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[No.253] イルミーチョ 3/2 10:25 [教えないぞ]
お世話になっております。

昨日、イル・ミーチョの深谷さんがテレビ出演していたそうです。(どこのテレビかは残念ながら分かりませんでした。)
MIXIで得た情報ですが・・・。

革靴は本当に危険ですね。
革靴に関する情報収集がルーテインワークになってしまっています。

[No.252] ぢんた 古幡さん 3/1 21:31 [教えないぞ]
古幡さん、仮縫い靴をお返ししつつ、細部を詰めてきました。いやあ、丁寧・熱心。
出来上がりが楽しみです。
革のストックもさすがにイタリアの名工房で修行なさっていただけあって良いものばかりでした。
G&Gのコードバン履いて行ったのですが、興味深くご覧になっておりました。

[No.251] 3/1 21:14 [教えないぞ]
山下様>

詳細な解説をありがとうございます。
イタリアのクラシックラインは幅広のスクエアトゥなんですね。一つ勉強になりました!
英国靴とはまた違った趣で興味深いですね。

今はロングノーズ?といったものが流行っているようですが、そうした中で古幡さんのクラシックラインがどのように受け入れられているのか興味があります。

イタリアの幅広のスクエアトゥをいまの私の装いにどう合わせるかというと少しイメージしずらい感じがします。どっちかといえば、華奢な感じの靴が合うのかもしれません。古幡さんの高い技術で作ってもらえたら最高だろうなぁと思っただけに残念です・・・。
(もしかしたら、華奢な感じの革靴を作ることが出来るのかもしれませんが・・・)

[No.250] 山下大輔 イタリアのクラシックなライン [MAIL] [HOME] 3/1 18:09 [キン肉マン世代]
昨日、深野羅紗店さんにて、オーストリアの伝統服地、ローデン・クロスを見てきました……想像以上に良かったです(笑)。紡毛素材ながらも艶は美しく、色出しも上品で、これでいつかコートやジャケットを作りたいなと思っちゃいますね。
あと、現在はスキャバルに吸収された英国の生地マーチャント、バークレイの生地も結構ありまして、ちょっぴり驚きました。プラチナ100もありました。もっとも、バークレイ自体、一昔前は当たり前に日本に入っていましたし、プラチナも定番でしたので、そんなに珍しくないのかもしれません。いずれはなくなるんでしょうけども……。

★あっぽさん★
はじめまして、山下大輔と申します。VASSですが、実物を見てみない事には何とも言えませんが、おそらくハンドソーン・ウェルテッド製法ではないでしょうか。VASSでマッケイやグッドイヤー・ウェルテッド製法は見た事がないので……。
もしインソールの前半部分に釘を打った跡(小さい穴)がございましたら、ほぼ間違いなくハンドソーン・ウェルテッド製法です。
ただ、釘打ちの数が少なければ、ハンドで仮釣りした後に、機械で釣り込んだ可能性もあります(例えば、既製のジョン・ロブ・パリ)。


★かわさん★
ご丁寧かつ詳細のご返信、どうもありがとうございました。僕の方こそ、どうぞよろしくお願い致します。
ステファノ・ベーメルのご注文、01年だったのですね。先日書きましたステファンさんは、いつから在籍していたか、ちょっと僕も不明なところがございまして、ひょっとしたら、01年に既にいらっしゃったかもしれないです。ただ、04年ごろに離れたのは確かなようです。失礼致しました……。
仰いますとおり、ステファノ・ベーメルさん、皆様から、良い人だと伺います(笑)。ブジェリさんでもご注文されているのですね!僕にとってイタリア製のビスポーク・シャツは憧れでして、いつか現地で注文したいと思っておりますが、実現しないまま、今に至っております……。
ルドルフ・シェア&ゾーネ、僕はお店を見学したのみですが、中東欧らしかぬスタイリングが意外でした。西欧で修行された靴職人さんだけでなく、中東欧で修行した靴職人さんも出て来て!って感じです(笑)。
また、こちらも仰いますとおり、ビスポーク・シューズは”適正価格”で出して欲しいですよね。腕の良い職人さん、メイカーさんが(センス、技術ともに)が高額になるのは致し方ない気もするのですが、それでも30万円台までが、僕としても納得ラインです。40万円以上となると、ちょっとこれは………でしょうか。
ちなみに僕も、ビスポーク・シューズ、小雨程度なら履いております(笑)。雨でも滑らず、減りにくいソールに、「さすがビスポークだ、何ともないぜ!」と、満足感に浸らずにいられません(嗚呼……)。
テリーさんにお願いするモード的なラスト!興味深いです。ビスポークがゆえの楽しみ、遊び心ですねー。僕は金銭的にたくさん注文はできないのですが(笑)、かわさんのように職人さんの潜在能力を引き出す楽しみも、今後、考えていきたいです。
コメント、勉強になります!どうもありがとうございました。


