円高でカジノも日本人でいっぱい、64%を占める
【ソウル4日聯合ニュース】円高で韓国を訪れる日本人観光客が急増するなか、外国人専用カジノにも日本人が大挙押し寄せている。
外国人専用カジノ「セブンラック」を運営するグランド・コリア・レジャーが4日に明らかにしたところによると、ソウル江南店、ミレニアム・ソウル・ヒルトン店、釜山ロッテ店を合わせた先月の入場客総数は10万5168人で、月ベース過去最高を記録した。10万人を超えたのも2006年6月以来のことだ。
このうち日本人観光客数は6万7242人で、63.9%を占めている。前年同期(3万3952人)に比べ、98.0%の急増だ。なかでも、主にショッピング目的で多くの日本人が訪れる地域に位置するミレニアム・ソウル・ヒルトン店は、先月の入場客6万3645人のうち71.4%(4万5454人)が日本人だった。
円の価値が上がり始めてから、同社カジノを訪れる外国人は増加を続けている。昨年10月の入場客数は前月比8.9%増加、翌11月は16.4%増、ことし2月は20.3%増を記録した。
日本人観光客のうち一般客は1日平均7万2347ウォン(約4500円)を、VIP客は66万6832ウォンを使ったという。セブンラック関係者は「20代から60代までさまざまな年代の日本人がカジノを楽しんでいる」と話す。
セブンラックは1月に過去最高の売上高、430億9000万ウォンを記録した。