こども病院「土地購入契約は“暴挙”」
こども病院「土地購入契約は“暴挙”」 03/02 12:25

福岡市がこども病院の人工島移転計画で用地購入契約を結んだことに対し、弁護士グループもきょう、吉田市長宛てに抗議しました。

弁護士グループや患者の親などでつくる「人工島移転撤回を求める市民会議」はきょう午前、福岡市役所を訪れ、吉田市長あてに抗議文と公開質問状を提出しました。

福岡市は先週、第3セクターの博多港開発から、こども病院が移転する人工島の用地を44億円あまりで購入する契約を結びました。

市民会議は「市民の声を無視し、行政の説明責任を放棄した暴挙で、絶対に許すことができない」と厳しく批判し、契約の撤回を求めました。

こども病院の人工島移転には福岡市内の多くの専門医や患者の親たちが反対していて、きのうも移転撤回を求めるデモが行われています。