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愛知県の人口、3年ぶり減少 豊田市が最大

2009年2月10日19時4分

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 愛知県の1月1日付の人口が、昨年12月1日付と比較して133人減少した。1カ月ごとの統計では通常、卒業や転勤などが重なる4月1日付で減ることがあるものの、それ以外の時期の減少は3年ぶり。豊田市の減少幅が大きく、県統計課は「不況で職を失った人々が、故郷に戻ったためではないか」と見る。

 県の1月の人口は740万4129人。12月と比べると出生など自然増は1008人だったが、転出など社会減が1141人と上回った。

 4月以外に人口が減ったのは06年1月以来。この時は、05年秋に愛知万博が終了したため、撤去作業などを終えた関係者の多くが、年末に県外に転出したのが原因だったとみられるという。

 市町村別の減少数トップは豊田市の396人減。次いで稲沢市203人減、刈谷市157人減と続く。名古屋市は205人増えている。

 転入よりも愛知からの転出が超過した先は、関東590人超過、国外398人超過、九州380人超過だった。

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