- 2005/11/15 19:11 >劇物「ビス」(トリブチル錫) を 500g 注文
とありますがこれは誤りであり、括弧を含めた「酸化ビス（トリブチルスズ）」で一つの名前なのです。
そもそもビスとは2を意味する接頭語であり、つまり括弧で囲まれた”トリブチルスズ”が2つであることを表すものです。
多くのニュースや記事などでこのような間違いが見られます。

glmugnshu 2005/11/15 21:57 >>-さん：ご指摘ありがとうございます。
そのまま引用していたので、全く気がつきませんでした。今日中に修正したいと思います。ありがとうございます。

通りすがり 2005/11/17 01:24 10 月 2 日 午後 4 時に、兄より連絡があって、レスキュー隊が「出勤」？
「出動」の誤りではないですか？

katu 2005/11/18 22:53 ”通りすがり”へ　単なるキーの叩き間違いのミスでしょう。よくあること、この日記で取り扱おうとする趣旨、主題とは無関係なこと。枝葉末節の指摘なのでは！

glmugnshu 2005/11/19 00:01 >>通りすがりさん：返信が遅れてしまい、すいませんでした。
母親がスーパーに出勤という文章を書いた後でしたので、そのままの勢いで「出動」を「出勤」にしてしまいました。ご指摘ありがとうございます。

>>katuさん：コメントありがとうございます。
それでも私は、出来る限り正確な情報を、客観的に、あくまで理解を深める橋として、サイトを運営していますので、通りすがりさん のように、細かな部分でも指摘してくださる方が居らっしゃるからこそ、私だけでは修正しきれない部分にも目が行き届かせることができます。

aryu-syuka 2005/11/21 14:01 この事件についての理解が大変深まりました。ありがとうございます。事件を忘れないためにも、このブログを拝見できて良かったです。

glmugnshu 2005/11/21 23:45 >>aryu-syukaさん：私がサイトを運営する事で、目的としていたことが達成できて嬉しく思っています。一人でも多く、この事件について忘れないように、運営していきたいと思います。ありがとうございます。

レントゲン 2005/12/04 06:31 次は僕の番だ。彼女の意思を受け継ぐ。

glmugnshu 2005/12/04 23:42 >>レントゲンさん：どういった意思を引き継がれるのかは分かりませんが、仮に容疑者が行ったことは、『実験として行った行為であった』と解釈しているのでしたら、お控えになった方が宜しいかと思われます。残念ながら、今回の事件は引き継ぐべき要素は思いつきませんが、引き継ぐというより事件から見て、今後、自分たちがどうしていくのかを『学ぶ』ことはあると思います。

有慶館 2005/12/06 03:07 レントゲンさん、先に言っておきますが、うちの後輩を勝手に犯罪者にしたてあげないでください。

後輩は無実ですから。

いいですか？犯罪を行うと自分ばかりではなくその周囲の人間全てに被害が及ぶのですよ。

当然出身校の卒業生にもね。

さらにネットで晒し物にされるし。

※クソガキ事件簿という悪名高き未成年犯罪者晒しサイトがありましたが、私が政治団体に依頼して潰させました。
２ｃｈと戦ってる団体、”大日本愛国政義塾”さまです。



みなさんお久しぶりです！

もう本当のことを言いましょう。

後輩は母のことをとても心配しておりました。

「日に日に生気のなくなっていく母の顔を見ると涙が溢れた・・・」

「タリウムのせいかもしれないと思って解毒剤を調合した・・・」

（交流相手の証言です。１１月３日に聞きました。）


私は後輩のことを”信じてる”と日記に書きましたが、それは違います。

無実だと”わかってた”んですね。本当は！


フフフフフフ・・・・はははっははははは！


それでは頑張って真実とやらにたどりついてください。

もう出発点で君らは間違っちゃったんだけどね！

流清 2005/12/09 14:23 (゜Д゜)ハァ?なにいってんだ！私だって・・好きでこんなこと・・
してるわけじゃないのに・・母さんのせいなんだ・・皆・・母さんが・・
だから・・・私は・・・・・・・・。
「出発点で君らは間違っちゃったんだけどね！」！？なによ！
お前の人生だって出発点で間違ってるよ！ひどいよ・・そんなこと・・・
管理人だって・・好きでこんなことしてるわけじゃないとおもうよ？
それにしてもひどいよ！お前は！人の気持ちなにもわかてないじゃない！

glmugnshu 2005/12/11 03:51 >>有慶館さん：コメントありがとうございます。
さて、書き込みに対するお返事ですが、以前お話させて頂いたとおりです。これ以上のコメントをさせていただいても水掛け論になりますので、控えさせていただきます。
あえて一言だけ申しますと、証言が真実とは限らない。容疑者が証言者に心を開いていたなんて誰にも分からない。誰も彼女の心の奥は見えない。ということです。もちろん私も、あなたも。

