(cache) 社会 2009年3月3日

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病床配分容認できない-県の決定に抗議【県医療審】　 (2009.3.3　奈良新聞)

　　生駒市立病院の病床配分などについて検討を重ねていた「県医療審議会」（塩見俊次会長、16人）の塩見会長ら委員13人は2日、荒井正吾知事に対し「（生駒市立病院に210床配分する決定は）審議会の決定に従わないこと。審議会の存在そのものを否定することであり、容認できない」などと抗議する抗議文を提出した。竹村潔・県健康安全局長は「医療法の趣旨に基づき判断した。各委員に十分に説明していきたい」と話している。

　抗議文は「審議会は長時間にわたり審議した結果、病床数の配分については、阪奈中央病院のみへの病床配分を認め、（生駒市立病院を含め）ほかの病院については現時点での配分は認めず、地域医療等対策協議会での検討を待つことと決まった」と説明。「だが、県は審議会終了後直ちに審議会の決定には従わないとの意思表示をした。県は結論ありきだったと認定せざるを得ず、断じて容認できない」と訴えている…

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