「小沢氏会見に「明らかに強弁だ」「まったくピント外れ」」の記事詳細：イザ！

　自らの正当性を主張し、検察批判を繰り広げた小沢代表の記者会見を有識者はどうみたか。

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　■作家、高村薫さん　「西松建設という名前を出さない迂回（うかい）献金で、小沢さんの主張は明らかに論理が間違っており強弁だ。一方で、今回の事件は広がりがあるはずで、多くの国民は他の政治家につながっていくだろうと思っている。献金額が大きいからといって小沢さんの公設第１秘書だけが逮捕される結果に終わるなら国策捜査という批判は免れないだろう。検察はいったん捜査に手を付けた以上、全容を明らかにしなければならない」

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記事本文の続き　■元最高検検事の土本武司・白鴎大法科大学院長　「嫌疑が濃厚になったから強制捜査に踏み切ったまでで、『権力がほしいままに捜査している』というのは全くピント外れ。捜索・逮捕令状には裁判所のチェックも入っている。政治資金規正法の罰則はそれほど重いものではないが、政治家の扱う金が不透明になっている現在、強制捜査する意義はある。今回のように扱う規模が大きく複雑な事件の場合は、身柄を拘束するのは当然だ」

【小沢代表会見詳報】（１） ／ （２） ／ （３） ／ （４） ／ （５）完