流清さん：同じくコメントをありがとうございます。
有慶館さんの書き込みに憤りを感じておられる心境は察しますが、有慶館さんも人です。同様に、今回の容疑者も人です。人の心は千差万別と言う様に、私でも到底理解出来るものでは無いほどに膨大な考え方が存在します。
有慶館さんの考え方は右翼に近いものがあり、「理解出来なきゃ叩け」の精神が付いていますので、お世辞にも論理的では無いと思いますが、この事件に対して行動しているのは事実ですので、卒業者のコメントとして考えてみてください。
ただ、私も出発点は間違っていないと思います。このサイトの目的が果たせなかったわけではありませんし、この事件は単純なものでは無い、ということが伝われば十分です。それが今後に繋がれば良いと考えていますし、真実を追い求めている方とは根底にある考え方が違いますので、それはそれ、これはこれで良いのではないか、そんな風に考えています。

ＣＡＭＰＡＲＩ 2005/12/12 17:11 いつも欠かさずこのサイトを拝見しています。最近更新が少ないですね。精神鑑定に送られた彼女の今後が気になるので、glmugnshuさんの一層の頑張りを期待しています。

glmugnshu 2005/12/13 06:56 >>CAMPARIさん：ご指摘ありがとうございます。
更新を減らしているのは、このサイトを運営し続けることが、容疑者に関係を持つ人物に少なからず影響を与えていることが事実だからです。
私には関係者の生活を圧迫する権利なんてありません。しかしながら、この事件への理解をメディアの放送のみで終わらせて欲しくない、という個人的な望みもあります。その 2 つの考え方の線引きで、現在も引き入れていない状況で、毎日悩んでいるのが現状です。

P.S. パソコンが壊れたため、ストリーム関係のデータが消失しました。復旧が出来次第、新しいサーバーを建てて対処します。

x 2006/01/20 12:32 彼女は今何をしているのかな？

glmugnshu 2006/01/21 16:52 >>x さん：コメントありがとうございます。
メディアでの報道が無い事、警察が情報公開を拒んでいる状況ですので、私たちには知ることができません。ただ、最終の報道の時点では、事情聴取を打ち切って、外部捜査に着手していますので、2 月までは拘留されているだけかもしれませんし、外部捜査で証拠になりうるものが発見されているかもしれません。
何とも曖昧な回答で申し訳ございません。

Lamy 2006/02/14 15:31 はじめましてこんにちは。私も同じ高1なのでこの事件にとても興味をもちました。日記を読んで彼女の哀しさにすごく共感できる気がしました。ところで後少しで2月17日ですね。その日になればなにか新しい情報が入って来るのでしょうか？

glmugnshu 2006/02/15 12:34 >>Lamyさん：コメントありがとうございます。
新しい情報が入ってくるという確証はありませんが、今回の容疑者拘留の大きな目的は、取調べと精神鑑定にあります。その結果が今後の少女の行方を決定することから、メディアも注目していると思われます。
現在入っている情報の一部ですが、今回のタリウムの製造メーカーの販売履歴の中で個人入手したのは、今回の容疑者のみだったことがわかっています。状況証拠になる可能性も否定できませんね。
後は、12 月一杯の授業をもって容疑者は退学したそうです。
何であれ 17 日の結果報告は恐らくあると見て間違いないと私は考えています。

通りすがり 2006/02/20 04:06 弁護団が拘留延長に抗議しているそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060218-00000051-mailo-l22

glmugnshu 2006/02/23 09:08 >>通りすがりさん：返信が遅れてすみませんでした。
今回の延長は、私も予想外でした。延長のまま解決とならない場合は、精神病棟での治療と並行されたり、何らかの進展があるケースもあるのですが、今回は完全な拘留。容疑者の精神的な考慮の事を考えれば、弁護団の申請も妥当だと思います。
それに、これ以上無闇に引き伸ばしても、私から見た感覚としては、容疑者は何も話さないような気がします。勿論、これは勘の類でしかありませんし、何ら確証を持つものでは無いのですが。

