ゲストさんログイン

ウェブ検索

最新ニュース! クリックするほどよく分かる

livedoor ニュース

今週のお役立ち情報

この人物のオモテとウラ 内野聖陽 迫力の軍師はデレデレのパパ

 人気ドラマ「相棒」に続く4月からの“水9”ドラマ「臨場」(テレビ朝日系)に俳優の内野聖陽(まさあき)(40)が主演。事件現場で遺体や物証から事件の謎を明かす敏腕検視官役に挑む。昨年7月放送の「ゴンゾウ〜伝説の刑事」でも主役を演じた内野が、水谷豊らと並ぶ“水9”の顔になりそうだ。

 かつてはNHKの朝ドラ「ふたりっ子」(96年)で野田香子(岩崎ひろみ)のライバル棋士役、翌97年のドラマ「ミセス・シンデレラ」(フジテレビ系)では薬師丸ひろ子の不倫相手、キスシーンも演じた。そんな細めのハンサム男が、一昨年のNHK大河ドラマ「風林火山」では、髪もボサボサ、ぼろ布をまとう隻眼の武田軍師、山本勘助として登場。体格も表情も同一人物と思えないほどの変貌(へんぼう)を遂げた。あのギャップは何だったのか?

「内野は勘助役を演じるため、体重を増やし、酒や遊びを断って役づくりに没頭した。彼はオカマでも変態でも演じ分けるし、新劇からミュージカルまで芸域も広い。03年にはシェークスピア劇でロンドン公演も成功させた本格派俳優のホープですよ」(演劇関係者)

 子どものころは恥ずかしがりで引っ込み思案だった。姉とけんかするたびに、口でやり込められるため、ディベート力を鍛えようと、早稲田大ではESS(英語会)に所属。英語劇をやるうち、演じる魅力を知った。ジャーナリスト志望だったが、卒業に1単位足りず留年が決まり、先輩の勧めで文学座研究所の試験を受けた。観劇経験もないのに、なぜか合格してしまい、運命を大転換。翌93年には初舞台を踏み、NHKドラマ「街角」で主役にも抜擢された。ここでしぼられ、せりふの棒読みから脱却。ドラマを見た森田芳光監督の目に留まり、映画「(ハル)」(96年)で日本アカデミー賞新人賞を受賞。同年の「ふたりっ子」で知名度を増し、民放ドラマでも引っ張りダコに。

 あちこちからの引きが多くなる中で、97年には文学座の正座員となり、新劇の舞台を今日までコンスタントに続けてきた。00年からミュージカル共演を重ねた宝塚歌劇出身の先輩女優、一路真輝(44)と06年に結婚。「家庭と仕事は別」と私事を語らない内野だが、2歳の愛娘の話題となると目じりは下がりっぱなし。外でどんな怖い役を演じても、娘の前では、一瞬にして優しいパパの顔に戻れるらしい。

(日刊ゲンダイ2009年2月27日掲載)


関連ワード:
内野聖陽  お酒  モテ  NHK  文学  
コメントするにはログインが必要です
ログインしてください
投稿

関連ニュース:内野聖陽

芸能アクセスランキング

注目の情報
★★厳選カードローン特集★★
1、ネットでいつでも選べる!
2、あなたのニーズにあったカードローンをチェック!
3、急な出費などには頼れる!


⇒詳しくはこちら!