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塩谷総合病院:JA栃木厚生連、国際医福大と譲渡契約を締結 /栃木

 県は3日、JA栃木厚生連(鈴木宗男理事長)が塩谷総合病院(矢板市)を国際医療福祉大(大田原市、高木邦格理事長)に譲渡する契約が、同厚生連と同大の間で結ばれたと発表した。締結は先月28日付。譲渡金額は、同病院と併設の塩谷看護専門学校を合わせて21億円で、4月1日に同大へ経営権が移譲される。

 塩谷総合病院は、医師不足による患者の減少や診療報酬の引き下げなどが原因で経営が大幅に悪化し、昨年12月、同厚生連から同大に移譲することが決まっていた。

 県は来年度一般会計当初予算案に同大への補助金8億円、貸付金15億円を計上。矢板市など地元の2市2町も8億円を補助する。補助金や貸付金は、病院の土地・建物の取得費用や移譲後の運営資金、建物の修繕費用などに充てられる。

 同病院はベッド数300床。今年1月の県議会生活保健福祉委員会では、移譲後は12人いる医師のうち、約半数が残るとの見通しが県から示されていた。不足する医師は、同大からの非常勤医師の派遣などで補うことになる。【葛西大博】

毎日新聞 2009年3月4日 地方版

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