最新記事リスト
目的の記事をダイレクトに探す場合は本ページ右上のRJQ.JPサイト内検索をご利用ください。
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
|
2009年2月28日記載 |
|
増え続ける会員カード、集約にはケータイパワーが必要 |
|
顧客の囲い込み戦略のうち、最もなじみの深いものといえば会員カードがある。会員になると様々な特典として後日買物が可能となるポイント制度が一般的だ。中にはクレジット機能と連携させて単なる現金カードタイプよりもポイントを優遇する制度を導入しているものまである。
気づけば財布などの携帯品に会員カードで埋もれている人も多いのではないだろうか。何も会員カードばかりではない。病院の診察券から運転免許証、健康保険証まで種類を問わなければ同じサイズのカードが手元にどっさり増えている。
最近は、電車の乗車で利用するSuica(JR東日本)やPasmo(関東私鉄、都営地下鉄)からプリペイド式現金カードであるEdyやnanacoなど、おオサフケータイによって集約できるようになったが、単なる会員証ともなるとカードという物理媒体がまだまだ個別に必要になるのが現状だ。
なんとかして削減できないのかと思うが、そこで利用できそうなのがケータイだ。最近のケータイは非接触技術であるFelica搭載が一般的となった。もっとケータイを利用して会員カード情報を取り込めないものなのか。統一する規格化することで解決できるはずだ。
先日の報道によれば、一部の企業が発行するポイントカードをケータイアプリ機能を使って統一しようとする動きがはじまった。運転免許証や健康保険証はセキュリティ上統一は避ける必要があるが、会員証に類するものはケータイ電話ひとつに集約することは技術的には可能である。いまや誰でも携帯するケータイにどんどんこうしたソフト情報統一を目指してもらいたい。ケータイなら万が一紛失しても安全に会員証を再発行することも可能である。これからの動向を見守りたい。 |
|