宇佐市長選違反取締本部の看板を掛ける宇佐署刑事課の藤本知能組織犯罪係長=2日午前、宇佐署
四月に豊後高田、宇佐両市の市長選、竹田、豊後大野、佐伯各市の市長・市議選が行われるのを前に、県内の五警察署は二日午前、選挙違反取締本部を一斉に設置した。ことしは市町村合併から四年が経過し、首長や議員が任期満了を迎える自治体が多く“ミニ統一地方選”の様相を呈している。これまでに現職しか立候補表明していない豊後高田市長選を除けば、各市で激戦が予想されており、各署は「厳しい姿勢で取り締まりに臨む」としている。
いずれの選挙も四月五日告示、同十二日投票の日程で実施される。
宇佐署では、任期満了に伴う宇佐市長選の違反取締本部を設置。午前十時、衛藤浩二副署長の立ち会いで、藤本努刑事課知能組織犯罪係長が玄関に看板を掲げた。
同市長選には、今のところ三人が出馬を予定し、既に激しいつばぜり合いを演じている。取締本部は大塚正雄署長をトップに、全署員(七十二人)態勢で、買収や供応、地位利用などに目を光らせる。「違反は許さないという姿勢で、公正に厳しく取り締まる」としている。
県内ではことし、一月の臼杵市長選・市議補選、二月の大分市議選を含め、八市が市長選、六市が市議選(補選含む)を実施。うち五市は市長・市議のダブル選挙となる。
四年前の二〇〇五年には、編入または新設による合併で、十一の新市が誕生した。市長選は編入合併ではなく、新設合併した自治体で市長が任期満了を迎える際に実施。市議選は新設合併し、合併直後の選挙で定数特例を適用した自治体が主に予定している。
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