最新記事リスト
目的の記事をダイレクトに探す場合は本ページ右上のRJQ.JPサイト内検索をご利用ください。
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
|
2009年2月27日記載 |
|
UQ WiMAXは一日も早くカーナビ端末への搭載を目指せ |
 |
|
26日、UQ WiMAXの試験サービスが開始された。6月末までは無料で利用できる。サービス提供エリアを確認したところ、現在住んでいる場所もエリア内だから利用できる環境だ
。
私の場合、ノートPCを外部に持ち出すときは長距離移動や出張など遠方に出かけるときに限られ、首都圏限定移動の場合は特別な理由がない限りノートPCを持ち出すようなことはまずない。自宅に帰ればいつでもインターネット接続できるのにわざわざ近くに出かけるためだけにノートPCを持ち出す必要性を全く感じないからだ。そういう観点からすれば今すぐUQ
WiMAXを利用したいという場面は見当たらない。
WiMAXの最大の利点は高速移動中でも安定した高速通信が可能という点である。高速移動中でもインターネット接続をしたいという場面を想像すると、カーライフでのインターネット回線環境が思い浮かぶ。つまりカーナビ端末へのインターネット常時接続環境の実現こそ、本当の価値を見出すことができるわけだ。
これまで単なる道案内とするカーナビは不要と断絶してきた私だが、カーナビがインターネット常時接続端末になるなら話は別だ。様々なサービス展開が可能となる
だろう。
まず思い浮かぶのが地図データのリアルタイムアップデート。そして地図上に表示される店舗の詳細情報から駐車場空き情報などの地域属性情報をリアルタイムに反映させることも可能となる。車の中から行きたいお店をインターネット経由で予約し、お店に着いたらすぐに目的の品物を手にすることだってできるようになる。
もちろん従来のドライバーが求める渋滞情報や交通規制といった詳細情報もリアルタイムでディープなサービス展開も可能だ。期待は膨らむ。
かねてからカーナビがインターネット接続端末になるまで買わないと宣言していたが、あと数年すればカーライフでの高速ブロードバンド回線が手に入るのは確実な状況である。カーライフこそ最大なるWiMAXの利用用途といえるだろう。
当面はサービス提供範囲はPC対象限定である。PC限定の現状では残念ながら公衆無線LANとの差別化は難しい。しかしカーナビがインターネット端末化すると一気に夢が広がる。UQコミュニケーションズは計画より可能な限り前倒ししてサービス提供エリア拡大を目指すとしている。サービスエリアの拡大がカーナビ搭載の前提条件だから是非KDDIにはがんばってもらいたい。今後のサービス拡大戦略に期待しよう。 |
|