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民主・小沢代表の記者会見冒頭発言(1/3ページ)

2009年3月4日10時34分

 民主党の小沢代表の記者会見の冒頭発言は以下の通り。

     ◇

 いいかな。今回の問題について、私からご報告とご説明を。

 このたび私の秘書の大久保の逮捕を含め、西松建設からの政治献金にかかわる関連のことで強制捜査が行われたわけですけれども、いわゆる強制捜査の根拠を聴くと、その政治団体からの献金か、企業からの献金か、その認識の違いを根拠にし、企業からの献金を認識して虚偽の記載をしたという検察の言い分のようです。この種の問題でいままで逮捕、強制捜査というやり方をした例は全くなかったと思います。まさに検察の強制捜査の今回は、普通の従来のやり方を超えた異常な手法であったと思っております。

 それからまた、衆院総選挙が取りざたされているこの時期において、このような今までやられたことのなかったような異例の捜査が行われたことに関しまして、私は非常に、政治的にも、法律的にも、不公正な国家権力、検察権力の行使だという感じをもっております。

 事実関係について申し上げますが、私ども政治家は、皆国民の皆さんから公人であれ、個人であれ、現金をいただき、その浄財で政治活動をやってきている。私はそのみなさんからの浄財をご存じの通り入りも出も、すべて公開いたしております。従いまして、この二つの政治団体から寄付を受けたことについては、これも政治資金規正法にのっとって適法に処理し報告し公開されている。従って献金を受けたことはそのとおり事実です。

 私は、秘書からの報告につきましての、この政治団体が寄付をしてくれるということでございましたから、政治資金管理団体で受領することにしたということで、私は、とっても当たり前の当然の事だと解釈をしております。

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