水責めは拷問 米CIA次期長官
2009/02/06 10:24更新
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【ワシントン=有元隆志】米中央情報局(CIA)の次期長官に指名されたレオン・パネッタ元大統領首席補佐官は5日、承認のための上院情報特別委員会公聴会で証言し、ブッシュ政権下で容認されたテロ容疑者に対する「水責め」の尋問方法について「拷問であり、間違っている」と批判し、認めない考えを強調した。
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記事本文の続き 「水責め」などの過酷な尋問に関与したCIA要員の処遇については、ブッシュ前政権の指示に従っただけとして、訴追すべきでないとの考えを示した。
また、パネッタ氏は、国際テロ組織アルカーイダがアフガニスタンとパキスタンの国境沿いに「安全な隠れ家」を再び築いたとの見方を示すとともに、「彼らはもう一度米国を攻撃したいと思っている」と述べ、警戒感を表明した。
オバマ大統領は就任後、キューバ・グアンタナモ米海軍基地内にあるテロ容疑者収容施設を閉鎖し、「水責め」など過酷な尋問方法を禁止する大統領令を出している。
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