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社会
羊蹄山で雪崩、1人骨折(03/02 17:45、03/03 00:11更新)【喜茂別】二日午後零時十分ごろ、後志管内喜茂別町の羊蹄山(一、八九八メートル)をスキー登山中の男性から「雪崩に遭い、一人が骨折した」と110番通報があった。倶知安署によれば、一行は男性四人で、函館市中道二、会社員大柴博さん(46)が右ひざ付近を骨折、他の三人にけがはないという。四人は標高約一、一五〇メートル付近でビバークしていたが、道警の救助隊が同日午後七時二十分ごろ四人を発見し、合流した。 大柴さんはやや体力を消耗しているが、命に別条はなく、他の三人も元気だという。三日朝に下山する予定。 同署によると、一行は南東斜面の標高一、二五〇メートル付近で雪崩に巻き込まれたとみられ、自力で約百メートル下ったが断念、雪洞を掘りビバークしていた。救助隊七人が簡易テントを二張設営、大柴さんは動けないため救助隊員三人が付き添って雪洞で夜を明かすという。 大柴さん以外の三人は札幌市の二人と同管内ニセコ町の一人。四人は山仲間で羊蹄山でスキー登山の経験もあり、この日は午前八時半ごろ、同管内京極町の登山口から入山したという。事故当時、喜茂別町を含む羊蹄山麓(さんろく)地域に雪崩の警報や注意報は出ていなかったが、一日夜から断続的に降雪があった。
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