宮脇健「共演時と同じ笑顔でした」…牟田悌三さん告別式

牟田悌三さんの告別式で出棺を見送り、眼鏡を外して涙ぐんだ宮脇健

　虚血性心不全のため８日に急死した俳優・牟田悌三さん（享年８０歳）の告別式が１４日、東京・目黒の碑文谷会館で営まれ、テレビドラマ「ケンちゃん」シリーズで親子役を演じた宮脇健（４７）ら約５００人が参列した。

　手を合わせ、出棺を見送った宮脇は「最後にお顔を拝見したら、ほほ笑んでいるように見えました。ドラマで共演しているときと同じ笑顔でした。これからも見守っていて下さい」と涙ぐんだ。また、「（牟田さんの）一周忌が終わったら、ケンちゃんシリーズのみんなで同窓会みたいに集まりたい。１１年前に私が結婚したときに集まって以来ですね」と、母親役の岸久美子や妹役の佐久間まゆみさんとの再会を希望した。

　告別式では、喪主を務めた妻・さ知子さん（７８）が、あいさつで「お父さんに薬を飲ませて『ありがとう』と言われたのが最後の言葉でした」と明かしたという。