小沢氏秘書逮捕で政局はどうなる
小沢一郎民主党代表の公設第1秘書が、政治資金規正法違反の容疑で東京地検特捜部に逮捕されたからだ。
近く総選挙が行われるのではないかという観測が広がる中で、最大野党代表者の資金管理団体に捜査のメスが及び、政界はますます混迷の度合いを深めている。
翌4日に民主党本部で会見を行った小沢氏は代表辞任を否定した。「何らやましいこともないし、私の秘書の行った行為は政治資金規正法にのっとって適法にきちんと処理し届け出た。そして、公にされていること」と述べ、自らと秘書の潔白を主張した。また衆院選を控えた時期の強制捜査は前例がないとして検察の捜査手法を批判するとともに、逮捕された秘書が起訴されることはないだろうと述べた。
ロイター.co.jpでは4日午前10時頃から小沢代表の進退についてオンライン調査を実施した。正午現在、辞任すべきが57%、辞任すべきではないが43%となっている。(オンライン調査への参加は「特集 政局の行方」からどうぞ)
はたしてこの会見で小沢氏の説明責任は果たされたのだろうか。また今回の事態は来る総選挙にどのような影響を与えると思いますか?
(写真/ロイター)