★嵐さん★
横レスで失礼致します。古幡さんの靴ですが、あのスクエアトウがガットのライン、そしてイタリアのクラシックのラインと言って、差し支えないと思います。
僕も僕なりに、イタリアのビスポーク・シュー・メイカーのサンプルを雑誌やネットなどで見ましたが、20世紀半ば以前創業のイタリアの老舗ビスポーク・シュー・メイカーは、大抵あのラインがサンプルにあります(新進メイカーはまちまちです)。ガット、メッシーナはもちろんの事、アルカンド、マンニーナ、ペトロッキィ、バリーニもそうです。
僕がイタリアのビスポーク・シュー・メイカーで、直接訪問した事があるのはヴェネツィアのセガリンだけですが、やはりセガリンの旧いサンプルも、幅のあるスクエアトウが多かったです。

山下大輔でした。

[No.249] 今後 3/1 09:54 [教えないぞ]
かわさま>
ご丁寧なアドバイスをありがとうございます。
かわさまのお話を伺って、メゾンをサポートするという視点で革靴を購入されることに少々の驚きがありました。
言われてみれば、確かにその通りかもしれません。
いい靴を作り続けることは文化を継承していくことにつながるわけですし、何よりも顧客がつかないと廃れていくわけですから・・・。
それを考えれば、靴を誂えるというのは大きな意義を持つことなのかもしれませんね。(大げさかな。)

なぜ靴を誂えようと思ったのかといいますと、左右の足の幅が異なるために革靴を履いているとストレスが少々たまってしまうからです。
ワイズで言うなら、左がDだと右がDとEの間でしょうか。Dにすると右足がきつく感じられ、Eにすると両足ともフィットせずにブカブカ状態なんです。
これまでに何足か既成靴を購入してきましたが、自分にぴったりくるものとなかなか出会えないため、これは靴を誂えないといけないかもしれないと思いに至ったわけです。

価格の面でのアドバイスは参考になります。
40万円を大事に飾っておくよりも、20万円の靴を何足か誂えてガンガン履くという方が道理にかなっていますね。
むしろ、靴職人もそのほうが本望でしょうし・・・。

追加料金が多いと購入する気が萎えていきますよね。なんかだまされたみたいな気持ちになりそうです。

メゾン選びは本当に大変です。
自分のスタイルに合った靴をイメージしながら、それに合うようなハウススタイルをお持ちのメゾンを探す必要があるわけですから・・・。
いまだに、決まっていません。本当に悩みますね・・・。
候補はいくつかあるのですが、どこも魅力的なだけになかなか選びがたいものがあります。

それにしても革靴は本当に奥が深いですね。情報を得れば得るほど、深いです。
英国靴についてはある程度理解が進みましたが、イタリア靴などはまだまだ勉強不足です。

このサイトで古幡さんという靴職人さんがいることを知りましたが、ウゴリーニとはまた違った趣ですね。
幅の広いスクエアが目を引きます。
幅広のスクエアが昔ながらのイタリア流なのでしょうか?

[No.248] かわ 3/1 02:00 [教えないぞ]
山下さま

こちらこそはじめまして。このサイトはずいぶん前からお世話になっております。今後ともよろしくお願いします。
ステファノ・ベーメルでオーダーしたのは1001年になります。
僕自身、決してステファノのクオリティに不満はなく、むしろ当時はオープンしたてのIL MICHOさんより安かった記憶があって、コストパフォーマンス、そしてブランド力、お人柄(すべてベーメルさんが対応してくれましたので)とも高い点でした。
まぁ、そのずっと前からシャツをベーメルさんのお友達のレオナルド・ブジェリさんでオーダーしていた関係で、レオさんから「ポンポン買う客から大事にしろよ」と連絡が入ったのかもしれませんが(冗談です)

あとアンディさんは、エリック・クックさんの息子さんのことです。来日経験があるとは知りませんでした。私が注文したのは、最初はポールで、途中からカネーラさんになったので、アンディさんと直接会話したことはありません

それとルドルフ・シェア&ゾーネですが、一度オーダーしようと思ったことがあります。
確か最初が3000ユーロで、次回が2000ユーロだった記憶が・・・良心的な価格だと感じたのですが、当時はユーロが170超でしたので、見送ってしまいました
東欧の靴では珍しいくらいスマートですよね。ぜひ四之宮玄騎さんにはその技術を継承され、日本でメゾンを開いてほしいですね。

