9/7、鳥取大学の中野先生が来阪され
NPO法人「ITステーション市民と建設」の方と
大阪市内の小学校を視察されるということで
同道させてもらいました。
先ず味原小学校に行きました。
今年ポット苗で修復した芝生を視察し
土壌サンプルを採集されました。
この学校は大阪市の調査でヒアリングにお伺いしたのですが
校長先生、教頭先生はじめ地域の方も
熱心に芝生化をサポートされていらっしゃいます。
この夏の間に見事に回復しました。
味原小学校での調査です。
土壌サンプルを採取され根の状態などを分析されるそうです。



ペットボトルの散水用具です。
ボトルのキャップを散水キャップ(市販されているそうです)に変えて、子どもたちが散水できるようにしています。
(芝生の散水ではなく草花用だそうですが、
ポット苗の散水には利用したそうです)

散水用の簡易タイマーです。

次に鶴町小学校に行きました。
ここは中庭部分を昨年ポット苗で芝生化したのですが
日当たりの条件が予想以上に厳しく
芝生化が完成できませんでした。
今年6月にポット苗を追加し、肥料と水やりを
徹底して行い、何とか芝生が出来上がったような状態になりました。
この日中野先生が冬芝の種を持ってこられ、
残っていた子どもたちと一緒になってオーバーシードを行いました。先生のお話しでは
「少し温度が高いかもしれないが
水管理をきちっとすれば出来るのでは」ということです。
鶴町小学校で子どもたちと冬芝(ペレニアルライグラス)の種を蒔いているところです。

運動場側にポット苗で作ったナーセリー部分です。
かなりランナーが伸びてきています。

3校目に今年ポット苗で芝生化をしている
南港光小学校に行来ました。
ここは生育状態が予想より遅く
十分に芝生が出来上がっていません。
中野先生のお話では
ポット苗を植え付けた初期の段階で、
不陸によって水はけの悪い部分の生育が遅れたことが
原因ではないかとのことです。
施肥の量も少し少なく、夏の暑い時期に
十分に生育できなかったようです。
今年のポット苗での芝生化でわかったことは
施肥と水管理が学校にお任せでは
かなり難しいかもしれないということです。
かなり頻繁に状態を見ながら判断していく必要がありそうです。
南港光小学校の視察の様子です。

19時過ぎに4校目の深江小学校に行って
芝生の状態を視察しましたが
照明の下でサンプルを採集することも出来ず、
校長先生とお話して終了しました。
posted by shibafu-staff at 23:23| 大阪

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芝生調査
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