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日本売り止まらず!円安進行、1ドル=100円も

 円売りが止まらない。26日のロンドン市場では3カ月半ぶりに98円台をつけた。GDPの急速な落ち込みや政局混迷を背景にした「日本売り」の様相だが、この先どうなるのか。

 大和総研の亀岡裕次氏は「日本の景気悪化が為替相場に織り込まれていなかった反動で円が急落した。目先は100円を目指す展開」と話す。

 もっとも、このまま一本調子で円安が進むというわけではなさそうだ。

「このところの為替相場は、主要通貨の“不美人投票”の様相を呈しています。最初は経済危機からドルが売られ、次に東欧の不良債権問題でユーロが売られた。その後、GDPの急激な落ち込みや中川辞任問題で円が売られるといった展開になっている。問題はこの先、ドルを買えるような状況が続かないこと。米金融機関の国有化問題、ビッグスリー救済問題を抱え、不安材料が山積している。1ドル=100円まではいくでしょうが、その先も一方的に円が売られ続ける展開にはならないでしょう」(東海東京証券チーフエコノミストの斎藤満氏)

 どうにも先の読めない展開が続きそうだが、市場では「円安が輸出拡大につながるとの見方が強まらない」(GCIキャピタルの山岡和雅氏)との懸念が強い。輸出しようにも世界的に買い手がいないからだ。一時的な円安傾向が続こうが、輸出減に歯止めはかかりそうにない。

(日刊ゲンダイ2009年2月27日掲載)


関連ワード:
景気  GDP  不良債権  ユーロ  エコ  
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