
すると、上の画像の用に選択がいくつか出てきますので
「レースID出力」を選びます。
すると保存画面が出てきます。
選択ファイル名の所に自分の好きな名前を入れて、最後に.csvを付けて保存します。
上の画像ではファイル名がそのまんまですが、今回は分かりやすくということで
実際には何でも大丈夫です。
この場限りだなと思うようなファイルなら「123.csv」でもいいですからね。
さて、この保存したファイルというのは
先ほど検索したレースを保存した、ということになっておりますので
次にやる作業は、この保存したファイルの単勝3番人気の複勝を調べるのですから
再度馬券シミュレーションに戻り、複勝・人気範囲3~3で検索実行を押してから
まず「レースIDリストファイル」にチェックをいれます。
そして検索実行を押すと、先ほど保存したファイルがありますので
それを選択してOKを押します。
すると、先ほど保存した単勝1番人気1倍台、7番人気20倍以上のレースの中から
単勝3番人気を複勝で買った場合の検索結果が表示されるわけです。
この方法を使うことによって、殆どの場合自分の調べたいデータを調べることができます。
例えば、馬連1番人気が10倍以上で単勝10番人気が50倍以下の時の
単勝1番と4番人気のワイド馬券の結果を知りたい場合でも
まず馬券シミュレーションで、馬連1番人気が10倍以上のレースで検索。
それをレースIDで保存し、次に単勝10番人気が50倍という条件にして
保存してあるレースIDで検索。
そして、その結果を更に保存をした上でそのファイルで単勝1番4番のワイドを検索すれば自分が調べたかったデータが検索されることになります。
そして、競馬とまともに勝負しようという人
勝負している人は、何かしらこのようなデータ検索に時間をかけている人が多いです。
「過去のデータに意味はない」と言う人も沢山おられますが
未来のデータを知ることができない以上、過去のデータに頼るしかないわけですし
過去に意味が無いなんて嘘で、過去を参考にすることで未来を少しでも予測する
それが競馬で勝とうと思うと武器になります。
競馬でなくても医療でもビジネスでも何でもそうだと思いますけどね^^;
「これはそんなに誰も検索してない条件だよな・・・」というデータを沢山作って
その中から追い上げ可能なパターンを30個ぐらい持っておくだけでも十分な武器になりますからね、それが時間を極力使わずにできるのがTARGETの魅力でもあると思います。
最初にも書きましたが、TARGETではここで躓く人がとても多くて
結局出馬表を見るぐらいでしかTARGETを使えてないなんて話も聞きますから
特に今回の記事は参考にしていただけるのではないかな?と思っております。
では、次回はこれまでにある程度使いこなせるようになってきた2つの機能
レース検索と馬券シミュレーションの複合技に入っていきましょう!!
今回から中級編という感じでしたから、多少ややこしい感じもするかもしれませんが
よく読んで、目で見て、一度やってみれば大体どんなことでもできるはずです。
頭だけで考えようとすると分からなくなりますので
迷っても、童心に帰ってオモチャで遊んでいる感じで楽しくやると
無理なく使えるようになりますからね。
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↑朝六時の更新に労いの応援お願いいたします^^;
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カテゴリー:集中連載 TARGET
集中連載 TARGET 第六回
2008年01月30日
TARGETに指数を取り込む方法はまた今後ということで
今日はTARGETで元々使用できるマイニングを利用する検索方法をご紹介します。
マイニングについてはJRAVANのサイトを見るのが確実です。
http://jra-van.jp/nx/demo13.html
簡単に言うと、前にもブログで書いた言葉のままなのですが
私にとってのマイニングは、基本的に少し背中を押してくれる物です。
単勝1番人気が、マイニング上位ということでちょっと信頼度が上がったり
逆なら下がりますし、結構重宝する憎い奴です。
そんなマイニングはTARGETで簡単にデータを調べることができますので
今回はマイニングを利用した馬券シミュレーションの方法です。
では、前回のように馬券シミュレーションの画面を開きましょう。
右隅に「外部指数を使う」という項目がありますので
ここにチェックを入れて、マイニングを選択します。
これだけで準備はほぼOKですので、早速何か検索してみましょう。
では・・・単勝1番人気がマイニング4位~7位の場合にしてみましょうか。
こんな感じで、マイニングを使える状態にしておいて
人気範囲を1~1人気、指数順位範囲を4位~7位で検索すればOKです。
これで、今現在(1月30日)から昨年の1月1日まで検索してみましょうか。
一体どんな結果になることやら??
