女性だけでなく男性も、あの養老孟司先生も、藤原ヒロシさんも、もうメロメロ。お相手は猫。その魅力を動物行動学で分析したり、カルチャーとして考察してみたり。『ブルータス』最新号は猫特集です。大人気の「まこ」のほぼ実物大シール、BOOK IN BOOK 『猫キャラBOOK』も付いています。中身をチラッと見るのはこちら。(09/03/01)
『ブルータス』最新号(658号、3月2日発売)P.34〜の「東京猫図鑑」。スコティッシュフィールド、エジプシャンマウ、バーミーズ、ロシアンブルー、アビシニアンなど東京に暮らす多種多様の猫たちの図鑑です。本誌では紹介しなかった猫たちもBRUTUS Web に登場。愛くるしいその姿はこちら。(09/03/01)
ブログや写真集で大人気の「まこ」。日光江戸村のスター猫「ニャンまげ」も「まこ」に会いたいということで実現した「ニャンまげ、まこに会いにいく。」。担当編集・芝崎がそこで見たものは……。(09/03/01)
ずっと犬派で猫は未知の領域だったという担当編集・山口。養老孟司先生のところの「まる」やガッツ石松さんちの「パンダ」ちゃんの仕草や表情に悶絶したといいます。その編集後記は『FROM EDITORS』で。(09/03/01)
『ブルータス』西田編集長おすすめの湯島お散歩コース with 猫。湯島天神を抜けて女坂を下ると、いつもそこで眠っている、ミルクティー色のでぶ猫。その名は……。続きはこちらで。(09/03/01)
日本各地のおみやげものを紹介する巻末の人気コーナー『みやげもん』がBRUTUS Webで読める! バックナンバーのアーカイブも完備しました。本日upは紅白一対の四角いみやげもん、大分県は別府の「福獅子」。(09/03/01)
ホテル・クラスカにて『みやげもん展』開催中です。連載で紹介した物以外の蔵出しもたくさんあります。会場では鳥取の「ぬけ」や長崎の「長崎凧」など「みやげもん展のみやげもん」も買えますよ。(09/03/01)
高さ8cm、横幅14cmあまりのかわいい特製ラジオを読者1,000名さまにプレゼント! これに『ブルータス』最新号BOOK IN BOOK今聴くべきラジオ番組ガイド『60 Great Radio Shows Reviewed』があれば、最強です。応募はこちら。(09/02/15)
22冊分でもう1冊、年間23冊がお手もとに。特別定価の特大号との差額はサービス。もちろん、送料無料でお届けします。
656号「みんなで農業」特集、P.081にて原稿の誤りがありました。 コラム「米もジャケ買い? パッケージのデザインは売り上げを伸ばすか?」内本文下段右から7行目『コシヒカリ』はではなく、『ひとめぼれ』が正しいブランド名になります。 お詫びして訂正いたします。
No.658 CONTENTS features
regulars
こんな感じにパソコンやi-Podにいかがでしょうか。付録の「まこ」のほぼ実物大顔面シールとちびシール。よーく見ると「ニャンまげ」シールも混じっています。
付録は「まこ」の実物大顔面シール。 あ、でも、ほぼ実物大ということで。
今号の表紙に登場してくれた猫の名前は「まこ」。ブログや写真集(ともにタイトルは『まこという不思議顔の猫』)で大人気の雌猫、6歳です。この憂いのある切ない眼差しにやられてしまった人も少なくないと思います。実は飼い主さんは以前ブルータスのレイアウトデザインチームの一員だった方で、その縁もあって「まこ」は快く特集に参加してくれました。今回、日光江戸村のスター猫キャラ「ニャンまげ」も「まこ」に会いたいと言うことになり、コラボすることに。初めて「ニャンまげ」を見た「まこ」は、あの眼差しでジーっと見つめていましたが、「ニャンまげ」が動くとビックリして飛んで逃げました。が、時間がたつうちに「ニャンまげさんは仲間だ」とわかってくれたのか、最後はとても仲良しになってじゃれ合っていました。その様子は<特別付録1>の「猫キャラBOOK」で紹介されています。 さて<特別付録1>があるなら<2>もあります。今回はそんな不思議顔の猫「まこ」のシールが付いています。それも実物大「まこ」。撮影時、「まこ」の顔の大きさをメジャーで測り、それに合わせてデザインしました。出来上がったシールを飼い主の方にお見せすると「ちょっと大きいのですが」とのご指摘。測定時にふわふわだったので、誤差が出てしまったのだと反省。で今回、付録になっているのは実物よりやや大きめの「まこ」の顔面シール。ほぼ実物大ということでご勘弁を。ほんとは、もっと小顔のキューティガールなのに、ごめんね「まこ」。携帯電話にも貼れる小さい顔面シールや全身シールも付いています。
●芝崎信明(本誌担当編集)
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ガッツさんにいただいたサインの横には「OK牧場」の文字。スタッフ全員がプレゼントされた「ガッツライター」にも、もちろん「OK牧場」。そして、原稿チェックの際には「内容はとてもOK牧場です」と、シビれるお言葉をいただきました。
養老先生もガッツ石松さんも、 猫がいればOK牧場!?
