新！私は謎の古本屋さん

ここ数日間、かなりの寒さです。

久しぶりに仕事で出かけましたが、

前もって出先の場所へのバスを確認していたのに、

まったく違うバスに乗ってしまって、

迷子になりました。

「●●会社の、

●●行きのバスに乗ったら、

ここのすぐ前のバス停に止まりますから」

と聞いていたから、

何も思わずにバスに乗っていたら、

どんどん行くべき場所から離れていっているのを感じ、

アセってバスから降りました。

実際は●●行きのバスでも、

違うところへ行っちゃう路線バスもあったんですよね。

前もって、電話で確認までしたのに、

何にもならんかった・・。

ああ・・・ため息しか出ない。

本来、降りるべき場所から、

かなり離れてしまって、

プリントアウトして念のため持っていた地図は

かなり大雑把なもんで、

どうしたらエエのか、途方にくれた・・。

遭難にした時の鉄則は、

むやみに動かず、

救助要請をして、

その場でじっと助けが来るのを待つことである。

と思って、

こうこう、こうで迷子になっているから、

迎えに来てくれぇと

知り合いに電話したら・・・・。

華麗にスルーされました・・・

困っている人がいたら、

助けてあげましょう。

道を聞かれたら、わかりやすく教えてあげましょう。

子どもの頃、道徳で習いませんでしたか？？

悲しい・・と思いつつ、

仕方がないので、ヘレヘレしながら、

どんどん歩いて行きました。

途中であったブッ●オフの店員さんに、

道を尋ねたら親切に教えて下さいました。

もしかしたら、

心配して途中まででも様子を見に来てくれてないかしら？

と、心の隅で思っていたんですが・・・。

ああ・・どうでもエエんですね、

私が遭難していても・・・。

心の中に冷たい風が吹きました。

外の気温よりも、ずっと寒い風です。

その昔、三浦綾子の「氷点」で、

傷ついた、主人公が「遺書」に、

私の心は凍ってしまいました、

と書いておりましたが、

その気持ちがよく理解出来ました。

こういう感情が「氷点」なんだと・・。

前もって電話して聞いたことを

そのまま鵜呑みで信じた自分がバカでした。

信じる人は、

凍えて死んでしまいます。

まだまだ、自分は甘かった。

そのことを、認識した1日でした。

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