的中率24.5%、連対は43.6%、該当レースは715レースと結構沢山ありました。
連敗数はなんと18連敗・・・平均獲得配当が255円ですから
追い上げてたら酷い目にあっていることでしょう^^;
では、逆ということではないのですが今度はマイニングが1位の馬が
単勝4~7人気だった場合を検索してみましょう。
人気範囲を4~7人気に、指数順位を1位にして検索です。
勝率は8.9%、回収率は93.4%と中々の高さになっております。
また、複勝率が31.1%なので馬券には入れておく方が良さそうですし
自分が軸馬さえしっかり当てられるのでしたら、この馬を相手にワイド1点!!
なんてことも良い馬券だと思います。
上手い人なら追い上げもできそうですよね、配当もこの単勝平均を見るとそこそこつくでしょうから。
上の画像を見ると、ここ1年と少しの期間ですが未勝利・500万と1600万下
そして障害レースでは回収率100%を超えているようです。
というように、単勝人気とマイニング(指数)を組み合わせた検索をすることによって
新しい発見が数多く見つけることができるのが馬券シミュレーションの大きな特徴です。
別に回収率100%を探すだけではなくてですね
例えば、「これは勝ったら駄目なパターンだ」というものを沢山調べておくことで
無駄な馬券・馬を買うことがかなり減らせられることになります。
買う前に「この馬券買っても、買った時点で80%ハズレなのか・・・」と思うことができる、その時に残りの20%が来るという自分の予想に自信があるのかないのかで
馬券を買う買わないを決めることができますからね。
もちろん、人気やオッズだけで判断をすることもできるのですが
オッズ+人気+指数、これで調べることによってより深くデータを集めることができます。
マイニングは2002年まで遡って検索ができますので、サンプル数としても十分にありますから、馬券シミュレーションで調べるには重宝すると思います。
さて、ここまでの検索方法では恐らく少し細かい検索をしようと思っても
「あれっ?こんなレース条件では検索できないのかなぁ?」という落とし穴に落ちることが出てくると思いますので
次回は複雑な検索をする方法に入っていこうと思います。
次は重要で、結構TARGETでこれができないために
「TARGETなんてつかえねぇ」と言って使わなくなる人がいる項目になると思います。
お楽しみに・・・今週書けるなら書きますね(笑)
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競馬ファンの為に更新しております、応援よろしくお願いいたします。
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カテゴリー:集中連載 TARGET
集中連載 TARGET 第五回
2008年01月28日
五回目になりました、今日からは一旦馬券シミュレーションの使い方をメインに数回更新します。
簡単な使い方から、ちょっと複雑な検索方法までお届けします。
まず簡単な検索方法と馬券に生かす考え方の部分になります。
TARGETには馬券シミュレーションという機能がついております。
これはその名の通り、指定した条件と買い目でのシミュレーションができます。
この2つの画面で条件を指定することになります。
では、まず簡単な検索をしてみることにしましょう。
条件は以下
・東京
・未勝利戦
・ダート
・単勝1番人気が1~3倍を買い続けた場合
これを指定するには次の画面のようにします。
レース条件タブで、未勝利・東京・ダートを選択。
買い目条件で単勝をチェックして、1点にチェックを入れて
人気範囲を1~1人気、オッズ範囲と1~3とします。
そして検索実行です、期間はレース検索と同じ指定方法です。
今回は07年1月1日から12月31日までにしてみます。
検索が終わるとこのような画面が表示されます。
下部分を見ることで色々な情報を知ることができます。
的中率は41・7%、回収率は84・9%
最高配当や最低配当、平均獲得配当とありまして
その右を見ると、勝率 連対率 複勝率が表示されています。
上のタブから「連勝」や「連敗」を選ぶことで
この条件の連勝数や連敗数を調べることができます。
上を見ると、連勝は3回が最大で事例は2回、2連勝は8回あります。
連敗は最大で6連敗が2回ということを調べることができます。
この数値を見れることで、追い上げができるか?なんてことも
イメージすることができますよね。
では、そうですねマーチンゲールとか馬法の方程式で追い上げた場合に
現実的なレース条件を探してみることにしましょうか?
