最終更新: 2009/03/04 12:48

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「西松建設」裏金事件 2003年分が時効になるなどの理由からこの時期に踏み切りか

中堅ゼネコン「西松建設」の裏金事件で、東京地検は相当、検察上層部の間で話を詰めていた。
そして先週末、上層部の方で「これは早めに踏み切った方がいい」という結論を下した。
その大きな理由は、2003年の700万円分が時効になってしまうためで、この額がなくなってしまうと、かなり額が小さくなってしまうという点があったとみられる。
また、どんどん押してしまうと、逆に選挙モードに入ってしまうという思いもあって、できるだけ2008年度中にけりをつけてしまいたかったということが考えられる。
東京地検は、2008年6月から西松建設側の捜査に入った。
そしておよそ1年をかけて、政治献金だと、そして献金が行ったいろんな政党側を1つ1つすべてつぶしていった。
先週、長野県でも1人、聴取を取っていた人が亡くなったが、1つ1つすべてつぶしていったうえで、これは間違いないと、これだったらできるということで、踏み切ったという。
これは、西松建設側からも、何らかの証言を得たものと思われる。
会計責任者が、これは西松建設の団体であると、ある程度わかっていたのではないかと思われる証言を得たものと思われる。
そういったことから、いろんな証拠が固まっているということで、今回の立件に踏み切ったと思われる。

(03/04 11:18)


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