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2009年3月1日付 朝日小学生新聞
海岸に流れ着くごみのうち、ペットボトルの半分以上は国内から出たことが分かりました。環境省の調査です。韓国や北朝鮮のハングル文字が書かれていたりして、海外からの「漂着ごみ」が注目されがちですが、同省は国内のごみについても「対策を強化する必要がある」といっています。
2007〜08年に、漂着ごみが多い7県の海岸で調べました。日本海側の山形県酒田市、福井県坂井市、石川県羽咋市では国内のごみが4割〜5割、太平洋側の三重県鳥羽市、熊本県上天草市では8割を占めました。長崎県対馬市や沖縄県石垣市といった島では、中国、韓国、台湾など海外のごみが多数派でした。
提供:朝日学生新聞社