勝手な私の思いつきの条件ですが、比較的1番人気が堅い未勝利と500万条件戦で
安藤勝己騎手が1番人気、オッズ2~3.9倍の馬に騎乗している場合の成績
これを調べてみましょう!!
果たして追い上げできる成績なのかどうか・・・?
レース条件は未勝利と500万を指定、場所は制限なしなので指定は無し。
買い目条件を単勝、1点にチェックを入れて
人気範囲を1~1人気、オッズ範囲を2~3.9に設定。
更に騎手の指定を参照ボタンから「安藤勝己」に指定して検索。
結果が出ました。
的中率37・7%、回収率は97%と流石安藤騎手という成績です。
この的中率でこの回収率なら追い上げはかなり現実的だと想像できます。
では、連勝数と連敗数を調べてみることにしましょう。
連勝は最大で4回、連敗数はMAXでたったの6回。
2倍以上~3.9倍未満ですから、マーチンゲールでも怖く無い成績ですよね。
前画面の下部をみると、この条件は昨年77回ありました。
的中数は29回ありましたから、単純に29回もキャッシュポイントを作れたと
そういうことになりますよね。
これぐらいまでが簡単な馬券シミュレーションの基本的な使いかたです。
次回は指数も取り入れる方法等を簡単に説明しようと思います。
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カテゴリー:集中連載 TARGET
集中連載 TARGET 第四回
2008年01月25日
今日はここまでのお復習いを兼ねての内容にしましょう。
第1回と2回の話だけでできることですから、挑戦してみてください。
・500万 1000万 1600万クラス の
・ダート戦 で
・逃げた馬 が
・前走どんな脚質の場合が多いのか?
これを調べましょう、逃げる馬さえ当てることができれば
一生遊んで暮らせるのが競馬と言うぐらい逃げ馬は大切ですから
こんなデータはあると便利かもしれません。
(注:そのレースで逃げる(た)馬を買い続けることができれば大幅にプラスになります。究極の馬券法は逃げる馬を100%予測することですからね)
それじゃあ、自分で調べて見てください。
私は一服吸ってきますね・・・。
~一服中~
では、方法は複数あると思いますので
私は私が思った方法でやろうと思います。
まずは調べるクラスを選択して、コースは「ダート」だけをチェック。
右下の「逃げた馬」にチェックを入れて検索開始。
期間は2007年1月1日から12月末までとしてみます。
知りたいのは前走の脚質ですから、項目集計を「前走脚質」にします。
すると「前走のデータ」が必要となりますので
「前走読み込み」を押すか、シフトキーとF11キーを同時押しします。
すると、これで500万・1000万・1600万クラスの
ダート戦で逃げた馬の「前走の脚質」のデータが呼び出せたわけです。
脚質毎の数を見ると、予想に反して前走逃げた馬よりも
前走先行だった馬の方が逃げることが多いなんてことや
後方競馬の馬が逃げることは当然少ないけど、中団で競馬をした馬が
次走で逃げることも案外多いのか・・・なんてことが分かりますよね。
例えば「東京マイルで1着になる馬は→前走どこのコースだった馬だろうか?」
ということだって調べることができるわけです。
書店にあるようなデータ本の類はTARGETがあれば基本的に不要になりますから
有効活用してみましょう。
これでもうTARGET初心者の人も知りたいデータは結構調べられることでしょう。
ということで、データ検索編はここで一旦区切りをつけてしまって
次回第五回からは「馬券シミュレーション」を使ってみましょう。
次は来週更新になるかと思います、もう明日金曜日ですからね^^;
指数配布とかの実戦モードに切り替えます。
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↑ワンクリックで私のやる気が1UPするので遠慮無くどうぞ(笑)