生まれてから30数年、ずっと犬派の自分にとって、猫は未知の領域でした。触れたり抱いたり、今までほとんど経験がなかったのです。実は猫と相性が悪かったりして。そんな懸念は、猫とのファーストコンタクトで一瞬に吹き飛びました。愛猫家で有名な養老孟司先生の取材で鎌倉のご自宅へ向かうと、玄関前にちょこんと座り、日なたぼっこをする「まる」の姿。か、かわいい……。垂れ耳と真ん丸な輪郭&目が特徴的なスコティッシュフォールドのまるに、一瞬で心を奪われました。取材中、四肢を伸ばしたうつぶせ状態で、机の真ん中にどんと居座る。そして、ふいに頭を上げると、スタスタと歩き出し、前足で扉を開けて外へ。「開けるだけで閉めやしないんだから」。そう語る養老先生の優しい微笑み、そして先生とまるの心地よい距離感が素敵でした。さらり「スコティッシュフォールド」と書きましたが、今回の特集の取材で、実にさまざまな猫種が存在することを知った次第。本誌には珍しい猫種も数多く登場しますので、その愛らしい姿をぜひ堪能してください。取材スタッフは、刻々と変わる猫の仕草や表情に「こりゃタマらん」と悶絶の連続でした。 取材を通して、飼い主の皆さん、愛猫についてとても嬉しそうに話すのが印象に残っています。特集の最後を飾るガッツ石松さんも、取材中ずっと満面の笑み。その色合いから「パンダ」と名付けた愛猫とのエピソードを、時に得意のダジャレを交えつつ披露してくれました。ガッツさんとパンちゃんのツーショット、迫力の写真で掲載しています。そして、ページタイトルの文字も本人直筆ですので、お見逃しなく。なにより、「猫にとっての人間の存在意義」に対して、養老先生とガッツさんが同じ結論に達しているというサプライズ(?)もありますので、ぜひぜひご一読ください。
●山口淳(本誌担当編集)
特別付録の「猫キャラブック」ついてます。にゃんまげと、不思議顔の「まこ」の心の交流も描かれます。湯島に行けない日には、かわりにこの小冊子をなぜるのです。
湯島界隈、春の散歩のご案内。 田舎そば+コーヒー、そして、ゆしたろう。
東京、湯島の「古式蕎麦」をご存じですか? 真っ黒な田舎そばを、大根の絞り汁と生醤油に絡めて食べる、古式もりそばが名物。小さめのエビ天が別盛りになった、天ざるもおすすめ。女将の愛想の良さも気持ちよくて、本郷界隈に行くと必ず立ち寄ります。その後は、湯島天神前の古くからの喫茶店「がまぐちや」で、珈琲を1杯。準備は完了。 天神様を抜けて梅の木を横目に女坂を下ると、最高の日差しを選んで、彼はいつもそこで眠っています。 ミルクティー色の、でぶ猫。 頭をなでると、面倒くさそうに仰向けになります。ごろり。たぷたぷのお腹にぷにぷにの肉球。ごしごしなぜる。無我夢中になぜる。頭が真っ白になって、猫と宇宙に向かいます。 ……。 猫のかわいさはでぶ猫にこそ宿る、と思うのです。猫の魅力のひとつである“ふてぶてしさ”も増幅するし、猫は元来、俊敏なはずなのに、太りすぎて動きがにぶいのも、たまらない。だって、なぜ放題ですから、でぶ猫。されるがまま。 満足するまでなぜたら(僕が満足するまでです)、何食わぬ顔で編集部に戻ります。その日は1日、機嫌よく仕事します。そういう場所を、誰もがひとつ持っているといいですね。 湯島は梅が咲き始めました。女坂の下で、でぶ猫をみかけたら、お腹をなぜてやってください。 湯島のでぶ猫、名前は「ゆしたろう」と言います。 僕が勝手につけました。
●西田善太(ブルータス編集長)
【1番上の段/左から】 ■ベンガル ■エジプシャンマウ ■ロシアンブルー ■アビシニアン ■アビシニアン 【2段目/左から】 ■バーミーズ ■カラカル ■カナダオオヤマネコ ■スフィンクス ■ノルウェイジャンフォレストキャット 【3段目/左から】 ■ノルウェイジャンフォレストキャット ■ターキッシュアンゴラ ■アメリカンカール ■アメリカンカール ■シンガプーラ 【4段目/左から】 ■コーニッシュレックス ■コーニッシュレックス ■スコティッシュフィールド ■タイ ■ラパーマ
NEXT ISSUE : No.659 | 3月16日 発売