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2009年3月2日(月) 19:20 |
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造山古墳周辺部の発掘調査始まる
全国で4番目の規模となる岡山市の「造山古墳」で周囲に濠があったかどうかを確認する発掘調査が始まりました。謎の多い造山古墳に初めて発掘調査のメスが入ることになります。
初めて周辺部の発掘調査が行われる岡山市新庄下の前方後円墳造山古墳です。 全長およそ360mと全国4番目の大きさを誇り、天皇陵など立ち入ることができないものを除けば調査可能な全国最大の古墳です。調査をするのは岡山大学の新納教授らの研究チームです。 新納教授のチームはこれまで3年をかけて造山古墳の測量を行い誤差2cmという造山古墳の正確な姿をコンピュータグラフィックで描き出しています。 今回行われる周辺の発掘調査は深さ2mほど掘り進めて発掘した土を調べることで周濠つまり濠の存在を確認することが1番の目的です。濠があったかどうかで古墳の位置づけが大きく変わってくるといいます。
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