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Tバックは永遠に…飯島愛さん2200人が涙の参列

2008年12月 肺炎のため36歳で死去

 昨年12月に東京・渋谷の自宅マンションで肺炎のために亡くなった元タレント、飯島愛さん(享年36)の「お別れの会」が1日、東京プリンスホテルで行われ、関係者700人、一般人1500人が参列した。発起人を務めた芸能界の仲間たちが読んだ弔辞では、誰にでもやさしく接した飯島さんの温かい人柄のほか、AV女優から転身し、お茶の間の人気者にのし上がった努力家としての顔も明かされた。

 「愛ちゃんの『どうしてなの?』『なんで?』という声が毎日聞こえます」

 悲痛な面持ちで最初に弔辞を読んだのは、所属事務所・ワタナベエンターテインメントの先輩で公私にわたり仲が良かった中山秀征(41)。

 飯島さんが、亡くなる約1カ月前に「体、気をつけてね」と気遣う連絡をくれたこと、飯島さんの両親が自身の舞台に来てくれたことなどを明かし、「小さいころの写真も見せてもらいました。どれだけ大事に育てられたか、わかります」と涙声で遺影に語りかけた。

 そして、「美人薄命とは言いますけど、あなたは日本のモンローですよ。いつまでもしゃべっていると、“秀ちゃん、なげーよ”って聞こえてきます。よくがんばりました。ありがとう、愛ちゃん。また会おう」と別れを告げ、唇をかみしめた。

 同じく事務所の先輩だったホンジャマカ・恵俊彰(44)は「僕の携帯には今も飯島の電話番号とアドレスを登録しています」と語り、「これからも話そうと思います。相談したいこと、世の中のこと。飯島、玉置浩二さんと石原真理子さん、結婚したんだよ!」と報告。

 飯島さんに“ノースリーブで寒くないの、デブ”“食べるの抑えたほうがいいよ、デブ”と、気遣ってもらっていたという相方の石塚英彦(47)は「デブっていう言葉、愛ちゃんに言われるのがうれしかった」と感謝した。

 飯島さんがTバックを武器にセクシータレントとしてブレークしたころから「こいつ、すごいやる気あるな」と感心していたという島田紳助(52)は、飯島さんに「芸能界に長くいるために、イメージチェンジしよう。勉強しよう」と進言した思い出を披露。「大学ノートを開けたら、びっしり勉強していた。野々村真は何も書いてませんでした」と、毒舌を交えて努力家ぶりをたたえた。

 また、番組内のやりとりで、飯島さんのきつい突っ込みに、ある共演者が、AV女優だった過去に触れずに「Tバック上がりが!」と応戦した際、飯島さんが「友情感じるよ」と、感謝していた話も明かした。

 TBS系「中居正広の金曜日のスマたちへ」で共演した大竹しのぶ(51)は「お別れするけど、大丈夫だよ。ずーっと、ずーっと思っているから」、飯島さんに愛称の“ケロンパ”で慕われていた、うつみ宮土理(65)は「よく生き抜いて。やったね、愛ちゃん。またね」と別れを告げた。

 テレビ東京系「クイズ赤恥青恥」で共演した古舘伊知郎(54)は祭壇に飾られた色とりどりの花にちなんで、「あなたは華のある方。パーッといって、おしゃれです。立派に生き抜いたんだと思う」とたたえた。

 式典後に報道陣の取材に応じた紳助は、飯島さんが“Tバック上がり”という発言に感謝していたというエピソードについて、「(AV出演の)過去に恐れていたんでしょうね。本人にとっては大きな悩みだったと思う」と、繊細だった“妹分”の心中を察した。

 飯島さんが芸能界を引退する直前まで出演していたTBS系「サンデージャポン」の生放送後、会場に駆けつけたテリー伊藤(59)は「決意を持って新しい仕事をしようとしていたのにもったいないと思う。何やってんだ、って感じだね」と、涙をこらえながら話した。

 「彼女を英雄視してほしくない。カッコ悪い死に方ですよ。ちゃんと生きるのがよっぽどカッコいい」と独特の辛口で、早過ぎる別れを惜しんだ。

【弔問に訪れた主な著名人】

 志村けん、出川哲朗、ピーコ、イジリー岡田、青木さやか、神田うの、キャイーンのウド鈴木、SMAPの中居正広と草なぎ剛、島崎和歌子、テリー伊藤、島田紳助、中山秀征、徳光和夫、うつみ宮土理、高見恭子、ホンジャマカの恵俊彰と石塚英彦、ロンドンブーツ1号2号の田村亮、ネプチューンの原田泰造と名倉潤と堀内健、ダチョウ倶楽部の上島竜兵と肥後克広、古舘伊知郎、加賀まりこ、高木美保、大竹しのぶ(順不同)

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ZAKZAK 2009/03/02

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