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カテゴリー:集中連載 TARGET
集中連載 TARGET 第三回
2008年01月23日
第三回目となりましたTARGET講座ですが
一回と二回の部分だけで、ある程度自分が知りたかったデータというものを
自分の力で調べられるようになったと思います。
ただ、毎回そのデータを知りたいときにTARGETで調べて見るというのは面倒ですし
手書きでノートに書き写すのも結構大変です。
ですがTARGETにはちゃんと出力機能がついておりますので
第三回目はTARGETの出力機能の使い方を中心にしましょう。
・データ出力・
TARGETでできるデータ出力にも色々ありますが、一番使うであろうものが
Csv出力だと思いますので、その方法を簡単に説明します。
第二回の内容だった、1番人気の騎手別データをそのまま保存する場合と仮定します。
この画像だと一番右上の出力というボタンをクリックします。
するとこういう選択が出ますので「集計★画面イメージCSV形式」を選びますが
先に★画面について説明をしましょう。
上の画面でもちょろっと移ってますが「★1」「★2」・・・「★8」までのタブがあります。
ここをクリックした状態で(どれでもいいです)
上の右端ぐらいにある「★項目設定」をクリックしてください。
すると、こんなボックスが現れます。
要するに、★1から★8までは「自分の好きなデータを好きなように並べれる」という、自分だけのカスタマイズができる部分なのです。
例えばあまり要に使わない「賞金合計」と「1着数」だけを表示して
それを見つめて何か閃めかせるとか、そんなことにも使えますし
自分的に「このデータいらない」と思ったらそれを消して、必要なものを足すことでとても見やすくなります。
★1を開いた状態で、★項目設定をすれば、★1に適用されます。
では、★1を開いた状態で「集計★画面イメージCSV形式」を押しましょう。
するとこういう物がでます。
アクセスフォルダというのはこれから保存する場所です(初心者は場所忘れがちなので注意)
ファイルリストはその中にあるファイルです。
さあ、保存してみましょう。
選択ファイル名の所に好きな名前に.csvをつけてOKをおします。
.csvをつけないと駄目だと思うので注意してください。
保存したcsvファイルを保存した場所から探してクリックしてみましょう。
Csvファイルなので大体の人はエクセルが開くと思います。
こうして、エクセルで開いたりして、ここからはTARGETでは検索するのが難しいようなことを調べたりするわけです。
私は事務職をしたことがないですからエクセルは苦手ですのでエクセルの説明は当然しません^^;
ですが、項目にフィルターをかけてソートして調べるのが基本です。
上のデータなら、1行目にフィルターをかけて
前走騎手を「福永」今走を「岩田」とすれば、そのデータだけ出るわけですから
自分のデータ保管庫として使用することができます。
データを調べて、保存する
これでもうあなたはそこそこデータ競馬に入っていけるかと思いますが
次はもう1回ぐらいデータ検索の例でも書いてみましょう。
一ヶ月後にはTARGET初心者の方でも、私と同じぐらいは調べられるようになるはずです・・・。
私と同じって言ってもTARGETの35%ぐらいしか使いこなせないということですけどね(笑)
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カテゴリー:集中連載 TARGET
集中連載 TARGET 第二回
2008年01月22日
前回は簡単なデータ検索の方法でしたが
あれだけでは知りたいデータがちょっと複雑になるともう困ってしまうと思いますので