まぁ、ルドルフが3000で両親的で(2足ですと各2500ユーロですが)、日本の職人さんに求めるのは矛盾していますが、やはり20万台で(九分仕上げではなく、フルビスポークを)作っていただきたいですよね。
材料費や手のかけはどこも同じだと思うのですが、一年に2足ぐらい買うのは、それぐらいの額が購買意欲につながるのではないかと。
40万円とかしますと、一生ものになってしまって、飾っておくだけで二度と手を出さない、と決め付けてしまった友人も私の周りにはいます。
私のポリシーはビスポークでもガンガン履いて(雨予報の日も小雨ぐらいなら)、そしてピカピカに磨いて、フォスター&サンのサンプルのような靴にするのが夢です(ジョンロブロンドンもクレバリーもサンプルはたくさんありますが、見た目はF&Sが一番です、まぁ、アンティークっぽさは日焼けの影響もあるようですが)
ビスポークの凄いのは少しきつめつくりのクレバリー、コルテでも5年も履いていればジャストフィットしますし、最初からピッタリのフォスターは、履いていくうちに靴が細くなったような錯覚がします(実際はありえませんが)。
テリーさんの木型は、非常に新しくて斬新な面もあって(とくにチゼルでダービーをお願いしますと、コルテや深谷さんのようなエッジのきいた、そしてひねりの入った)、安っぽい言葉になりますが、オールドファッションドのクラシックとトレンドを受け入れたモードの融合、という印象があります。

ぢんたさま
写真見ました。ただ私の記憶では、あんな方だったかな、という印象です。なにせ私が行ったときはグラスゴーさんの指示で、上に上がったり、下がったりしていた記憶しかないもので。それにスキンヘッドはポール・デイヴスのインパクトが強すぎて、すっかり記憶から消えてしまっています。
申し訳ございません

嵐さま

個人の好みがありますので、なかなかお勧めをあげるのは難しいのですが、長くビスポークシューズをオーダーし続け、そのメゾンをサポートしていただくという観点からも、あまり追加料金の取らないメゾンをお勧めします(少々の差額は仕方がないですが)

ブーツやエラスティックにしただけで10万近い追加料金がかかったり(英国は無料です)、シームレスヒールやメダリオン、ヒールを上げるだけでまた値段が高くなったり・・・
昔、ミラノのラッタンジに田口さんという日本の店員さんがいらっしゃったのですが、その方に質問したところ、ラッタンジさんに連絡を入れてくれ、ブーツぐらいで追加料金といっても革代はしれているから客に怒られる、と言われました。当事はラッタンジでは16万円ぐらいでフルオーダーしてくれたんですよ(2000年より前だったような・・・) 買っとけば良かったです。

確かにラストも細かくいえば、エッグとチゼルは違うのですが、2つ作る場合も、1足目の木型をコピーしてから微調整していくので、ほとんどの店は1足目ほどの手間隙はかかりません。

気に入られたメゾンが見つかりましたら、2足、3足と長いお付き合いをすることで、日本からビスポークの火を消さないよう、サポートをお願いします

[No.247] あっぽ VASSについて 2/28 02:09 [教えないぞ]
はじめまして。
最近通販でVASSのUラストを購入しました。
400ユーロのラインは、まさかマッケイではないですよね?グッドイヤーでしょうか?
というかVASSでマッケイ物はあるのでしょうか?ちょっと気になったもので・・・
お教えください。

[No.246] 山下大輔 ビスポーク・シューズ [MAIL] [HOME] 2/28 00:10 [キン肉マン世代]
ようやく、久方ぶりに本格的に書き込みを致します……。ただ、すいません。最初にいささか僭越ではございますが、お知らせでございます。

一応、サイトを開設して以来、靴談話帳にて書き込んで下さった皆様へは、大部分の方に返信を書かせて頂いておりましたが、これから抑えていこうかなと思っております。
理由としては、実は一回書き込むのに、結構な労力と時間が必要だったりして(笑)、ちょっと気軽に書き込みにくいのです。
もちろん、皆様が書き込ん下さるのは嬉しいですし、今後も大歓迎致します!活発で有意義な情報交換を行って頂ければ幸いに思います。
僕自身も、まったく返信を書かないわけではなくて(笑)、皆様の話題に、是非、参加させて頂きたく思います。

