岡山放送局

2009年3月3日 19時28分更新

石井知事「命名権」春にも導入

岡山県の石井知事は3日の県議会で、自治体が所有する施設の名前を自由につけられる権利を企業に販売する「ネーミングライツ」について、早ければことしの春にも導入して県の収入の増加につなげたいという考えを示しました。

これは3日の県議会の一般質問で石井知事が議員の質問に答えて明らかにしたものです。

このなかで石井知事は、自治体が所有する施設に自由に名前をつけられる権利を企業に販売する「ネーミングライツ」について、「来年度のできるかぎり早い時期に導入できるよう検討を進めている」と述べ、早ければことしの春にも導入して県の収入の増加につなげたいという考えを示しました。

そのうえで権利を企業に販売する具体的な方法については、県が最低価格を示したうえで入札を行い、最も高い金額を提示した企業が落札する仕組みが望ましいという考えを示しました。

「ネーミングライツ」は全国の自治体で導入する動きが広がっていて、県では岡山市にある桃太郎スタジアムと桃太郎アリーナ、それに倉敷市のマスカットスタジアムについて導入する方針を明らかにしています。