ベタすぎる
今日の夕方、
市内のホームセンターに買い物に行った。
そこは駐車場が比較的広いのだが、日曜日だけあって車が多かった。
僕も店の入口から離れた駐車スペースに車をとめて、
店に向かって歩き出した。
そのときである。
店の入口の前に
ピカピカの黒色のドイツの高級外車がデデーン!と止まったのだ。
窓ガラスも真っ黒なスモークが貼ってあり、中は見えない。
ナンバーは この地区ではなかった。
そして
ドアが開いて、降りてきたのは……、
白の縦縞の上下のスーツにサングラス、
白い革靴、
仏さま的パーマ、
ちょびヒゲの
まるで
「鼠先輩」
のようなオッサンだった…。
上から下までベタすぎる…。
なので
正直、笑いそうになる。
そして、
鼠先輩は
キョロキョロ周囲に鋭い視線を投げつけながら
そのまま店内へ。
ワタシの数歩先を歩く鼠先輩。
カー用品売り場をウロウロしている。
でも
やがてワタシは
この鼠先輩が
許せなくなっていた。
なぜなら
鼠先輩は
店の入口の前に、高級外車をエンジンをかけたままの状態で止めたまま
買い物をしてやがるからだ。
何の職業かは分からんが、もしも見た目通りなら
ベタすぎる。
店の入口の前に高級外車をエンジンかけっぱなしで買い物をし続けて、
「俺はそれが許される」
と思ってる
そのベタすぎる「感覚」が許せない。
俺は思わず
鼠先輩に背後から近づき……
「おい、車は駐車スペースにとめろや!ボケ(+_+)」
と
ココロの中で、叫んだ…。
うーむ、
言えない
そんな自分も
ベタすぎる(苦笑)。
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