通りすがり 2006/03/06 04:07 同感です＞何も話さない
自らを理解されたくないというなら、それが彼女の選択なのだから、尊重する訳にはいかないのだろうか。

glmugnshu 2006/03/07 00:08 >>通りすがりさん：とうとう 8 日まで、後 1 日となりました。
満期を迎えたとき、容疑者は一体どのような判断を下されるのか、いよいよ事件も佳境です。私たちは、この事件に対して本当に色々な事を教えてもらいました。それを失わないように努めていきたいものです。

通りすがり 2006/03/20 05:28 家裁送りが決定したようです。容疑者否認のままですが、立件できると判断したようですね。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/women/news/20060309ddm041040055000c.html

glmugnshu 2006/03/23 02:13 >>通りすがりさん：返信が遅れて申し訳ございません。
今回の家裁送り、実は決定的な証拠があるわけではない上でのものです。本当にこれで良いのか、あらためて考えてみたいと思います。

P.S. お恥ずかしいことに、体調を崩していました。明日には更新してしまいたいと思います。情報提供のご協力に、毎度の事ながら、大変感謝しております。

3EO8 2006/03/26 17:03 日記を書いた、その４日後に、自らも毒薬を飲んで自殺未遂をした。だけど、前に書いたように、本気で自殺を図ったようには、おもえないな。お母さんに、劇薬のタリウムを飲ませていて、その中和剤まで、合成する知識をもっている少女が、本気で自殺をはかったのなら、間違いなく死んでるとおもう。

glmugnshu 2006/03/31 03:27 >>3EO8さん：コメントへの返答、大変遅れました。申し訳ございません。
さて、自殺未遂の件ですが、故意による見せ掛け、という考えからくるもの、という考え方も十分有りうるのですが、容疑者も人ですから、この場合は、ヒューマンエラーの存在を消す訳にはいかないと思います。
タリウムの中和剤の知識は、実のところ本に載っていますので、その方面の知識があれば、調合できるものです。何と表現すれば、私の気持ちが伝わるのかは未だに分からない次第ですが、何であれ、結果のみを捉えて考えると、故意によるものという見解に至りますが、やはり今回は、少し考え方の視野や視点を切り替える必要性があるように感じます。もちろん、様々な人の見解を否定するものではありませんが。

P.S.
>>ALLさん：現在、管理人が本当に多忙な生活へ変わりましたので、思うように更新できない状態です。私の能力の低さを痛感する次第ですが、今後とも努めて参りますので、ユーザー様は何卒宜しくお願いします。

通りすがり 2006/04/11 06:03 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060405-00000058-mailo-l22
観護期間さらに延長とのことです。
裁判に入っている一方、まだ調査が必要ということになりますが、
裏返せば、不十分な調査内容で裁判に入っているということになるのでは。

glmugnshu 2006/04/12 15:03 >>ALL User:更新が遅れています。申し訳ございません。
さて、久しぶりに余裕が出たので、コメントを残させていただきます。
明日の間に、暇な時間が少しできることになりましたので、その間に更新することにしました。今までの分の返信・全体の構成の見直しなど、いよいよ最終段階に入っていくという状況を推察しての、更新を考えています。
今一度、みなさんには事件の重要性を認識してもらうとともに、今後の人生においての考え方の基礎となってくれれば、と思う次第です。
それでは明日とお楽しみにです。

glmugnshu 2006/04/13 20:17 【謝罪】すいませんが、明日の朝11時前後になりそうです。ご期待に沿えず申し訳ございません。

良薬 2006/04/28 13:33 ついに犯行を認めましたね。

通りすがり 2006/04/29 06:54 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060428-00000033-mai-soci
取り調べでは否認していましたが、裁判では犯行を認めたようです。
「家族の処罰感情が低い」という箇所がこの件の特徴ですね。
少年審判は公開されないし、家族が民事訴訟を起こすとは思えませんので
このまま事件の詳細はうやむやにされてしまうのでしょうか。

