小沢氏、辞任しない意向 民主緊急役員会で表明民主党の小沢一郎代表の公設第1秘書が準大手ゼネコン西松建設から違法献金を受け取った疑いで逮捕された事件で、小沢氏は4日午前、党本部で開いた緊急役員会で、辞任しない意向を表明した。民主党幹部によると、小沢氏は東京地検特捜部が公設第1秘書で小沢氏の資金管理団体「陸山会」の会計責任者を務める大久保隆規容疑者を逮捕したことに対し、「政治資金規正法にのっとって処理しており、何ら問題はない」とあらためて強調。「こういう(衆院選を控えた)時期に前例のない強制捜査は許されない」と、捜査当局の姿勢を批判した。 一方で「秘書のことで国民、民主党員、党所属国会議員に心配と迷惑をかけ、おわびしたい」と陳謝した。この後の記者会見で同様の見解を示し、経緯について説明した。 問題となっているのは2004-06年分の政治資金収支報告書に記載された西松側の政治団体、新政治問題研究会、未来産業研究会からの献金。小沢氏はこれまで「(企業献金ではなく)政治団体からと思って受け取ったのだと思う。何の違法性もない」と主張し、会見でも、政治団体からの献金であると認識していたと説明した。 【共同通信】
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