8/24、大阪市教育委員会からの委託調査のヒアリングで
苅田南小学校にって来ました。
ここは今世界陸上が行われている
長居競技場の芝生を移設して中庭を芝生化した学校です。
6月にオープンしてから”子どもたち”が
高学年と低学年が優先的に使える日を交互に設定し、
裸足で遊ぶようにしている等
色々使い方のルールを決めているそうです。
教頭先生のお話しでは
土のグランドや以前の中庭では見られなかった
組体操やカゴメカゴメなどの
スキンシップ系の遊びが見られるようになったとのことです。
また、管理作業員さんが芝生の管理に
積極的に参加してくださり、
縁台をこしらえて中庭に置いたり、
エントランス部分にフットライトを設置され
夕方の風景を楽しんでおられます。
また、猫のフンがよく見られる様になって、
猫よけの音波装置を探してこられ、効果をあげているそうです。
猫のフンが見られる原因は、目砂に砂場の砂を
利用したせいでしょう。
砂場には猫のフンが多かったそうです。
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「芝生化すると猫がフンをしにくる」と
ご心配される方がいらっしゃるようですが
「芝生にしたから猫がフンをしにくる」ことは
芝生スピリットの経験上、ありません。
猫がフンをしにきたケースは
「猫が糞尿をした砂場の砂」を目砂に使用したためや
「元からあった土の上で糞尿をした臭いが残っていた」ために
猫が来たということがわかりました。
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全体の状況です。
ちょうど昨日刈り込みを行ったそうです。


土の部分に草花を育てた後のプランターの土を敷き並べています。
ここまでティフトンのランがー延びてくることを想定しています。

エントランス部のフットライトと猫よけ装置です。

猫よけの音波発生装置です。
ホームセンターで購入されたそうで1万2千円程度だそうです。
かなり効果が上がって猫の糞は殆んど見られなくなったそうです。

フットライトです。
日が沈むとかなり幻想的な風景になるそうです。

管理作業員さんが作ってくださった縁台です。
子どもたちに評判が良いそうで
2学期には子ども達にも作ってもらう予定だそうです。

運動場隅に作ったナーセリー部分です。
ここはティフトンの芝生を置いただけです。

猫のフンのトラブルはありますが
・子ども達が身体を使って遊んでいること
・子ども達が遊びのルールを自分で考えて実行していること
・大人がトラブルに対して工夫を凝らして下さったことに
子どもへの暖かい目を感じられること
・子どもだけでなく大人も縁台を作ったりライトを設置して
緑の場を楽しんでいらっしゃること
いずれも芝生スピリットが
「芝生を手段としてこうなって欲しい」と
ずっと願ってきたことがここに出来つつあるようで
本当に嬉しくなりました。
更にここで地域の方々の縁が繋がるようになればいいなと
願っています。
posted by shibafu-staff at 14:15| 大阪

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苅田南小学校
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