★ぢんたさん★
古幡さんのダミー・シューズ、数日間履けるんですか!知りませんでした(笑)。このシステムを行っているのは、世界的に見ても極めて少ないですね……。古幡さんの、靴作りに対する真摯な姿勢が伝わって来ますね。
以前はぢんたさんのおかけで、クレマンさんとお会いできました。どうもありがとうございました。福岡さんの今後も気になるところです(笑)。
例の画像、アップはもう少しお待ち下さい!申し訳ありません。


★deibu95さん★
僕はクリームで染みになった事はないのですが、ステイン・リムーバーをウィスキー・コードヴァンに使い、黒ずんだ事がございます……。もっとも、これも味の一つと考えて、気にしないで履いているのですが(笑)。


★ペプイシさん★
エドワード・グリーン、カジアーノ&ガーリングは無事入手できましたでしょうか?サイズやウィズ表記は同じでも、メイカーごと、ラストごとでフィッティングはまるで異なります。なので、サイズとウィズ表記は参考程度にとどめておいて、試着された感覚を第一に考えられた方がよろしいかと思いますよ〜。
ビスポークにおいて分業制をとってるか否かは、クォリティには直結しないと思います。全工程を一人で行っていれば、作業全てに職人の目が行き届いている、という考えもあれば、分業制をとっていれば、各行程のエキスパートが行うため、良い仕上がりになると言う考えもあります。どの体制をとるかは、お店の考え方次第のようです。

結局、靴そのもののクォリティが、答えの全てだと思います。ただ、自分の意図が明確には伝わりやすいのは、お一人なのでしょうね。

これは余談なのですが、サヴィル・ロウ・テイラーでも、職人丸縫いのお店と、分業制のお店と、生産体制が異なるみたいですね。僕の知る限り、キルガー,フレンチ&スタンバレーでは丸縫いで、ハンツマンでは分業制だそうです(昔と体制が変わっていなければ)。手縫いの割合も、お店によって異なるとか……。


★akkaさん★
改めてはじめまして!(笑)山下大輔と申します。Noriさんの掲示板からご存知なのですね!僕としては、恥ずかしさでいっぱいでございます……。
既製もビスポークも、短所と長所がございますよね。そこで、僕からの意見なのですが、ビスポークが幅広に作られてしまうかと言えば、必ずしもそうではないと思います。例えば、僕のF&Sは、サイト内にございますとおり、大変スマートです。僕のサイズは、英国靴で大抵6E、J.M.ウェストンで5ハーフDと、特に細い足ではありませんが、僕が所有している靴の中で、F&Sがダントツで細く見える靴です。僕自身、注文時に、特に「スマートにして下さい」とお願いはしておりませんが、それでも、これほどスマートに仕上がってきました。
なので、どう仕上がるかは、職人さんの力量や、注文主の足型、ハウススタイルなどなど、多くの要素が絡んできて、幅広に作られてしまうとは、一概には言えない気がします……。
もっとも、僕の注文はセレクトショップ経由ではないので、少し事情が異なるかも?ですね。
スタッグ・スエード、本当に貴重になりましたよね。僕は入手できる機会があれば、金茶色でチャッカ・ブーツを作りたいです……。
福田洋平さんの靴は、あと10万円安ければ……と言ったところでしょうか。Saionさんや、清角さんなら、フルハンドのパターン・オーダーで20万円以下で済むし……と思ってしまいます。
あと、タンニン鞣しの底革が入手が難しいという事はないと思います。と言いますか、底革でしたらタンニン鞣しが一般的ではないでしょうか?↓
http://www.kawa-sozai.com/leather_nameshi.html
http://www.kawa-sozai.com/leather_shiage.html

アッパーに傷の話は、僕も他の方から聞いた事があります。許容範囲の小傷ならまだしも、目立つ傷でしたら、あんまりですね。

あと、僕の所有しているビスポーク、F&Sとマテルナですが、こちらは本当に滑りません。既製のレザー・ソールはおろか、ダイナイト・ソールより危険が少ないです。さすがに濡れた大理石の床を走ったりはしないですが(笑)、雨でも滑るどころか、つるっといきそうになった事すらありません。F&Sは雨で履いたのは一度だけですが、マテルナは雨でも結構履いております(土砂降りでもないのですが)。金属プレートが付いてても滑らないのは、さすがはビスポークだなー……と思いつつ………。変な皺も寄ってないですし………。
おそらくですが、F&Sはベイカー、マテルナはレンデンバッハだと思います。濡れた地面でも、ビスポークなら僕みたいに大丈夫なケースはあるという事で、お聞き頂ければと思います。

akkaさんの書き込み、僕としてはまったく迷惑とは感じておりませんので、恐縮ですが、お気になさらないで下さい。僕もビスポークでのトラブルや仕様ミスは、そこそこ聞きますので……。