通りすがり 2006/04/30 04:38 伊豆の国の母殺害未遂：少女の供述変更で処分にも影響か−−家裁沼津支部　／静岡

　◇家裁沼津支部、少年審判４回
　伊豆の国市の少女（１７）が母親（４８）に劇物のタリウムを飲ませたとされる事件で、少女は自分が飲ませたとの供述を始めた。これまで少女は「実験のために購入したが、飲ませていない。（母親が）勝手に飲んだ」などと否認を続けていた。家裁沼津支部（姉川博之裁判長）は２８日に４回目の少年審判を開いたが、少女が殺人未遂の非行事実を認めたことで、最終的な処分にも大きな変化がありそうだ。【稲生陽、浜中慎哉、山田毅】
　関係者によると、少女は２６日の第３回審判で供述を変えたらしい。少女は昨年８月中旬〜１０月２０日ごろの間、茶に混ぜるなどして母親にタリウムを飲ませた疑いが持たれている。これまで一貫して否認し続けており、３回の延長を経た観護措置は残り４日間となっている。
　今回、少女が認めたことで家裁の処分内容にも影響を与えそうだ。家裁は少年院送致を含む保護処分や、成人と同じ刑事裁判を受けることになる検察官送致（逆送）などの処分を言い渡すが、これまで捜査関係者は「一般論だが、少年事件なので否認なら逆送、認めていれば保護処分だろう」としていた。
　地裁・家裁で長く判事を務めた広瀬健二・立教大法学研究科教授（少年法）は「否認しているから即逆送というわけではないが、認めることが保護処分になりやすいひとつの要素なのは間違いない」と話す。
　広瀬教授によると、少年審判は、少年が立ち直れる可能性や保護者の受け入れ態勢を重視する点で、通常の刑事裁判とは異なる。少年が否認すれば、拘置期間が長くなるほか指導もしにくいが、認めれば少年院などの施設で教育しやすいという。ただ広瀬教授は、「認めるにしてもその経緯が問題。反省から来るものならいいが、誰かから助言を得ての行為なら問題はある」と指摘した。

４月２９日朝刊

通りすがり 2006/04/30 04:39 ニュースのリンクはしばらく経過すると切れてしまいますので、
記事を直接貼っておきます

ちょっと通りますよ 2006/05/01 19:18 父の「受け入れてあげる」で犯行認めたタリウム少女

　「人の命の尊さを軽視する身勝手で悪質なものであり、生じた結果も悲惨である」――。静岡県伊豆の国市の少女（１７）に１日、医療少年院送致の決定がくだされた。

　かたくなに否認していた少女が、一転して非行事実を認めたのは、「（家族で）受け入れてあげる」と諭した父親の一言がきっかけだった。

　タリウムを飲ませた母親（４８）は入院から７か月たった今も、意識不明の状態が続く。

　付添人の弁護士は同日正午過ぎ、記者会見し、少女が非行事実を認めた経緯について、４月６日午前中に父親が面会に訪れた際、「障害をきちんと治療して事実をきちんと認めて戻ってくれば、受け入れてあげるよ」と諭したのがきっかけだったことを明らかにした。

　少女はその直後、付添人に「僕がやったんだ」と、母親にタリウムを摂取させた非行事実を認める供述を始めた。母親の容体に話が及ぶと泣きそうな状態になったという。

　翌７日には、家裁の調査官に対しても同様の供述を始め、同１８日の第２回審判で、付添人が改めて「タリウムを投与したのは誰ですか」と尋ねたのに対し、「僕です」と答えた。

