岡山放送局

2009年3月4日 21時47分更新

「貴重な淡水魚の保護」シンポ


川や池、それに田んぼなどに棲む貴重な淡水魚をどのようにして守っていくのか考えるシンポジウムが、岡山市瀬戸町で開かれました。

このシンポジウムは、淡水魚の保全活動に取り組んでいる県内の住民グループなどが主催して開いたもので、岡山市瀬戸町の会場には、全国の淡水魚の専門家や地元の人たちなど合わせておよそ250人が集まりました。

このうち基調講演を行った専門家の1人、日本学術振興会特別研究員の阿部司さんは、国の天然記念物に指定されているドジョウの仲間の「アユモドキ」について取り上げ、岡山県の吉井川と旭川水系や琵琶湖などでしか生息が確認されていない貴重な魚だと説明しました。

そのうえで阿部さんは「コンクリートで作られた水路でも、ほんの少し深い場所を設けたり、小さな石垣を置くことで、アユモドキなど魚たちが住みやすい場所にすることができます」と意見を述べ、豊かな自然を守るための工夫が必要であることを訴えていました。