UR賃貸住宅は抽選ではなく先着で、最強であることを惜しみなく紹介する
UR賃貸住宅の契約作戦を自重しないで補足しちゃうよ
を読んでみて、皆さんうまくまとめていらっしゃるなと思いつつ、URマニアからさらに補足してみる。
URは旧公団住宅なので、公団って言った方がわかる人もいるかも知れない。
まあいわば国営の住宅みたいなもの。
URがもてはやされている理由としては、まず、契約に際して保証人がいらないこと。審査が簡便なこと。住宅のクオリティが高いことの3点が挙げられる。
保証人がいらないから、その筋の人とかいろんな人が住んでたりもする。俺の住んでる団地には会社の転売をやってるドイツ人がいる。でもなんかトラブルになったとかはない。
審査は恐ろしく簡便。収入を証明できる書類さえあればOK。収入がない人は基準貯蓄額を証明できる書類を用意したりする必要がある。
んで、住宅のクオリティ。新築になればなるほどクオリティが高くなってる。もちろん、古い住宅でもそれなりにリフォームがされているので、予算と築年数に合わせてチョイスできるよ。
著名建築家が手がけた住宅もチラホラあります。
大阪の南船場では安藤忠雄が。
東京の東雲では山本理顕、伊東豊雄、隈研吾、元倉眞琴、山本圭介、堀啓二
これらは上記Blogにも書かれてあることなのでここで詳しくは書かない。
ここでは、さらに突っ込んだURならではの特徴を紹介したい。
1:敷金が分割払いできる。
URは礼金や仲介手数料がいらない代わりに、敷金が3ヶ月分かかる。一般的な不動産屋さんで契約する場合と比べて初期費用は少ないのだけども、この3ヶ月分をさらに3回に分けて支払うことができてしまう。
1年ごとに1ヶ月分を支払っていくのだ。計3回。
対象住宅が決まっているけれど、引っ越し費用を圧縮したい人には非常にうれしい制度でもある。
2:原状回復不要なリフォームプランが存在する
これは住んでみてから知ったのだけど、たとえば3DKの間取りで壁を取り払って2LDKにしてしまうとか言う驚愕のプランも存在する。
季刊のURの広報誌にプランの紹介があるので、住んでる人は一度チェックしてみるといい。ライトなプランだとカメラ付きインターホンにするってやつだった。
3:合い鍵は管理者ですら持っていない
これは団地によるのかも知れない。URは入居時に鍵を全部渡してくれる。このため、管理者であっても合い鍵を持っていないのだ。
あと、鍵の交換もOK。合い鍵を預けたり許可もらったりする必要もなかった。
部屋に強制的に入らなければならないとき、ドアをぶちこわしたりするそうだ。ホントかな。
あと、予約に際しての補足。これは俺の経験上の話なのだけど、ネットに出てる物件は窓口の残り物ではないって事がわかっている。
窓口には窓口の、ネットにはネットの物件が存在していた。
これは、ネットで確認しつつ窓口に出かけたことがあるので、間違いない。
また、SOHO対応などの特殊な部屋は窓口でしか受け付けてもらえない。
オンラインで情報が更新されるのは、09:30、12:00、15:00、18:00を基本として、たまーに0時過ぎに情報が更新されたこともあった。
人気の住宅に関しては、空きが出ても1分ぐらいで予約されてしまうので、フォームに自動入力するプラグインとかで勝負しないとまずとれない。
窓口では、日月は割と部屋が少なく、火水木に物件が多く出る傾向にあるようだ。朝から窓口に行って、ちょっと並べば目的の部屋をささっと検索かけてくれる。
次にペット共生住宅について。
URは基本的にはペット禁止。全国にほんの少しだけペット可の住宅もあることはあるけど、競争率はメチャクチャ高い。
ナイショでペット飼ってしまうと、最悪の場合強制退去になることもあるから、やる気のある人は覚悟しとけ。
※ペットが住めないのがわかってるので、ペット嫌いの人が必然的に多くいる。鳴き声一発で即通報なんて当たり前。
そして家賃について。
URは安いというのは都市伝説。家賃は周辺の相場に合わせて常に調整されている。家賃には募集家賃と継続家賃があって、それぞれ周辺相場に合わせて調整されることになってはいるけど、昨今の不況の影響もあって、継続家賃の調整については現在の所見送りすることになっている。
うちの団地は新築で募集していた頃に比べて、15%ぐらい値上がりしていた。
家賃は安くないけど、支払ってもあまりあるメリット、それこそがUR最強の理由でもある。
最後に、ネットでの空き情報をいち早くメールするサービスが存在している。
一つはURの情報サイト(有料)で、もう一つがうちのサービス(無料)。設定に時間がかかるばかりか今は忙しすぎてちょっとさらに時間がかかるけど、ネットでの部屋の空き状況をチェックしたい人は是非申し込んでみて下さい。
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