2009年3月3日 19時28分更新
国の特別史跡に指定されている備前市の閑谷学校でツバキの花が咲き始め、訪れた人たちを楽しませています。
国の特別史跡に指定されている備前市の閑谷学校は、江戸時代に庶民教育を行うための学問所として建てられた施設で、敷地内にはおよそ400本のヤブツバキが植えられています。
ツバキは先月上旬ごろから艶やかな赤い花を咲かせ始め、今、3分咲きの状態になっています。
ツバキの木のまわりには花の蜜を吸うメジロやヒヨドリなどの野鳥も姿を見せ、訪れた人たちの目を楽しませています。
閑谷学校を管理している保存会によりますと、ツバキは今月中旬に満開となり、来月中旬ごろまでが見ごろだということで、花が散ったあとも地面が赤いジュウタンのように真っ赤に染まる風景を楽しめるということです。