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WBC“実務”内閣に山田氏、伊東氏ら就任要請

 来年3月の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表コーチに、中日で監督を務めた山田久志氏(60)と前西武監督の伊東勤氏(46)が就任を要請されていることが3日、明らかになった。さらに前中日コーチの高代延博氏(54)、元中日の与田剛氏(42)ほか、巨人からは篠塚和典打撃コーチ(51)、緒方耕一外野守備走塁コーチ(40)が加わる見通しで、12日に全スタッフが発表される。

 星野仙一監督が指揮を執った北京五輪で日本代表はメダルなしの惨敗。その一因として星野監督の人脈を優先させたような首脳陣で臨んだ点があげられ、「仲良し内閣」とやゆされた。今回はその反省を糧に、実務能力を重視した人事となるもよう。北京と同じ轍(てつ)は踏まぬという球界の危機感が反映されている。

ZAKZAK 2008/11/04

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