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Wed, March 04, 2009 stanford2008の投稿

事務所報告 桜井淳所長の最近の講演内容-モンテカルロ計算法の研究の現状と課題-

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Wed, March 04, 2009 stanford2008の投稿

桜井淳所長による『ユダヤ教の精神構造』(東大出版会)の研究手法の構造分析及び換骨奪胎法の検討

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Wed, March 04, 2009 stanford2008の投稿

桜井淳所長が語った田母神俊雄氏のエッセー「日本は侵略国家であったのか」の感想-中学生に劣る認識-

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Wed, March 04, 2009 stanford2008の投稿

桜井淳所長から親しい友人のX先生へのメール-礎に神学を設けた場合のこれまでの学問の形式的体系化-

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X先生


禁酒(年数回の冠婚葬祭や社会的お付合いは範囲外です)してから、訪問先や買い物の内容が一変してしまいました。飲酒は、確かに、ストレス解消によく、時には、人付き合いや会話の潤滑油となり、大きなメリットがありますが、その反面、体への負担もあり、特に、私のように還暦を過ぎると、長生きのために、体をいたわらなければならないという現実に直面しています。いまは、1日のうち、たびたび、日本茶を飲み、時には、スイーツを口にし、至福のひと時を楽しんでいます。

信者ではなく、ただ、教養として、高校1年生の頃から新約聖書の一部からなる『聖書』を読み続けていましたが、ユダヤ教とキリスト教、それから、仏教、ヒンドゥー教、イスラーム教を意識的に勉強するようになったのは、先月15日に東大大学院人文社会系研究科のH先生に会って以降でした。

研究対象としての神学に対し、H先生と質疑応答する過程で確認した神学研究の体系は、つぎのようなピラミッド構造になると認識しています。

----------専攻する神学(ユダヤ教やキリスト教)----
---------神学哲学・神学倫理学-----------------

--------比較宗教学のための儒教---------------
--------比較宗教学のための仏教---------------
-------比較宗教学のためのヒンドゥー教-----------
------比較宗教学のためのイスラーム教-----------
----基礎となる学問は旧約聖書(46冊)・新約聖書(27冊)
(ヘブライ語やギリシャ語で記載された一次資料の解読

による聖書解釈学と史的実証学)-------------------

よって、私の技術論と安全論を中心に、形式的に体系化すれば(暫定的に精神構造や専門的整合性を二の次とした機械的分類)、つぎのようなピラミッド構造になります(検討継続中)。

--------------安全論----------------------
--------------技術論-----------------------
----------専攻する神学(ユダヤ教やキリスト教)--
---------神学哲学・神学倫理学---------------

--------比較宗教学のための儒教---------------
--------比較宗教学のための仏教-------------
-------比較宗教学のためのヒンドゥー教---------
------比較宗教学のためのイスラーム教---------
----基礎となる学問は旧約聖書(46冊)・新約聖書(27冊)
(ヘブライ語やギリシャ語で記載された一次資料の解読

による聖書解釈学と史的実証学)-------------------
-世界と日本の歴史、哲学(プラトン、ヘーゲル、マルクス

等)、これまで蓄積した専門知識(物理学、炉物理、原子力

安全、社会科学)--------------------------------

これまで、大学に正式に在籍した期間は、11年になり、非公式期間3年間も含めれば、14年間になります。長くなり過ぎました。6年前には、東大大学院総合文化研究科での社会科学の研究が最後になると思っていましたが、予定外の成り行きから、さらに、東大大学院人文社会系研究科(専攻は、①基礎文化研究専攻、②日本文化研究専攻、③アジア文化研究専攻、④欧米文化研究専攻、⑤社会文化研究専攻、⑥文化資源研究専攻、⑦韓国朝鮮文化研究専攻の七つですが、私は、①基礎文化研究専攻の中の研究室にお世話になります)で、しばらく、神学の学習と研究をすることになりました。これまで、関係文献を読み(「旧約聖書」「新約聖書」「新約聖書物語」「ナザレのイエス」「ユダヤ教の精神構造」「梅原猛著作集第9巻」「チベットのモーツアルト」(以上については本欄バックナンバー参照)、ただし、「新約聖書」については、教養として、高校1年生の頃から熟読吟味していました)、意外と良く理解できることに気づき、気をよくしています。そのため、単なる学習に留めず、何年必要かまだ分かりませんが、プロとして、原著論文や解説論文や専門的な哲学の講演ができるようなレベルに到達できるような修行をしたいと考えています(まだまだ不確実性の中での試行錯誤ですが、博士論文のまとめも夢ではないと考えています)。すでに、米東部超一流大トップ3校の大学院神学研究科の概要と研究内容も把握しており、将来的には、新たな関係が生じるでことを期待し、努力して行きたいと考えています。


ところで、人間は、どうして、競争したり、優越感を持ったり、怒ったり、するのでしょうか。私は、最近、悟りを拓き、結論は、他人の価値基準に依存し過ぎるためです。必要なのは、自身の価値基準のように思えます。生きるということはいかに自身の価値基準を作り上げるかではないでしょうか。そう考えると、不思議と、怒り等がすべて消えてしまうものです。これは仏教の悟りにつながるものです。



桜井淳

Wed, March 04, 2009 stanford2008の投稿

事務所報告 桜井淳所長の最近の講演内容-敦賀1号機は即刻閉鎖せよ-

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【講演要旨】現在、世界で運転中の軽水炉で、最も古いグループに分類されるものは、あと2ヵ月から1年半で、設計寿命の40年を迎える米オイスタークリーク(BWR, 電気出力65.0万kW, 臨界日1969.5.3), 米ナインマイル1号機(BWR, 電気出力63.5万kW, 臨界日1969.9.5), 敦賀1号機(BWR, 電気出力35.7万kW, 臨界日1969.10.3), 美浜1号機(PWR, 電気出力34.0万kW, 臨界日1970.7.29)、福島第一1号機(BWR, 電気出力46.0万kW, 臨界日1970.10.10)であって、それらは、世界的には、"先行炉"(分かり易い表現をすると試験炉)と位置付けられていますが、米国では、"先行炉"については、あと20年間の寿命延長をしない方針になっており、日本では、最近まで、明確な方針は示されていませんでしたが、日本原電は、2月下旬に、「敦賀3号機と4号機の設置作業が遅れているため、当初の予定を変更して、敦賀1号機をもう少し運転継続する」と発表しましたが、この運転継続は、寿命延長を意味しており、もし、実施されるのであれば、設計寿命40年を基準にすれば、世界で最初の"寿命延長炉"となり、その動向が注目されますが、私は、敦賀1号機については、即刻閉鎖すべきと考えており、その理由は、(1)初期の軽水炉については、設計寿命が40年間と明記されているわけではなく、大きな不確実性の中にあること、(2)耐震設計に大きな不確実性があること、(3)電気出力が低くて経済的メリットがないこと等で、日本原電の主張するような単なる新設作業の遅れという単純な理由では、運転継続すべきではありません。

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