★パッカーさん★
F&Sの受注会について、ご質問がございましたら、またお答えしますね。ご遠慮なくどうぞです〜。


★龍次さん★
古幡さんのサイト開設、僕も楽しみに待っております(笑)。
海外ビスポーク・シュー・メイカーのアフターケア、日本の靴修理屋さんでも、ハンドで仕事をして下さる方なら、大丈夫かなと言う気はします。
ちなみに僕の場合は、本場、英国の雰囲気、センスが欲しくて、F&Sで注文しました(笑)。マテルナも、中東欧らしいワイルドな雰囲気に憧れて……。僕の注文基準は、ハウススタイルが第一ですね(笑)。
あと、テリー・ムーアさん、ゲオルグ・マテルナ親方と、名人で知られるお二人の腕前を頼ったのも当然あります。ヴェテランだけあって、本場のクラシックを、人生を通して知っているとのも大きいです。今のところ僕は、お二人に注文して良かったなと思っております。

とか言いつつ、大塚製靴、古幡さんをはじめ、日本の職人さんに興味があるのも事実です(笑)。と言いますか、F&Sでも、日本人職人の松田さんにお世話になっておりますね。


★シマダさん★
シュー・トゥリーについて、買う前でも、ショップの方にお願いすれば、靴に装着させてくれますので、いくつかあるトゥリーの中から、その靴に合うトゥリーを選ぶのが最善かなと思います。メイカー純正トゥリーでも、合わない場合もありますから(笑)。
ただ、僕が色々試した結果、純正トゥリーがない場合は、大抵、靴よりもやや小さめのトゥリーを選ぶケースが多いですね……。よろしければ、参考にされてみて下さい。東急ハンズ渋谷店ですとトゥリーの種類も揃っていて、選択肢が広がります!


★hanaishiさん★
hanaishiさんのクレヴァリーを拝見してから、もう10年なのですね……。この間で、高級靴の認知度は大分変わったと思います。10年前当時、エドワード・グリーンを履いてる人は、ショップにでも行かないとお目にかかれなかったですものね。最近は街中で、稀に見かけますし……(それでも稀なのですが)。高級靴ブランドも、こんなに種類豊富じゃなかったですよね(笑)。


★てつさん★
改めてはじめまして!(笑)山下大輔と申します。
最近は有名、無名問わず、若手日本人職人さんは独立志向が強いですよね。ただ、僕としては、「独立するには、まだ早いのでは……?」と思わざるを得ない腕前、センスの方も結構いたりして……。
あと、前回頂いたご質問について、追記させて頂きます。ビスポークのご経験が僕よりも豊富なてつさんに、僕が書くのもおこがましいのですが(笑)、僕としては、ハウススタイルから外れたスタイル、デザインは注文しないよう、気をつけております……。やはり、職人さんの美意識に準じた物でないと、理想どおり、要求どおりのものは仕上がりづらいのではないか?と考えてしまいます。


★義務と責任さん★
あくまで聞いた話なのですが、ジョン・ロブ・ロンドンの場合、以前までは釣り込み直しは無料だったのですが、最近になって、別料金が10万円ほど発生するようになったそうです……。もしそれが本当なら、ちょっとあんまりかなと言う気がしますね。


★小僧さん★
メイカーにお金を払わないショップがあるとは……ひどすぎますね。その場合、訴えなどは起こさないのでしょうか。そのケース、裁判沙汰になったら、まずショップが負けると思うのですが。


★かわさん★
改めてはじめまして!(笑)山下大輔と申します。ビスポークのご経験豊富で驚きました!そして、その中からお薦めされる、鈴木さん、古幡さんは凄いなとも(笑)。
ビスポーク・シューズ、手間がかかっているとは言え、それでも仰いますとおり、適正価格から外れてしまっているメイカーさんも見受けられますよね……。
すいませんが、ステファノ・ベーメルについて質問がございます。かわさんがご注文されたのは、ステファンさんが在籍していた頃でしょうか?(02〜04年頃かな?)そのステファンさんが在籍していた頃とそれ以外では、ステファノ・ベーメルもクォリティが異なるそうで、ちょっと気になった次第であります……もしよろしければ、教えて頂ければ幸いでございます。
しかも聞いた話ですと、そのステファンさん、本当はもっと上手くやれるのに、ベーメルのレヴェルに合わせて、仕事の質をわざと落としていたとか……。
「ジャストフィット」と「痛さ」は隣り合わせ、納得のご考察です。フィットの調整は本当に難しそうですね……。