　付添人によると、少女の精神鑑定結果は、「発達障害により、心神耗弱には至らないものの、責任能力は減退している」とされていた。

　小学校高学年から中学校にかけて、いじめなどで心に障害を負い、自分の殻に閉じこもり、周囲を受け止められなくなり、対人関係で人間不信に陥ったという。

　付添人としては、今回の決定について、適切な判断がなされたと受け止めていると話し、抗告などは考えてないとした。

　また、矯正教育の期間について、調査官は審判の中で「５年程度は必要だろう」と述べたという。

（2006年5月1日17時20分 読売新聞）

通りすがり 2006/05/03 03:44 伊豆の国の母殺害未遂：少女を医療少年院送致に　父の言葉、少女動かす　／静岡

　◇家裁沼津支部、少女を医療少年院送致に
　母親（４８）に劇物のタリウムを投与した伊豆の国市の少女（１７）に、家裁沼津支部（姉川博之裁判長）は１日、「相当長期間」とする処遇勧告を付け、医療少年院に送る保護処分を言い渡した。付添人の弁護士らは、少女が発達障害のために他人から孤立してきたことが事件の背景にあると指摘する。一方、投与の否認を続けた少女が一転して非行事実を認め、謝罪を口にした契機は、家族の許しの言葉だった。【稲生陽、山田毅、浜中慎哉】
　◇少女、母の重体に悩む
　「家族だけが唯一の居場所だった。『家族から見捨てられたら居場所がなくなる』と考え、打ち明けられなかったようだ」。処分決定後に会見した付添人の小川央弁護士は、少女の気持ちをこう代弁した。自分を“僕”と呼び続けた少女は、小川弁護士には「寂しがり屋の普通の少女」に映ったという。
　少女は１０９日間の鑑定留置で、自閉症のような症状のある発達障害があることがわかった。小中学校時代はいじめを受けていたという。他人との壁を感じながら、少女は本で読んだ化学の知識だけを唯一のよりどころにした。弁護士や捜査員との間で、化学の話題にはじょう舌になった。
　少女は昨年８月、本で読んだタリウムを興味本位に母親に投与した。しかし予想以上の重体に当惑し、母親とみられる人物に薬物を投与する描写もあった日記には「何とか解毒剤を飲ませられないか」と悩む気持ちも記した。逮捕の１０日前には、大量の麻酔薬を飲んで自殺を図った。母親の体調悪化を家族に疑われたことが発端だったという。逮捕後の調べに、少女は「もう帰るところがない」とつぶやいた。
　少女が初めて事実を認めたのは鑑定留置の終わった４月６日。精神鑑定の結果を聞かされた父親は「障害を治療し、事実を認めれば受け入れよう」と告げた。この父親の言葉に、少女は「僕がやったんだ」と素直に認めた。
　１日、姉川裁判長が処分を言い渡すと、少女は「分かりました」とうなずいた。当初は知られるのを嫌がっていた発達障害も、今は受け入れて治療していく気持ちを示しているという。小川弁護士は「彼女が幼いころ、彼女の病状を分かる医者がおらず、誰も気付かなかった。事件を防ぐのは難しかったのかもしれない」と話している。
　◇治療に相当の時間−−福島章・上智大学名誉教授（犯罪心理学）の話
　少女に関しては発達上の問題だと当初の段階から感じていた。発達障害特有の特徴として実験や論証を好む一方、人とかかわるのは苦手。少女の障害が今回の事件につながったことは十分に考えられるが、発達障害だからといって必ずしも犯罪を犯すというわけではない。発達障害は生まれつきの資質に加え、周囲の環境が深くかかわってくるので、治療には専門的な技術とエネルギーが必要。少女の治療も相当の時間がかかるだろう。
………………………………………………………………………………………………………
　◇審判決定までの経緯◇
０５年　６月２７日　少女がブログで日記を書き始める
　　　　８月９日　少女が薬局にタリウムを注文
　　　　８月２４日　少女が薬局からタリウム２５グラムを受け取る
　　　　９月１４日　少女が薬局からタリウム２５グラムを受け取る
　　　１０月　２日　母親が入院
　　　１０月２１日　少女が大量の麻酔薬を飲んで入院
　　　１０月３１日　少女が退院し県警が殺人未遂容疑で逮捕
　　　１１月１４日　精神鑑定のための鑑定留置が開始
０６年　３月　３日　鑑定留置が終了し、取り調べが再開
　　　　３月　８日　地検沼津支部が少女を家裁送致
　　　　　　　　　　家裁沼津支部が観護措置を決定
　　　　３月２２日　同支部が少年審判の開始を決定
　　　　３月２８日　第１回審判
　　　　４月　４日　少女の父親が鑑定人　　　　　　　尋問に出席
　　　　４月　６日　少女が付添人に非行事実を認める
　　　　４月１８日　第２回審判で少女が事実認める
　　　　４月２５日　第３回審判
　　　　４月２８日　第４回審判
　　　　５月　１日　第５回審判で少女の医療少年院送致決定

５月２日朝刊
（毎日新聞） - 5月2日11時3分更新

通りすがり 2006/05/03 03:48 上の記事ですが、「毒を投与した日記の中に「なんとか解毒剤を飲ませられないか」と悩む気持ちを記した」とありますが、そのような記述は見受けられないのですが……。誰でも閲覧できるネットの中の記録に関して、事実と違うことを述べるのはいかがなものかと＞弁護人
この弁護人も「発覚を恐れて病院でも毒の投与を続けた」とする検察も、それぞれが抱くイメージを少女に投射しているような気がするのは自分だけでしょうか。

