元川棚町契約職員が女子トイレ盗撮 建造物侵入容疑で書類送検
川棚署は二日、盗撮用ビデオカメラを設置する目的で東彼川棚町役場内の女子トイレに入ったとして建造物侵入の疑いで、元町役場契約職員の男（68）を書類送検した。
送検容疑は、元契約職員は一月二十九日午後三時ごろ、勤務時間中に役場二階の女子トイレに正当な理由なく侵入した疑い。同署によると、カメラは直径約七センチ、幅約二センチで、個室のドア下部に取り付けられていた。同日午後四時すぎに女性職員がカメラを発見し通報。署員が状況を調べている際、元契約職員が認めたという。
元契約職員は日中は庁内清掃や郵便物の仕分けなど、夜間は庁内警備を担当。「カメラはネット販売で購入し、のぞくために取り付けた。（盗撮は）これが初めて」などと供述しているという。
同町は一月三十日付で男性との契約を解除。同町は「信頼なしに任せられない仕事だけに残念」とした。
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