仰られているアンディさんは、エリック・クックさんの息子さんである、アンドリュー・クックさんの事ですよね?アンディさんはクレヴァリーに在籍していた頃、受注会の関係で、日本にも来た事があるそうですね。

現在では海外の技術、感性を日本に持って来てくれる靴職人さんもいらっしゃいますよね。古幡さんがイタリアのクラシックを持って来て下さったので、あとは現在、ルドルフ・シェア&ゾーネに勤務してらっしゃる四之宮玄騎さんが、中東欧の技術と美意識を日本に持って来てくれないかな?と、勝手に期待しております(笑)。


★サンタクルゾーさん★
おお〜、cag○aさん、完成されましたか!職人さんとの距離が近い利点を活かされているのが伝わって来ます(笑)。
仮縫い、舞い上がっちゃいますよね(笑)。僕もビスポークの際、靴でもスーツでも、後から、「言い忘れがあった!」、「あそこをよく見てなかった!」とか、気付く事があります。僕も経験を積んで、自分をレヴェルアップさせていきたいですねー。
僕が現在注文しているF&Sも、よりラストが完成に近付いている事を期待したいです!(笑)


★馬さん★
はじめまして!山下大輔と申します。オランダ在住なのですね。僕は欧州在住に憧れております(笑)。
クレマンさん、僕は以前にぢんたさんのおかげで、お話する事ができましたが、とても気さくな方でした。
F&S、僕はまだ一足しか入手していないものの、個人的にはお勧めできますよ〜。是非、候補に考えてみて下さい。英国のクラシックが堪能できまする♪


★嵐さん★
はじめまして!山下大輔と申します。現在、ビスポークをご検討中との事、ぢんたさんがご提案された中でも、かなり選択肢ありますよね(笑)。
英国スタイルをお探しでしたら、英国帰りの職人さんはもちろんの事、海外留学がない職人さんでも、英国スタイルが作れる方はいらっしゃるかと思います。
ただ、細かい事ではございますが、スタイルは同じでも、作業工程まで英国と同じ方法をとっている職人さんは、意外に少なかったりします……。
たとえ英国帰りの職人さんでも、シャンクは竹を使用していたり、先芯は樹脂だったり、部材のくせ付け行程を省略していたりと、英国や欧州のトップメイカー、本来の方法とは異なっているケースは結構あります。

シャンクが竹や木材だと、どうしても折れやすく、シャンク本来の機能を果たすには不十分のようです(既製だと盛んに使われておりますが)。
英国をはじめ、欧州のビスポーク・シュー・メイカーのシャンクは大抵レザーです。加工成形がしやすく、折れ(割れ)にくいのが、レザーを用いる理由のようです(ちなみに僕の知る限り、既製でレザーシャンクを使っているのはサン・クリスピンだけ)。かつて、日本では白樺の皮がシャンクに使用されていたそうですが、それも同じ理由だと思います(今は白樺の皮は市場にありません)。
ただ、レザーシャンクですと柔らかい分、アーチが落ちてきやすい欠点があるため、それを避けたいメイカーは、スティールを使用するそうです(ただし、頑丈な物に限る)。このスティールシャンクはオーソペディックの意識が強い、中東欧で主に使われるようですね……。やはりオーソペディックを重視しているオールデンが、とりわけ頑丈なスティールシャンクを使用しているのも合点がいきます。

先芯も、英国や欧州の高級ビスポーク・シュー・メイカーでは、レザーを用います。樹脂でも履き心地にはさほど影響はないと思いますが、レザーでないと加工をするにも限界があるため、職人さんが思ったとおりのラインが作りづらいようです……。

部材のくせ付け作業を省略すると、当然、立体成形に難が出ます。以上のように作業を省略していても、省略してないメイカーと価格は同一、或いは高く設定しているメイカーもありまして……なかなか、判断が難しいです(笑)。

もっとも、この作業工程は本来、消費者が気にするべき事ではないですし(笑)、実際に使用してみて、その違いに気付く方は少ないと思います。作業行程や部材を変更をした方が、より良い物を作れると言う、職人さんの判断かもしれませんし。
実際、僕も、英国や欧州の方法とまったく同じでなくとも、いつか注文してみたいビスポーク・シュー・メイカーさんはあります(笑)。英国靴がお好きの事なので、参考までに書かせて頂きました……。