通りすがり＠ついでに他の記事も 2006/05/03 03:51 苦しむ母の姿に苦悩　少女が弁護士に打ち明ける

　静岡のタリウム事件で１日、医療少年院送致となった少女（１７）の付添人の小川央弁護士が記者会見し、少女が「いたずら半分にタリウムを試してみた。母が苦しむのを見て、自分も苦しくなった」などと同弁護士に打ち明けたことを明らかにした。
　小川弁護士は「最初から殺意があったわけではない。犯行が発覚すれば家族に見捨てられ、居場所を失うとの恐れから、そのまま投与を続けたのではないか」と話した。
　事件の背景として小川弁護士は「少女は幼いころから友だちとうまく付き合えず、自分の殻に閉じこもり、人間不信が強くなった。小学校高学年からいじめを受け、中学にかけてひどくなった」と指摘した。
（共同通信） - 5月1日18時19分更

＜タリウム事件＞弁護士ら審判の詳細明かす
　静岡県伊豆の国市の少女が母親にタリウムを投与し、静岡家裁沼津支部が医療少年院送致の処分を言い渡した審判で、付添人の弁護士らは１日、審判の詳細を明らかにした。少女は昨年、タリウムを使ってみたくて母に投与したが、家族が知れば自分の居場所がなくなると考え、容疑を否認したという。
（毎日新聞） - 5月1日20時39分更新

Lamy 2006/05/03 21:35 通りすがりさん、検察側の意見はイメージだと思いますがもしかしたら弁護人が言ったのはパソコンに保存されていた方の日記かもしれません。

愛国支援者 2006/05/06 21:13 転記
http://aikokuseigijuku.com/
> 全員のログを請求して各プロバイダに開示してもらいたい。
> 住所と名前も発表してほしいです。
> いつごろになりますか？

東京地方裁判所民事部第１部
平成１７年（ハ）９４８９号
被告　海老原　新五

この件でライブドァがすべてのログの開示をしてきましたので各投稿者のプロバイダに開示請求している最中です。
裁判所の開示ですから各プロバイダもすぐに開示してくれてます。

２チャンネルにしても同じで。
裁判官の職権の開示で各プロバイダに投稿者の開示をしてもらい個々に裁判となります。
西村も出さざる得ないでしょう。その為の業務妨害です。「２ｃｈのサクラ、専業の煽り屋」も法廷に引っ張り出します。

そんな状況ですから時間の問題です。
http://resistance333.web.fc2.com/

通りすがり 2006/05/07 13:49 上記(2005/12/06 03:07)の有慶館って奴のサイトに、
ここが移転先と書かれてます。
http://plaza.rakuten.co.jp/yuukeikan/diary/200605060000/#comment

アンチ２ｃｈ 2006/05/07 14:53 通りすがりさん、あなたも有慶館の術者と同じ高校の方でしょう？ダメですよ。仲間割れしては。もうストーキングはやめて放っておいてあげたら？しつこいと嫌われますよ。

アンチ２ｃｈ 2006/05/07 15:09 愛国支援者さんは真に受けたのね・・・。わざわざ報告ご苦労さま。２ｃｈが潰れれば気功家さんも喜ぶでしょうよ。

通り津軽＠通りすがり改め 2006/05/08 02:54 上から読むと「通りすがり」のＨＮは自分の前にもいらっしゃったんですね。
自分は２／２０以降５／１までです。
＞lamyさん、確かにその通りですね。こっちは不完全版しか目を通していないことを忘れていました。

mint 2008/01/16 00:47 「劇物ビス」が間違いであるのは無論のこと、「ビス（トリブチルスズ）」も不正確な名称のようなのです。
「ビス(トリブチルスズ)=オキシド」や「ビス(トリブチルスズ)=マレアート」のように、後ろに何か言葉がつく化合物はありますが、何もつかない化合物はどうも存在しないようなのです。
上の方で「酸化」という書き込みがあるので、これが本当だとすれば「ビス(トリブチルスズ)=オキシド」であるということになります。

ただし実際、警察発表しかソースがないのでは、一体なんという物質を手に入れたのかが分からないですね。
事件に使われなかったとはいえ、あえてニュースになるくらいなので、警察の担当者や新聞記者は重要だと判断した事柄なのだと思うのですが。

mint 2008/01/16 00:56 http://d.hatena.ne.jp/doublet/20051108
このブログに考察がありました。
やはり「ビス（トリブチルスズ）」では別な物質になってしまうそうです。

＞何もつかない化合物はどうも存在しないようなのです。
といいましたが、実際は存在しえたようですね・・・
大規模なデータベースでも載っていなかったので、存在し得ないと判断してました。