第二回は前回のデータ検索から更に細かい検索方法を解説します。
レース検索をするときに、ある程度の絞り込みは可能です。
例えば1番人気が3着だったときのレースなんて検索はできますが
他にも検索結果画面に出る項目は沢山ありますし
1つのデータから細分化していくことで、そのデータの核心に迫れることが
TARGETの良いところでもあります。
上は何も指定をせずに検索した2008年1月1日から21日までのデータです。
指定がないので、これは今年の全レースでの単勝人気別の結果となります。
ここで、「1番人気限定で騎手毎の成績が見たいなぁ」なんて思うことがあります。
そんな時はまず「1番人気」を抜き出してみましょう。
データを抜き出すには「右クリック」でメニューを出します。
まず、今回は1番人気を抜き出したいのですから
1番人気と書いてある場所へカーソルを持って行き、右クリックを押します。
すると画像のような項目がでますので「該当データの一覧」を押しましょう。
そうすることで、単勝1番人気だけのデータを抜き出せますので
次に「騎手」を選択してみましょう。
これで、単勝1番人気時の騎手別の成績データが見ることができます。
今年の現時点では岩田騎手が8勝と一番多く、勝率も47%と高い。
単回収率も114%ということが分かります。
面白いことに、現時点では安藤騎手と武豊騎手という2大騎手が
二人共勝率が悪く回収率もかなりの低さだということも分かります。
ですがこの二人がこのまま低調が延々続くとも考えられませんから
そろそろ1番人気で買う時期ではないか?なんて発想も生まれることでしょう。
続いてこのまま違う項目を見てみましょうか。
馬体重なんてどうでしょう・・・。
1番人気の馬体重です、これを見ていて興味を引かれるのは・・・。
「+10キロから19キロ」の馬が1番人気だと勝率も回収率も複勝率も
かなり高いという部分に私は目が行きました。
普通ならちょっと嫌な増加ですよね?それで1番人気ならもっと不安ですし
今年それが理由で馬券を切った人だって何万人といることでしょう。
そんな罪な馬がどんな馬だったのか気になりますよね?
それなら、またデータを抜き出してみましょう。
最初に「1番人気」を抜き出した時と同じです、+10kg~19kgという部分に
カーソルを持って行き、右クリックから「該当データの一覧」を押します。
これがその馬達となります。
馬券外になったのは津村騎手騎乗のウインクルセイドと武豊騎手騎乗のイースター、
そして岩田騎手のアドマイヤジュピタだけで、他は馬券内・・・というか
2着が無いですね、1着か3着か着外という面白い結果です。
次に、これだけ増量して出てきた1番人気は
前走からどれぐらいの間隔だったのだろう?ということが気になりました。
では、項目集計から間隔を選びましょう。
すると「前走成績を読み込んでください」と出るので、シフトキーとF11キーを
同時に押します。
するとこのような画面になります。
10週から半年、また半年以上の休み明けで10キロ~19キロの馬体増だった
馬というのは買ってはいけなかったということでしょう。
期間を考えても休みで体を緩めてあった、取り合えず1走叩きで出てきた
そんな感じだったのかもしれません。
そして4週から9週の間隔で出馬をしてきた場合の成績が良かったので
しっかり調教はしていたが、食いも良くて冬場と言うことで体重が落ちなかった
でも調子は良く走れる状態だった、とでも考えることができそうですね。
もちろんたった3週間での成績で見ておりますが、これを1年・2年と長いデータで
見ることで、色々なデータを見つけることができます。
好奇心、「知りたい!」と思うことが沢山ある人にはTARGETは強力な武器になる
使う人で差が出るというのはそういうことなのです。
今何か調べたいことが思い浮かんでますか?