それに、もちろん、英国や欧州本来の方法で、しっかり靴作りをしていらっしゃる日本人職人さんもいらっしゃいます。そして、欧州でも作業工程を省いている、ないしは仕事そのものが下手なメイカーさんもいらっしゃいます。
日本人職人さんは、作業工程を省いている場合でも、仕事一つ一つのクォリティは素晴らしく上手いですね……。

ちなみに以上の事、全部靴作りはど素人の僕が書いた事ですので(笑)、間違っている箇所もあるかもしれません。間違いがございましたら、どなたかお詳しい方、修正をお願い致しま〜す。

山下大輔でした。

[No.245] ぢんた あんときゃ無理な事頼んだなー 2/25 22:34 [教えないぞ]
かわさん:
トーマスクックの息子さんと言う方は
当HPの「革靴資料館」の「ジョージクレバリーとアンソニークレバリー」の9枚目の画像、アンソニーの本を持ってるスキンヘッドの方ですか?

[No.244] 2/24 23:39 [教えないぞ]
探しているうちに、こんなお店も見つけました。
参考にしてください。

http://www.yo.rim.or.jp/~local/

[No.243] お礼 2/24 09:54 [教えないぞ]
ぢんたさん>

ありがとうございます!
非常に参考になりました。

HPなどを検索して、自分の感性に合いそうな職人さんにあたってみたいと思います。

[No.241] ぢんた 最近暇なんです 2/23 15:15 [教えないぞ]
嵐さん始めまして。FAQと思われるご質問なので私のわかる範囲で日本国内の誂え靴を調べてみました。
お勧めと言うより陳列になっちまいましたが、これらをキーワードとして検索すればさらにHPのある工房は調べられると思いますので・・
(山下さん、太田さんの鞄のサイトみたいにこれらを資料化するのはいかがでしょう?・・丸投げ)

ソースは本ホームページの「靴好きが申す」の「応援中のBespoke shoe maker!」に名前が挙がっている国内でオーダーできる人、
それに某情報サイトに掲載された工房を加えました。

英国靴が好みであれば
HIRO YANAGIMACHI Workshop(柳町弘之さん)
GUILD OF CRAFTS (山口千尋さん)
Bench work study(大川バセット由紀子さん)
o.e.(江川治さん)
六義 (大久保尊氏さん)
Yohei Fukuda(福田洋平さん)

以下は英国風かちょっとわかりませんが
クレマチス銀座(高野圭太郎さん)
KOKON(常世田哲さん+高野圭太郎さん?)
銀座ヨシノヤ (小笠原茂好さん)
MAIN D'OR(村田英治さん)
ETHOS CLUB・山長印靴本舗(関信義さん)
早藤良太さん:TieYourTieでオーダー受けている?
大塚製靴オーツカ エム・ファイブ
EMORI(江守大蔵さん)
ABC-MARTのSaion(横山直人さん)
ShoeRppublic(高山純一さん)
VIOLET(安仁屋隆宏さん)
Caboche(佐渡 竜二さん&志水 秀行さん)
靴のささき(佐々木貞義&康樹さん)
靴工房ハンザワ(榛澤さん・・下の名前はわかりませんでした)

これからは明らかにイタリア風になると思いますが
ANTICA BOTTEGA DELLA SPIGOLA (鈴木幸次さん)
IL MICIO (深谷秀隆さん)はTieYourTieでオーダーを受けている。
Corno blu(清角豊さん)
古幡雅仁さん

ふぅ〜。

[No.240] ビスポーク 2/22 23:49 [教えないぞ]
よろしくお願いします。
人生初の誂え靴を手に入れようと
思っております。

つきましては、国内でオススメの職人さんを教えていただきたく思います。

私個人的には、英国靴が好みですので、そのような靴を得意とする職人さんをご紹介いただけたら・・・と思っております。

予算は20〜35万円を考えております。

ぜひ、みなさまの情報をお待ちしております。

[No.239] 2/22 16:00 [はじめの一歩世代]
ぢんたさん
古幡さんの靴は山下さんのブログでみて気になっていましたが、仮縫いを数日履きこめるシステムになっているとは知りませんでした。すばらしいシステムですね!なんか欧州滞在中に無理してビスポークしなくてもいいのかもと思ってしまいます。

G&Gの靴は繊細なイメージがありましたが、作られたのはがっしりとしたタイプなのでしょうか。とても気になります。

[No.238] deibu95 2/21 15:05 [教えないぞ]
ぢんたさん

横レスです。仮縫いで、冷静さを失うというのは、よくわかりますね。私も、もうちょっと冷静に、感想や指摘ができていたらということは何度もあります。古幡さんのダミーシューズはいいですね。1時間くらい履いただけではわからないですから。じっくり履いてみるのは、ありがたいシステムです。それにしても、立ち上がったばかりとはいえ、仮縫いのシューズが出来上がるのが早いですね。待たされるのが慣れっこになっているものとしては、うらやましいです。G&G、又アップしてください。















