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香椎由宇「釣りキチ三平」の美人姉さん役

東京から帰郷した三平の姉を演じる香椎由宇。すっかりおしゃれに変身した、という設定
東京から帰郷した三平の姉を演じる香椎由宇。すっかりおしゃれに変身した、という設定
Photo By スポニチ

 女優の香椎由宇(21)が、来春公開される「釣りキチ三平」の実写版映画に出演することになった。名子役の須賀健太(13)が演じる主人公、三平三平(みひら・さんぺい)の姉で、“秋田美人”の愛子役。原作にはないオリジナルキャラクターで、映画のヒロイン的な存在。現在、秋田県内で撮影中で「作品の一部になりたい」と張り切っている。

 100万人に1人と言われる「顔のつくりがほぼ左右対称」で、外国人の学者も興味を示す美ぼうの香椎に、ぴったりの役がめぐってきた。「秋田美人」のヒロイン役だ。

 愛子は東京で学生生活を送っており、幻の巨大魚を釣り上げることに夢中な弟を心配して秋田に一時帰郷。両親がいない三平を母親のような愛で包み、巨大魚釣りをバックアップする。

 コミックが65巻まで発売されている大人気漫画だけに、滝田洋二郎監督(52)ら製作陣が「映画版を引き締めるためにオリジナルキャラクターを」と、愛子役を考案。滝田監督は「都会的で美しい女性を入れることにより、映画にいい色が出る。香椎さんの演技が楽しみ」と期待している。

 香椎は神奈川県出身で、父親の仕事の関係で12歳までシンガポールで過ごした帰国子女。今回はそんなインターナショナルな彼女が秋田弁を話すシーンもある。

 原作者の矢口高雄氏(68)も香椎の起用に納得。愛子をイメージした香椎のイラストにメッセージを添えた直筆の色紙を、渓流の横に建てたわらぶき屋根の三平の家のセットに持参。撮影中の香椎に直接手渡し、激励したほどだ。香椎は「この作品を見て、自然のすばらしさ、家族の絆(きずな)など、いま社会の中で薄れてきていることをもう一度思い出してもらえれば」と話している。

 ロケ中には、突然の雷雨など悪天候にも見舞われているが「自然の力に左右されながらも頑張ってます」と、猛暑にも負けていない。現場では、須賀と意気投合。本当の弟のようにかわいがっているという。

[ 2008年08月18日 ]

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