私は今年の騎手の乗り代わりが気になりましたので調べてみます。
丁度前走データはさっき「間隔」を調べる時に読み込んでいたので
ついでにという感じで騎手乗り換えのデータを見てみます。
1番人気の馬、これが前走と今走の騎手の流れでどんな成績か?です。
前走岩田、今走も岩田で1番人気ならなんと勝率75%回収率175%
前走福永、今走も福永で1番人気ならなんと勝率100%回収率273%
画面の下にもまだまだ沢山の乗り代わりがありますが、一応この画面分だけで見ていくと、ルメールから乗り変わった場合の1番人気は優秀だなんてことも分かりますし
荻野騎手から武豊騎手になった時は今年1回あり1勝だな、なんてことも分かります。
ではその荻野→武豊 この時のレースが知りたい場合にはどうするか?
そう、右クリックから該当データの一覧です。
すると、この1月12日の京都1R未勝利戦のファルネーゼがそれだと分かります。
では、このレースが気になるので「未勝利・牝」というレース名をクリックしましょう。
キャリア3戦、前走とデビュー戦は荻野騎手が騎乗していたようです。
新馬戦で2着ということもあり前走では3番人気と中々の人気通り3着。
そこで武騎手に乗り代わり、斤量が増えたものの圧勝という結果になりました。
武騎手は先行して勝ちましたが、荻野騎手は控える競馬をしています。
また馬場も良と重で条件が違いますから、今後もこの馬のこれまでを知った上で予想する参考になりますよね。
このようにして、1つの大きな検索データから
自分の思いつく・気になるデータをどんどん細分化して調べて行くことで
ノホホンと競馬新聞だけの情報で予想する人より遙かに有利になります。
ぜひ、色々なデータを探してみてください。
楽しいので苦痛にはなりませんし・・・苦痛と思う人は向いてないということです^^;
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よろしければ↑ランキング一票お願いいたします。
次回は、第一回二回とデータ検索をしてまいりましたので
取りあえず、このデータの保存方法の説明でも書こうと思います。
それでは次回をお楽しみに。
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カテゴリー:集中連載 TARGET
集中連載 TARGET 第一回
2008年01月16日
本日から、競馬ファンだけでなく競馬関係者まで使用している
TARGET JVについて初心者の方でも参考になるように
じっくりと簡単な部分から順に連載をしていこうと思います。
まずTARGET自体の仕様や更新情報などは
作者の久根崎様のブログや、TARGET Diffusionをご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/kunezaki/
http://homepage2.nifty.com/~blitz/
TARGETは、現在JRAVANのフリーソフトとなっており
競馬ファンだけではなく、競馬関係者も利用しているソフトであり
競馬初心者でも、このソフトを使わずして他人に質問をする
ということすら常識的に問題と言われるぐらい、多くの競馬に対する疑問が
このソフト1つで解決できると言っても過言ではありません。
ただ、このソフトの大きな特徴が「難しい」ということで
基本的なマニュアルはありませんし、ヘルプを見たところで
心のどこかに「面倒臭い」という思いが出た時点で、その人はもう
まともに使うことを諦めてしまうことでしょう。
だからと言って、いつまでも他人に聞けば助けれくれる
という時代でもありません、それぐらいにデータ競馬というものは
着々と浸透しておりますし、このままだと完全に置いてけぼりになる人が
かなり多くなってしまうことでしょう。
ネットでは「ググレ」=「グーグルで検索しろよ」という言葉がありますが
競馬ファンの中ではそろそろ「タゲレ」=「TARGETで調べろよ」という
言葉もでてくるのでは?というぐらいに思いますので
ある程度、この集中連載で使い方を覚えてほしいなと思います。
では第一回、「簡単なデータ検索」を始めたいと思います。
