2009年3月4日10時34分
もしこれが西松建設そのものからの企業献金だという認識に立っているなら、政党支部は企業献金を受けることが許されているので、そういう認識にたっていれば、政党支部で受領すれば何の問題も起きなかったわけで、私どもの資金管理団体の担当者は、それは政治団体からの寄付という認識のもとであったから、政治資金管理団体で受領したということであったと報告を受けておりますし、それは至極当たり前のことだろうと思っております。
献金して頂く皆さんにそのお金の出所や、いろいろな意味において、そういうことをお聞きすることは行為に対して失礼なことでもありますし、通常、政治献金の場合だけでなく、そのようなせんさくをすることはないだろうと思っております。
そういう意味で、私どもとしましては、全く政治資金規正法に忠実にのっとって報告してオープンにやっている問題でして、このような逮捕を含めた強制捜査を受けるいわれはないという風に考えております。
んー、このような、いわゆる、検察権力、国家権力が、こういう形で強制捜査を行う、この種の問題でこういう形で行うことは普通の民主主義社会に置いてはありえないことだ。従って日本でもこのようなことは前例がなかった。
私が今回のことで一番心配するのが、このように強制力を持つ公権力が思うままにその権力を行使することが今後もまた行われることになれば、私は本当に国民の皆さんの人権を守ることができませんし、社会は暗澹(あんたん)たるものに陥ってしまうだろうと思っておりまして、日本の民主主義を成熟と言うことを考える上でも、先に申し上げたように、今度のこの種の問題で逮捕、強制捜査というやり方は大変民主主義を危うくするものであり、公正さを著しく欠くものであると考えている次第です。