１２月４日（火）、中央大学学術連盟商学会（学生サークル）の主催により、野村総合研究所の上席エコノミストである植草一秀氏の講演会が行われました。多数の著書や論文を発表し、雑誌連載やテレビのコメンテーターでも有名な植草一秀氏による講演会とあって、会場は多くの学生で溢れていました。

「日本経済の長期不況の根因を探る！」〜日本経済再浮上の条件〜をテーマに進められた講演会では、まず日本経済の構造分析をはじめとして、不況の原因や問題点、今後の課題などが語られました。またグラフやデータなどを詳細にまとめた冊子が学生に配布され、難解な日本経済の問題が分かりやすく理解できるよう配慮されていました。

植草氏は数々のエコノミストランキングで第１位に選ばれたこともあるほどで、学生からの人気や関心も非常に高く、ビジネスに興味をもつ学生たちの尊敬と憧れを集めていました。