TARGETには複数のメニューから色々なデータが調べることができますが
取りあえず、基本的なデータ検索をするために「レース検索」を押してみましょう。
すると、上のような画面になります。ここで色々な条件を指定するのですが
取りあえず、全ての指定を解除して検索してみましょう。
上の画面を開くと「着順範囲」が1着だけになっておりますので、「全」という
ボタンを押すことで、全ての着順のデータを検索します。
まず、検索する期間を選択しましょう。
1980年まで検索すると非常に時間がかかりますし、逆に意味がないので
多くの場合は、検索終了日の指定から1年・2年~5年ぐらいまでを
検索することになるかと思います。
では、とりあえず2007年12月末から2007年1月1日で
検索をしてみることにしましょう。
検索が終わると、レース一覧がでると思いますが
これを見ても仕方がないので、項目集計ボタンを押します。
すると、上記のように色々な選択項目が出てきます。
先程検索したのは全条件の1年分ですから
ここで「人気」を選んでみることで2007年の人気別のデータを見てみることにします。
すると、こういった画面に切り替わります。
昨年の単勝1番人気の勝率は32・2%、単回値は単勝の回収率ですが
74%だったということになりますね。
下にある「芝」「ダート」「障害」等のボタンを押すと
その条件での成績に切り替わります。
続いて、項目から騎手を選んでみましょう。
すると、昨年1年間の騎手の成績が表示されます。
各項目を押すことで「順番をソート」できますが、↑は勝ち数順にならんでおります。
武豊騎手が1位、勝率は21・9%・・・という感じでデータを調べられます。
四位騎手が松岡騎手や吉田騎手に負けているとは意外ですね。
ちなみに、この騎手の色は私が個人的にしていることですので
また別の機会に説明を書きます。
逃げ馬は今年も当然圧勝、回収率も213%です。
3Fというのは上がりの3Fです、1位だった馬の成績が良いですね。
PCIについてはまた別で解説します。
この脚質ですが、TARGETの説明によると以下の判定法になります。
脚質の判定には、頭数及び通過順を使用しています。
ただし、JRA-VANの通過順は、各コーナーごとのものですので
新聞等に載っているものとは少々違います。
2角、3角、4角で1度でも先頭を走った馬は、基本的には逃げと判定されます。
ただし、一部マクリと判定される場合もあります。
他は、まず頭数を3で割り、その数分の頭数(最大でも5頭)で先頭から3つのグループに分けます。
そして、4角で3番目のグループに位置している場合は、追込あるいは後方と判定されます。
また、4角で2番手のグループにいる場合は、差しあるいは中団と判定されます。
2角や3角で後方に位置し、4角で1番目のグループにいるする場合はマクリと判定されます。
ただし、その区分が無いときは先行と判断されます。
上記の他で4角で1番目のグループにいる場合は、先行と判定されます。
これは頭に入れておきましょう。
では、次に生産者のデータを開いてみましょう。
すると「馬データを読み込んでください F11」と表示されます。
この生産者データ他いくつかのデータは、馬データを読み込まないと
見ることができませんので、キーボードのF11ボタンを押します。
すると、このように生産者のデータが表示されます。
まぁ社台とノーザンファームは見るまでもなくという感じですが。
回収率が100%を超える生産者、なんてのも当然ありますから
毎年のデータを検索して行って、毎年回収率の高い馬主を狙って馬券を買う、追い上げるなんて方法も馬券法になるかもしれません。
データというのを見ても「これをどうするの?」と聞いてくる人がおりますが
どうするかは自分次第、発想力になります。
さて、先ほどからの画像にはまだ右に項目があります。
まず一番左の単適回値(単勝適正回収値)、これは結構重要な項目です。
TARGETの説明を元に解説しますが、久根崎様は流石というか「均等買い最高!」という信念のもとにどうも間違った拘りを持つ人には特に知ってほしい内容です。
単勝回収率と同じで、単適回値はその馬の単勝を買い続けた場合の回収値で
100を超えているとプラスになるという数値ですが、その計算方法が違います。