[No.237] ぢんた トライアルの工夫 2/21 11:55 [教えないぞ]
馬さん:
一足目から完璧フィットさせたい!は理想ですよね。決して安い物では無いですし。
今週、古幡さんから郵送で仮縫いのダミーシューズが届きました。
これを履きこんで工房に持っていき、最終フィッティングを行い、完成させるそうです。
オーベルシイのグランムジュールやSAIONの2回トライアルほどではないにしろ、仮縫い靴を数日〜数週間じっくり評価できるシステムはなかなか良いと思います。
人にもよると思いますが私はクレマンにしろ、英国のビスポークメーカーにしろ、仮縫いに行っても舞い上がってしまい(恥)冷静にその靴のシェイプや履き心地を評価できない事が多々ありました。その問題点を解消できる試みとしてとてもありがたいです。
G&Gの「コードバン製ドゴール風」(核爆)も完成しましたし、こりゃ今年はしばらく謹慎・・?

[No.236] クレマン 2/21 03:59 [はじめの一歩世代]
ぢんたさん
詳細に答えていただきありがとうございます!そして早速答えていただいたにもかかわらず、お礼が遅くなりすみません。

@の本は私も読みました!写真が充実していて本当に面白いですよね。
Aの気持ちよくわかります。私も他と違うというのをつい求めてしまいます。
Dも大変興味深いです。私も甲が広いので。そのような選び方もあるのですね。
Eは言われてなるほどと思いました(笑)
日本人がいる、というのもクレマンを選んだ理由の一つだったので福岡さんが他にいかれたのは残念です。

このサイトを見るまではビスポーク=1足目からでもフィッティングというイメージでいましたが、ぢんたさんの1足目も緩めだったとのことですし、他の方の書き込みを見てもやはり1足目は難しいのですね。
クレマンor F&Sも悩ましいのですが、1足目からダブルモンクストラップという候補は捨てたほうがよいのかという悩みも出てきました。うーん悩ましいです・・。

[No.235] deibu95 靴のトラブル 2/20 18:41 [教えないぞ]
皆さん、クリームを入れすぎて、黒くしみになったり、リムバー付け過ぎて、表面の色が取れてしまったことないですか。

[No.234] ぢんた 追記 2/16 08:38 [教えないぞ]
Bに加えて当時福岡さんが働いており、
日本語でのサポートが受けられるメリットがあった!
を忘れてはなりませんね。
現在福岡大樹さんはロブパリで働いているようですね。早く帰ってきて俺の靴作ってくれー!

[No.233] ぢんた クレマン 2/16 08:30 [教えないぞ]
馬さん:
クレマンで頼んだ決め手は
@「hand made shoes for men」に載っていた。
http://www.amazon.co.jp/Handmade-Shoes-Men-Lasz-Vass/dp/3895089281
Aその時点で頼んだ日本人は人がいなかった(爆):実はその当時クレマンの工房で働いていた福岡さんのお父様が日本人一号だったらしいですが・・
B2002年のメンズクラブドルソに載った(編集さん感謝してます!)ので工房の場所・雰囲気がわかった。その後工房をハンブルグに移されたようですね。バストホーストより行きやすくなって良かったヨカッタ。
Cたまたま2004年ドイツへ行く機会があった
D自分の足は幅が広く、足の形そのままではずんぐりむっくりの靴になる。メタターサルパッド付インソールなら横アーチを補強し、
ボールガースが短くなるのでは?という期待
こんなところでしょうか。
あ、あと
Eカールゴッチの雰囲気がある
というのもアリかも(笑)

革について
革は見本を見ながら「こんな感じ」で適当に決めました。その当時すでにドイツ国内でもフロイデンベルグは質が低下しており、クレマンは使わないといっていました。

履き心地
一足目はやや緩いフィッティングでした。
でも迷ったら履いてるんですよね。
まあ、カジュアル(外羽根・ライトタン・ストームウエルト)で雨でも履ける強みかな?
二足目はメールのやり取りのみで完成したのですが、完璧なフィット・シェイプ・バランスでした。
2足とも2-3日連続で着用しても問題は有りません。
メタターサルパッドは自分的には歩行時の補助にもなっており履き心地に貢献しているのだと考えます。

こんなところでしょうか。

[戻っちゃおう]

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