通常の単勝回収値(単回値)では、該当する全ての馬に100円ずつ賭けていくというように、常に同額を賭けることを前提として計算しています。
ですが、単勝が1.5倍の馬もいれば、万馬券の馬もいるわけで、どんな人気のときも同額だけ賭けるというのは、そういうシステムであれば実行は可能ですが、実際の人間の心理や動作としては適当とは言えないと考えています。
まずここまで、太字にした部分は均等均等と騒ぐ人に自覚してほしいところです。
馬券の強弱をつけることすら認めない人もかなりおりますが、普通は強弱付けるものですからね、その点は頭に入れておきましょう。
この計算方法ですと、単勝で万馬券の馬が勝ってしまうと、単勝1.5倍の馬は、勝とうが負けようが、150円の差は誤差に過ぎない程度のものになってしまい、データの信頼度という意味でも問題がある場合があります。
100倍と101.5倍の違いは配当的にはほとんど差が無いと言えますが、単勝1.5倍の馬が勝つか負けるかがそれと同程度の意味しかないということは無いということです。
通常の単勝回収値の計算方法では、これを同程度として扱ってしまっている場合があるということです。
ここまで、本当にその通りです。
回収率を出すためにはオッズが必要になりますが、オッズベースで見ていくと、部分的に誤差レベル程度にせざるを得ないのが通常の回収率になります。
さて、この単勝適正回収値は例えば毎回1万円の払い戻しがあるように
投資した場合の回収率という計算をしております。
1頭に対する扱いを同じにすることで、たまたま万馬券が当たった場合に
人気所を外した分のデータがあっさりかき消される(誤差)ことで高回収率にするのではなく、人気があろうがなかろうが安定していないことには高い回収値が出ないという計算です。
ですから、人気がある馬が負ければ一気に回収値が下がります。
2倍の馬で1万円になるようにかけるなら5000円です。
100倍の馬で1万円になるようにかけるなら100円です。
前者が負ければ5000円マイナス、後者なら100円マイナスですね。
確かにこれは理にかなっている考え方です。
また、表の他の項目
平着・人気はそのまま平均の着順と人気です。
平オッズは「その条件の平均オッズ」
単平均は 「その馬が勝った時の単勝平均オッズ」です。
ですから、私が良く言う「勝利時平均オッズ」はこのような数値になります。
勝ち馬の目安として使うことができるでしょう。
では、もう1度単勝適正回収値の話を具体的にしてみましょう。
下部にある「最少レース機会数」は、騎乗回数での限定をするためにあります。
ここを0にしておいて、回収率を見た場合に
例えば1年で1回だけ騎乗して10倍の馬を勝たせた騎手なら回収率1000%と表示されて邪魔ですので、上記では500としました。
これは先程同様に、昨年2007年の騎手データで単勝回収率順にソートしてあるものです。
500回以上騎乗して、唯一100%を超えているのは上村騎手が1位です。
しかし、単勝適正回収率ではどうでしょうか?
1位は田中博康騎手で102・3%、何と上村騎手は33位まで落ち、単勝適正回収値は73・5%になってしまいます。
ですから、どの馬に乗ってもある程度の結果を出すのは田中騎手であり、上村騎手は恐らく人気所を飛ばして、穴を開けての回収率なのでしょう。
投資バランスを考えない人、本当の意味でどんな馬にも全て均等同じ額だけ買い続ける人なら、単勝回収率を見ればいいと思いますが、強弱をつける人、また見せかけの回収率に騙されないためにはこの単勝適正回収値の価値というものはかなり高いものだと思います。
ここまでを覚えれば、とりあえず簡単なデータを探ることについては
大きく困ることはないでしょう。
これが基本的な検索方法と、単勝適正回収率という1つのツールの説明です。
では、次回はもう少し深いデータの調べ方へ進んで行こうと思います。
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2008年01月16日|トラックバック (0)
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